作者 : 谷口ジロー
谷口ジローが描く“孤独のルーヴル” 『孤独のグルメ』の谷口ジローが描く“孤独のルーヴル”!! ルーヴル美術館&オリジナル誌の共同企画。ヨーロッパで絶大な人気を誇る谷口ジローが挑む美術史の迷宮。ゴッホやコローなど巨匠たちが麗筆で蘇る!! 芸術家たちの魂が集う、美の迷宮ルーヴル美術館を訪れた作家は、ルーヴルの守り人に導かれ、美術史の旅に出る。ゴッホ、コロー、など巨匠たちと出会い、言葉を交わした作家が、最後に出会う人とは…!? ※通常版と豪華版の内容は同じです。 【編集担当からのおすすめ情報】 オールカラーの豪華版も同時発売!!
▼第1話/欅の木▼第2話/白い木馬▼第3話/再会▼第4話/兄の暮らし▼第5話/雨傘▼第6話/絵画館付近▼第7話/林を抜けて▼第8話/彼の故郷 ●あらすじ/独力で築き上げた会社の第一線から退き、念願の庭付き住宅を手に入れた原田夫妻。しかし、以前訪れた際に惚れ込んだ庭の木々は、一本の大きな欅を残すばかりで、そのほとんどが姿を消していた。近所中に葉を落として迷惑をかける大きな欅はすぐ切り倒すことができず、途方に暮れていた原田夫妻だったが、4月になると美しい新芽をつけることを発見し、2人で眺めることが日課となっていた。そんな春のある日、熱心に庭をのぞき込む、見知らぬ老人が現れて…(第1話)。 ●本巻の特徴/市井に生きる人々の哀歓を描き、読書人の絶賛を集める内海隆一郎珠玉の連作「人びとシリーズ」。200編あまり書かれたその中から、谷口ジローの心の琴線に触れた8編を完全コミック化!
▼第1章/凍土(ツンドラ)の犬▼第2章/白い牙▼第3章/悪霊▼第4章/標的▼第5章/追跡者▼第6章/トリガー▼第7章/手負い▼第8章/ル・シアンーー友は西から▼第9章/荒野へ▼第10章/帰巣本能▼第11章/早春▼第12章/プロジェクト“G”▼第13章/パトリシア▼第14章/戦闘犬▼第15章/殺せ▼第16章/死闘▼第17章/脳波誘導レーザーライフル▼第18章/遠い声▼第19章/ラスト・スパート▼第20章/誕生 ●あらすじ/アラスカの大地で密猟を行う2人の男、シバとディック。彼らは、ムース(ヘラジカ)の死肉を喰らう狼の群れの中に、なぜか1匹だけ白い犬が混じっているのを見かける。売れば金になりそうなムースの立派な角を得るべく、銃声で狼を追い払おうとするディック。だが銃口を向けると、気配を察したその犬が一気に駆け寄ってきて、一瞬でディックの首を噛みちぎり…(第1章)。 ●本巻の特徴/今、ヨーロッパで最も評価の高いマンガ家・谷口ジローの選集全3巻、第2回配本『ブランカ』いよいよ刊行開始!
京都の織物問屋に就職したものの、社長の一人娘の駆け落ち事件に巻き込まれ、会社に居づらくなった若者は“東京”を目指す。憧れの“マンガの世界”へ飛び込むべく…! 谷口ジロー自伝風、愛の連作!! ▼第1章/冬の動物園▼第2章/始まりの春▼第3章/裸婦を描く▼第4章/兄が来た▼第5章/長い休日▼第6章/星に願いを▼第7章/冬の陽だまり ●主な登場人物/浜口(京都から漫画家を目指して上京した青年) ●あらすじ/昭和41年12月。高卒後、鳥取から京都の織物問屋に就職した浜口は、休日となると動物園へスケッチに行く日々。社長宅にある蔵を改築した建物に下宿している彼が、ある日スケッチから帰宅すると、先輩社員たちが社長の娘・綾子の噂をしていた。2年前に結婚したものの、自らの浮気が原因で出戻ってきたという彼女。その翌日から社長の言いつけで、綾子の外出時には社員の誰かが監視のため付き添うことになり…(第1話)。 ●本巻の特徴/今、ヨーロッパで最も注目を集める“マンガ家”谷口ジローが、自らの青春の日々と重ねあわせて描く自伝風・愛の連作。 ●その他の登場人物/近藤史郎(浜口がアシスタントに入った漫画家)、森脇(近藤のチーフアシスタント)、藤田(近藤のアシスタント。人見知りで大人しい)、東野(「少年ホリデー」の近藤担当編集者。女性)、田村(浜口の元同級生で友人。仕事の新聞配達先の縁で、浜口を近藤に紹介した)