わたし、二番目の彼女でいいから。 2
俺と早坂さんはお互いに一番好きな人がいるのに
二番目同士で付き合っている。
「いつか桐島くんが橘さんと一緒になっても
私のことを覚えていてほしいから…」
それをお互いに理解しながらも求め合い
その行為は徐々に激しくなっていく……。
そんななか、1人だけ所属していた
ミステリー研究部に本命の橘さんが入部する。
放課後に部室で2人きりになった俺と橘さんは
「感情試験」と称した行為を繰り返すのだが……。
「期待した?」
それはとても背徳的でーー。
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「私たち、もう何が起きてもおかしくないーー ほんの少し踏み込めば、お互いの気持ちを確かめ合うことができる。」 夏合宿で、橘さんから告白を受け あのときは、そのままキスをしてしまった……。 その後、部室で2人きりになることはあるけど 俺は抵抗を続けていた。 橘さんは、俺と早坂さんが 二番目同士で付き合ってるのを知らない。 練習彼氏と信じているーー。 橘さんの婚約は解消できない。 その婚約者である先輩を裏切れない。 それでも恋人になりたいなら 隠れて付き合うしかないーー。 そんななか、文化祭の視察とお互いに言い訳をしながら 2人で遊園地に行く。 「つまらないな、つまらないよ。」 そして彼女を傷つけた。 橘さんが俺を好きなことをいいことに 橘さんのせいにして、 なのに早坂さんも裏切れないって 自分に言い訳して……。 だから泣かせた。 だから俺の責任で選択すべきだ。 己の悪徳を自覚しながら この不道徳な恋の片棒を担ぐべきだーー。 第8話:左手の行方 第9話:門限破り 第10話:カーテンのなか 第11話:蹴りたい背中 2026/01/27 発売予定