作者 : 盛田賢司
中学浪人、半端もんの自伝的青春譜、完結! 半端な時代の青春は、そして今の俺はどこへ行き着く? 注目の第3集! 桃田辰樹、45歳。漫画家。 すっかり心の距離ができてしまった15歳の息子を通して、俺は1982年、15歳「当時」の自分を思い出し始めた。 冷えきった関係だった息子と、会話を通して少しずつ関係を修復しはじめた辰樹。だが、あの時代を思い出すことには、果たしてどのような意味があるのか。中学浪人時代の記憶の、奥へ奥へと進んだその先には、何が待っているのかーー。 【編集担当からのおすすめ情報】 作者の盛田賢司氏自らの実体験をベースに描かれた半自伝的青春譜、ついに完結となる第3集では、盛田氏の最もビビッドな青春のエッセンスと80年代地方都市の情景が混ざりあう、渾身の完成度となっております。 かつて描いた中学浪人時代を「もう一度描きたかった」という情熱の行き着く先を是非ご覧下さい!
80年代、地方、傷だらけの青春。第2集! 桃田辰樹、45歳。漫画家。 すっかり心の距離ができてしまった15歳の息子を通して、俺は1982年、15歳「当時」の自分を思い出し始めた。 親、友人、先生、殴られた痛み、そして今は変わってしまった風景。 ハンパものだった「痛い」過去を思い出すことは、俺にとってどういう意味があるのだろうか。 その答えを探るために、物語は1982年の記憶のさらに奥へーー 【編集担当からのおすすめ情報】 作者の盛田賢司氏が自らの経験を元に描く、自伝的青春譜第2弾! 自らの長編デビュー作である『チューロウ』では描ききれなかった、生な時代の空気、感情を本気で詰め込んだ渾身作です。 なんとなく「大人」といわれるようになって久しい我々へ送る、2014年の「Re:青春物語」!!
▼第21話/任せとけよ▼第22話/打って出るっ!▼第23話/届かねぇ…▼第24話/冗談じゃねぇ▼第25話/自分を信じろ!▼第26話/やめらんねぇよ▼第27話/全身全霊で▼第28話/生まれて初めて▼第29話/見せてあげる!▼第30話/勘違いしてた▼第31話/どこまでも行くぜ!●主な登場人物/陸奥隼人(花蓮女学院高校1年。まわりが女子だらけでハーレム状態でモテるに違いないと信じ込み、元女子高である花蓮女学院に入学を決めた猪突猛進男)●あらすじ/なんとかスタートした花蓮女学院剣道部の初練習試合の相手は、なんと超強豪の鷹羽高校。実績もなく部員も少ない自分たちに、相手が本気を出すはずがないと推測する山田だったが、案に相違して鷹羽はレギュラーメンバーを3人も出してきた! だが、先鋒・隼人はためらうことなく前に進み…(第21話)。●本巻の特徴/先鋒・隼人と鷹羽期待の1年生・カルロスの試合がいよいよ開始! 負けたら廃部の覚悟を胸に、隼人は…!? 花蓮女学院高校男子剣道部・激動の最終巻!!●その他の登場人物/伊勢竜介(花蓮女学院高校2年。たったひとりの剣道部員。女の子に間違えられるほどの容姿)、山田榛名(花蓮女学院高校1年。中学時代、全国優勝の経験を持ちながら、剣道部入部は断り続けている)、霧島結衣・霧島小太郎(剣道部に入部することになった双子)、カルロス(鷹羽高校1年生。ブラジル人留学生)
▼第98話/江戸の空気だ…▼第99話/私の時代が…▼第100話/動けなかった…▼第101話/文学っ!?▼第102話/犬にでもくれてやらぁ!!▼第103話/誠の士道▼第104話/狐の子▼第105話/俺にまかせてくれ…▼第106話/お互い生きていたら…▼第107話/強くなってやる…▼最終話/まぶしい月明かり●主な登場人物/土方歳三(新選組副長。近藤勇を信じ、時には自ら進んで汚れ役となって近藤を支える)、近藤勇(新選組局長。天然理心流・四代目宗家。土方、沖田とは義兄弟の契りを交した間柄)、沖田総司(幼い頃より天然理心流を学んだ天才剣士。近藤の右腕となって新選組を支える)●あらすじ/長州征伐での将軍上洛を老中に促すため、江戸を目指していた近藤、永倉たち4人。船と駕籠を乗り継ぎ、久しぶりに江戸へ着いた近藤たちは、一足先に新隊士募集のため江戸入りしていた藤堂平助と再会。そこで平助が強く薦める人物を訪ねることになるが、目の前に現れたのは香を焚き込め、女のような格好をした伊東大蔵(甲子太郎)という男で…(第98話)。●本巻の特徴/江戸での新隊士募集で加入の決まった伊東甲子太郎が、新選組を未曾有の混乱へと導いていく。それに対し土方は…? 士道を心に抱く男たちの生き様を描いた青春物語、感動の最終巻!!●その他の登場人物/坂本龍馬(土佐藩を脱藩した浪士。日本を変えようと苦心する革命家)、山南敬助(新選組総長。文武両道に長け、芹沢鴨粛清以来、真の目的以外は剣を抜かないと心に誓う)、藤堂平助(新選組八番隊隊長。山南のためなら命を惜しまない)、斉藤一(新選組三番隊隊長。水戸・試衛館派いずれにも属さない剣士)、伊東甲子太郎(北辰一刀流の使い手。七人の門人を連れて新選組に入隊した野心家)