作者 : 蜷川ヤエコ
あかねをなじってしまったあおいだが、どれだけ自分が愛されているかを知り、涙を流す。一方、音楽祭前にしんのに「好きだ」と気持ちを伝えるが…。岡田麿里の脚本をもとに、映画では描かれなかったラストがここに!
しんのへの恋心を自覚したあおいだったが、それは絶対に叶わない恋で…。だからこそ、今の慎之介を許容できないあおいは、「私はあか姉みたいになりたくない!」と、思わずあかねにあたってしまい…。
高校生の姿で現れたしんのと打ち解けていくあおい。そんな中、新渡戸団吉のバンドメ ンバーにトラブルが起き、あおいが助っ人でベースを弾くことに。それがきっかけで、大人の慎之介に失望してしまうあおいだが…。
受験勉強もせず、大好きなベースを弾いて毎日を送る17歳の高校生・相生あおい。そんなあおいの前に、突如現れた“しんの”。13年前と変わらぬ姿で現れた彼は、あおいの姉・あかねのかつての恋人・慎之介で!?
大人気アニメ『モノノ怪』シリーズ、これにて幕引き。 地下鉄に閉じ込められた7人の乗客。 市長と刑事が消え、残されたのはあと5人。 真実を暴かれ、次々に消えていく乗客達。 化猫の怒りを、薬売りは鎮められるのかーー。 シリーズ最終章「化猫」、いよいよ大詰め。
「モノノ怪」シリーズ最終章、開幕。 時は大正時代ーー。地下鉄の新路開通式。 人々の期待を乗せ、地下鉄は発車する。ところが、運行中の列車から乗客達が消失。 取り残されたのは7人のみ。 そこに現れた、謎の薬売りは告げる。これはモノノ怪の仕業だと…。 もっとも凶暴で残虐なモノノ怪が、7人の乗客に牙を?く。
「モノノ怪」シリーズその原点『化猫』、新装版で登場! 江戸時代の武家・坂井家。この家にはなぜか、猫がいない。 孫娘の輿入れが行われようとしたその日、花嫁は無残にも惨殺される。 次々と起こる怪死事件。屋敷に居合わせた、謎の薬売りは告げる。 これは化猫の仕業だと…。 はじまりの物語『化猫』、ここに開帳。
「貴方が本当に殺したのはーー誰だ?」 自らの夫・姑を始めとする、佐々木家一家惨殺の咎で死罪を申しつけられ、牢につながれている女・お蝶。 薬売りは事件の背後に、モノノ怪が存在するとあたりをつけた。 そこへ能面をまとった謎の男が現れ、お蝶を牢から連れ出そうとするが…!? 小さな恋をしたモノノ怪と罪人・お蝶の、哀しき御伽噺、ここに開幕ーー。
見えぬ、聴こえぬ、触れられぬ。 しかし確かに其処にあるもの。 香の判別を競う「組香」で一人の姫を取り合う四人の男たち。 次第に明らかになる彼らの業とは裏腹に姿を見せぬモノノ怪鵺。 見る者によって形を変えるモノノ怪鵺が生み出す怪異とは。 京の屋敷に香が満ちる時、貴方も、鵺に騙される。
「モノノ怪を産み落とすつもりか?--」 ヒトの業が産みだしたモノノ怪、座敷童子。この世に産まれることが叶わなかった赤子のモノノ怪は、一人の身重の女の腹を借り産まれようと願う。罪なき座敷童子を産んでやりたいと云う女に対し、薬売りが告げる残酷な真実。 モノノ怪史上最も哀しき物語、”座敷童子編”いざ開幕ーー。
海原に響き渡る海座頭の琵琶の音。 「お前が本当に恐ろしいことは何だ」。 その問いにより明らかにされる、己さえも気づかぬヒトの心の欲望。 縛りつけていた鎖は紐解かれ、モノノ怪の“形““真““理“を手繰り寄せていく。 果たしてこの怪異の正体とはーーー『海坊主』これにて終幕。
伝説の大人気アニメ「モノノ怪」のコミカライズ作品の第2弾!! 前作の「化猫」(2008年)に引き続き、今作はアニメファンの評判が高い「海坊主」編を、大胆かつ繊細に描いています!