あぶさん(37)
酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇!
▼第1話/冠無量▼第2話/百薬の長▼第3話/水入らず▼第4話/噫 御意見番▼第5話/千鳥足▼第6話/大虎▼第7話/でんでん太鼓▼第8話/春一瞬▼第9話/ドクター松▼第10話/裏・日本シリーズ ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。南海ホークスの選手で大酒飲み)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主) ●あらすじ/ホームラン王争いを続けるあぶと落合。一足先にシーズンを終えたあぶは53ホーマーを放っていたが、最終戦を迎える落合は、あと一本であぶに並ぶところまで追い上げていた(第1話)。▼落合と並び、ついにホームラン王に輝いたあぶ。仲間たちが開いてくれたお祝いパーティに、ロッテ・有藤がふらりと現れる。有藤はあぶと同い年だが、今季限りでユニホームを脱ぐ決意を固めていた(第2話)。 ●本巻の特徴/念願だったホームラン王を獲得したあぶだが、まだまだ現役を退く気はない。早くも来季に向けて始動しはじめたあぶ(第7話)は、己との闘い続ける。 ●その他の登場キャラクター/南海ホークス取締役・永井正義(第4話)
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/一打席3ホーマー▼第2話/ガッツ大伴▼第3話/一軍半▼第4話/御堂筋 銀杏並木▼第5話/麻衣子▼第6話/大虎しぐれ▼第7話/からみ酒▼第8話/サンボア▼第9話/うわばみ ●登場人物/景浦安武(通称あぶさん。南海ホークスの代打専門打者)、桂木虎次郎(大衆酒場・大虎の主人でタイガースファン)、サチ子(虎次郎の娘) ●あぶと同期入団の三塁手・大伴はルーキーながら大活躍を続けていた。しかし、突然のアクシデントが彼を襲う…(第2話)。▼やや調子を崩し、2軍落ちしたあぶは、ある日御堂筋で未亡人の麻衣子に出会う。たちまち2人は恋に落ちるが、麻衣子は暗い過去を背負っていた(第4〜6話)。 ●本巻の特徴/“酒には強いが、女には弱い”というイメージが強いあぶだが、本巻では彼の激しい恋が描かれている。また、あぶの家族構成が明かにされ(第9話)、後にライバルとなる義弟・満も登場する。 ●その他の登場キャラクター/麻衣子(第4話)、伊達一(第8話) ●その他DATA/'73年、読売ジャイアンツ日本一 1974/06/15 発売
酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/鷹の球宴▼第2話/少年の夏▼第3話/満32歳▼第4話/菊の露▼第5話/最下位▼第6話/トラの背中は11番▼第7話/トラの大阪球場▼第8話/美声年▼第9話/秋桜▼第10話/美酒雄太郎 ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。福岡ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主) ●あらすじ/引退後、打撃投手に転向して1年目のダイエー・島本はオールスター戦を間近に控え、悶々とした日々を送っていた。そしてオールター戦当日、ホームラン競争に出場するあぶは、ピッチャーに島本を指名する(第1話)。▼阪大卒業後、大虎でアルバイトをしながら弁護士を目指して勉強していたカコは、ついに司法試験を突破する。喜んだあぶは、カコにとっておきのプレゼントを贈った(第9巻)。 ●本巻の特徴/福岡に移って2年目のホークスだが、良い成績をあげることはできなかった。ふがいないホークスに対するファンの怒りは、沈黙という形をとって表される(第5話)。ホークスがあまりにも勝てないためか、本巻では野球以外の物語が多い。 1991/01/30 発売
酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/景浦敗れたり▼第2話/大混乱▼第3話/話題作り▼第4話/春雷▼第5話/一二三▼第6話/よっしゃあ▼第7話/五月晴れ▼第8話/右打席の代償 ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」の主人) ●あらすじ/開幕以来左打席に立ち続け、ヒットこそ打つもののホームランをまったく打たないあぶ。近鉄・佐々木監督はあぶの打席のみワンポイントで左投手を起用し、あぶは凡打を繰り返す(第6話)▼左投手の厳しいインコース攻めに苦しむあぶは、千葉ロッテとの試合でついに右打席に立つ。ツーストライクと追い込まれたあぶはあわやホームランという多きな当たりを放つが、なぜか走ろうとしない…(第7話)。 ●本巻の特徴/鉄人ぶりを発揮していたあぶだが、本巻ではついに欠場する。椎間板ヘルニアという、長距離打者にとって致命的な故障を抱えてしまったあぶは、果たして復活できるのか。50歳の4番打者誕生に暗雲が垂れこめる…。 1996/10/30 発売