五番街の白やぎさん(3)
白やぎさんはもうすぐ僕を忘れてしまう。
ここは五番街。
看板のないアンティーク店に住むのは、
“白やぎさん”こと白山洋子。
主食は手紙。
託の目の前で倒れてしまった白やぎ。
黒やぎいわく、白やぎはもうすぐ
すべての記憶を失うという。
「白やぎさんに忘れられる」
そのことに動揺を隠せない託が、
最後に下した決断とはーー?
【編集担当からのおすすめ情報】
『五番街の白やぎさん』ついに完結です。
白やぎが記憶を失う理由。
その鍵を握る繋と、そして黒やぎの秘密。
そして託の決断ーー
幕が閉じる最後まで、どうぞお付き合いください!
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少しずつ明らかになる住人たちの過去と謎… ここは五番街。看板のないアンティーク店。 そこに住むのは、“白やぎさん”こと白山洋子。 「手紙が主食」という、一風変わった食生活を送る彼女のもとには、今日もいわくつきの手紙が舞い込んできてーー? 記憶を失くしている白やぎを“洋子”と呼ぶ人物がいた。 白やぎと同じピアスを所持していたらしい、その人物の正体とはーー? さらに、本来なら五番街にいてはならない普通の人間・託の過去が明らかに……! 【編集担当からのおすすめ情報】 前作第1集も好評な『白やぎさん』の第2集です。 第1集では語られなかった、白やぎや託の過去の話に触れていきます。 人ならざる者の集う五番街の悲喜こもごも、ご堪能ください。 2014/09/19 発売