作者 : 泉光
図書館の大魔術師(8)図書館の大魔術師(8)
アフツァックに突如現れた巨大な精霊。 しかもこの精霊、強制的に人の支配下に置くことができる、 現代では存在すら許されていない呪具「使役の輪」が装着されていた。 巨大精霊に無闇に危害を加えれば宗教問題に発展する可能性もあり 中央図書館はどう対処するか、決めあぐねていた。 しかしその間、未知の巨大精霊を前に街は大混乱に…。
図書館の大魔術師(7)図書館の大魔術師(7)
街では『マリガド』という小説が話題になっていた。 青年・マリガドが権力階級を片っ端から切り殺していくという内容で その痛快さに若者を中心として一大ブームとなっていた。 しかしその残虐な表現からマリガド否定派が出版停止を求め、中央図書館が審議をすることとなった。 この件が世間に騒がれていることでシオ達見習いは多くの悲劇を生んだ『黒の書』と対峙することに──。
図書館の大魔術師(1)図書館の大魔術師(1)
アムンという小さな村に暮らす耳長の少年は本が大好きであったが、耳長で貧乏だった為、村の図書館を使うことができなかった。そんな少年は差別が存在しない本の都・アフツァックに行くことを夢見る。ある日、少年は憧れのアフツァックの図書館で働く司書(カフナ)と出会う。この司書との出会いが、少年の運命を大きく変えることに──。孤独な少年が未来を切り拓く、異世界ビブリオファンタジー堂々開幕!!
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