作者 : 石田あきら
無能扱い→実は最強の冒険者! 育ての父の教えを胸に、実の父ニールとの戦いに挑むナイン。ナインの『七星剣武』に追い詰められたニールはついに氷に覆われた本体の『邪竜王』を復活させた。「たとえ自分が敗れようとも、必ず『紅鷹』の仲間たちが倒してくれる!」確固たる信頼のもと、『紅鷹』よりひと足先に駆けつけたエヌとともに、ナインは9秒間だけ魔力を爆発的に引き上げる、ナインとエヌに特化した秘術『玖秒の王撃』で命懸けの戦闘を開始する!! 超速の異世界バトルファンタジー、身魂相打つ第10巻!!
無能扱い→実は最強の冒険者! ナインの思い、そして『紅鷹』全ての願いを込めてダリアが打ち込んだ『祖龍剛撃』が『邪竜王』の『竜剛』を貫いた! しかし、自身の滅亡を悟った『邪竜王』は各地に散らばらせた己の分体を集め、ダリアを道連れに空へ飛び去ってしまう。渾身の力を振り絞って必死にダリアを追うナインとエヌ! 最後の死闘が繰り広げられる星の彼方で、2人が辿る運命は──!? 『邪竜王』討伐から数年後を描いた特別長編番外編も収録。超速の異世界バトルファンタジー、感動の最終巻!!
無能扱い→実は最強の冒険者! ユージンとナオの結婚パレードが始まった! 招待されていたニール、その部下の中には密偵として潜り込んだピエロッタの姿も。幸せそうなユージンを見て感動しつつ、ピエロッタには大きな目的があった。それはヴァルムント教の神殿と下界をつなぐ『転移魔術陣』を見つけ出すこと。ナインたち『紅鷹』を人類の敵たる『邪竜王』ヴァルムントの元へ最短最速で届けるために。その機会が訪れたが、その瞬間、ニールの攻撃がピエロッタの心臓を貫き──!! 超速の異世界バトルファンタジー、激震の第9巻!!
無能扱い→実は最強の冒険者! “ウィドレクト”を討伐し、ヴァルムント教のあるルニヴーファ王国に招待された『紅鷹』とピエロッタ。そこで彼らが目にしたものは氷に閉ざされた『邪竜王』ヴァルムントの姿だった。内偵要員としてピエロッタを残し帰還した『紅鷹』の面々。ユージンは幼馴染・ナオとの結婚に備えて準備を整え、ナインに想いを伝える勇気がないダリアは、リンダから大説教をくらう。ダリアとナイン、お互いに想い合いながらも、もどかしい時が過ぎていくが、ダリアを愛するがゆえに、ナインにはどうしても逃げてはならない己の運命との対峙があった…!? 超速の異世界バトルファンタジー、第8巻!!
無能扱い→実は最強の冒険者! 鑑定器具にかかった魔術をナインが剣術で斬り、“竜の粉”の成分が“星聖竜・ヴァルムント”から削り取られたものだと判明した。さらに、星聖竜騎士団の団長ニールが真摯に謝罪を述べ、『紅鷹』への邪竜討伐依頼にも協力を申し出る! ニールの同行目的に一抹の不安を感じながらも、了承するユージン。リンダ不在の『紅鷹』3人とニールが向かった先では、トルネードドラゴン“ウィドレクト”が猛威をふるっていた。この脅威に4人はどう戦う…!? 超速の異世界バトルファンタジー第7巻!!
無能扱い→実は最強の冒険者! ジリジリと追い詰められながらも、勝ちを確信して攻撃の手を緩めないバンソロミュー。しかし『紅鷹』の面々は、次々と敵の手を読み、覆していく! 領主であるタンミワ卿を逃がし、モンスターまでも召喚したバンソロミューだったが『紅鷹』の圧倒的な頭脳と実力を前に完敗を喫した。首謀者たちは逮捕。これでギルドを巻き込む麻薬事件は無事収束したかに思えたが、闇の根はまだ深く…!? 超速の異世界バトルファンタジー、第6巻!!
無能扱い→実は最強の冒険者! 常に騒々しい。真意が読めない。しかし、信頼に値する実力を持つ宮廷道化師ピエロッタ。『紅鷹』の次なる依頼を達成するため、ピエロッタを宮殿に縛りつける契約魔術の解除を頼まれたナインは、見事に剣術で見えない拘束の鎖を断ち切った! 呪縛から解き放たれたピエロッタは『紅鷹』に協力を申し出、さらに、ナインの魔力値をほぼゼロと判定したギルドの行動にも疑いを持つ。ナインの判定と、ギルドへの疑惑。それこそが『紅鷹』に託された依頼の鍵だった!? 超速の異世界バトルファンタジー、第5巻!!
お主が死ぬか、慈悲を乞うまで何分掛かるかな? 自身の宝具である空中庭園で圧倒的優位をとり、罠をはり、毒を放つセミラミス。最優のサーヴァントであるセイバー、モードレッドが接近戦に持ち込むべく、マスターである獅子劫とともに策を携えて挑むのだが……
無能扱い→実は最強の冒険者! 森の覇者アースドラゴン『ムゥヘル』を倒し、父の念願を果たしたナイン! 『紅鷹』メンバーのユージンやリンダからその実力を認められ、満身創痍のダリアからも最大の感謝が贈られた。一方、ナインを手放したアイラスのパーティは、簡単な依頼すらこなせないほど力をなくし、ギルドから派遣された冒険者からも匙を投げられる。魔術が使えないナインを『無能』だと信じて疑わないアイラスは、自パーティの弱体化に納得がいかない。そんなアイラスの元に、ナインの噂が流れてきて──!? 超速の異世界バトルファンタジー、第4巻!!
無能扱い→実は最強の冒険者! ナインをメンバーに加えたことで、森の覇者アースドラゴン『ムゥヘル』の元まで辿り着いた『紅鷹』の面々。ユージンやリンダがそれぞれの力を振り絞り、前線に立つダリアとナインをサポートするが、『ムゥヘル』の実力は想像以上に凄まじく、戦局は一進一退をくり返す。全力を出し尽くしメンバーたちの胸に徐々に膨らむのは、討伐断念の思い……。しかし、勝機を見出すことを諦めないナインの剣が、仲間たちの力と想いを乗せて最後の戦いに斬り込んだ──!? 超速の異世界バトルファンタジー第3巻!!
ただひたすらにジャンヌ・ダルクを殺すことに囚われるアタランテ・オルタ。その妄執をいなしながら冷静に対処するジャンヌ。苦々しくみつめるアキレウス。いっぽう、空中庭園でジーク、モードレッドたちは……!?
無能扱い→実は最強の冒険者! 魔術全盛の時代に魔力値が限りなく0に近いナインの戦法は、魔術を斬る『剣術』。その実力を見極めるため、ダリアがナインと『紅鷹』のメンバーを転移させた先は、エリア自体がモンスターと化し、侵食を続ける危険地帯『ムゥヘルの森』だった。S級パーティである『紅鷹』をもってしても、2度討伐に失敗している最凶の地で、ナインをパーティに加え『邪竜討伐依頼』に3度目の挑戦を決意するメンバーたち。強敵揃いの戦地を舞台に、ナインの『剣術』がその威力を発揮する──!? 超速の異世界バトルファンタジー、第2巻!!
無能扱い→実は最強の冒険者! 魔力値が限りなく0に近い1、冒険者ランク最低の「F」。なんとか拾ってもらったパーティの前衛として暮らすナインは、愛猫のエヌと共に、雑用を一手に押しつけられる不遇な日々を送っていた。しかし、ある日リーダーにナインの父の形見である黒刀を勝手に売り払われ、さらに大事なエヌにまで暴力を振るわれ、ナインの我慢は限界に達する! 「もう、辞めます!」 パーティを飛び出し、新たな人生を送る決意をしたナインの前に突如現れたのは、Sランク冒険者『閃光のダリア』。そして大陸最強パーティ『紅鷹』にスカウトされて──!? 超速の異世界バトルファンタジー、開幕!!
天草四郎は大聖杯を起動させ、人類救済に手をかけた。いっぽう、「黒」の陣営とルーラーは全戦力を結集して空中庭園攻撃を開始。出撃したケイローンの前に立ちはだかるは愛弟子、アキレウス。その勝負の行方は……?
大聖杯をめぐる「赤」と「黒」の陣営の激突は最終段階に迫った。決戦の地、空中庭園。そこに殴りこむ前に、それぞれが自分自身の過去と現在と未来と向き合い、そして想いを、決意を新たにするのだった。
残留思念再生により、黒のアサシンの動向をさぐるカウレス。そして明らかになる黒のアサシンとそのマスターの目的。状況を組み合わせることにより、恐るべき能力を発揮する彼女との対決が始まる!!
モードレッドと共闘し、アヴィケブロンの原初の人間(アダム)を撃破したジーク。そして明らかになる天草四郎の野望ーー。既に3騎失った黒の陣営、ルーラー、ジャンヌ・ダルク、赤のセイバーはどう動くのか?
吸血鬼と化したヴラド三世とダーニックを消滅させたシロウ神父の正体はルーラー・天草四郎時貞だった。彼は自らの目的を「人類の救済」と宣言し、『黒』のキャスター・アヴィケブロンにある交渉を持ちかけるがーー。
ぶつかり合い火花を散らす『赤』と『黒』の剣技。一方ではルーラーと攻撃を受ける度肥大し、異形と化してゆく『赤』のバーサーカーとの戦闘が続いていたーー。