同窓生(1)
40歳、真剣に恋を始める時
離婚し、会社勤めも辞め、今は実家のクリーニング店を継いでいる柳健太(40)は、中学校の同窓会で、かつて初めて付き合った女性、あけひ、友人の遼介、薫子と再会した。
中学の時、自分の幼さゆえ、あけひと気まずい別れをした健太。再び交流を深めていく中で、あけひへ惹かれていくのを感じるが、夫と子供がいるあけひに対して、やはりただ「友達」でいようと決意する。しかし、友人の遼介が、薫子を好きだということを知り、健太の気持ちはますます揺れ・・・!?
【編集担当からのおすすめ情報】
「同・級・生」「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」といった、等身大の男女の恋愛を描き出し、大きなブームを起こした柴門ふみ氏が、今度は40歳の大人の恋に真っ正面から取り組みました。柴門氏独特の、人間観察の鋭さはもちろん、大人になってもなお、「恋する気持ち」に揺れ、もがく男女を、丁寧に描き出します。
すでに読者の方たちから大きな反響をいただいている話題作です!!