古代ローマ格闘暗獄譚 SIN(6)
シンの魂は何処に……堂々の最終巻!!
自分を慕ってくれたキャスへの制裁……
”真実”を知った時、
シンの心が大きく揺らぎ始める。
「もう闘いたくない」
シンは格闘士であることを捨て、
娼婦サリーナと共にローマを出奔、
逃亡の旅へと出た。
だがそこで待ち受けていたのは残酷な運命だった……
絶望の淵に立ったシンが選んだ”道”は!?
静かな感動を呼ぶ最終巻!!
【編集担当からのおすすめ情報】
現代日本人が古代ローマ帝国へとタイムスリップし、
闘技場で闘う奴隷格闘士となる顛末を描いた「ヴィルトゥス」。
本作はその続編にあたります。
全てを捨て、贖罪の旅へと出たシンを待ち受けていた
残酷な結末。
シンは生まれ変わることが出来るのか。
21世紀版「罪と罰」、堂々の完結です。
第21話 慟哭/第22話 覚醒/第23話 聖戦/最終話 解放
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▼第1話/変貌▼第2話/復讐▼第3話/天才▼第4話/弱点 ●主な登場人物/シン(=神尾心。現代の日本で刑務所に収監中、古代ローマ帝国にタイムスリップした。元はいじめられっ子だったが、花形格闘士に成長) ●あらすじ/西暦188年、古代ローマ帝国のアテナイ。闘技場ではひとりの闘士が大歓声と罵声を浴びていた。その“シン”と呼ばれる男は、3年前、現代の日本からタイムスリップしてきた、あの神尾心であった。いじめられっ子だった神尾は見違えるように成長し、花形格闘士となっていた。格闘スタイルから“数える男”とも呼ばれる神尾は、展覧席にいた総督の娘サリーナから「6」をリクエストされる。その数字が意味するものとは…?(第1話) ●本巻の特徴/古代ローマ帝国にタイムスリップしてから3年。いじめられっ子だった神尾心は、残虐な闘いぶりで連勝街道を突き進む格闘士“シン”へと変貌していた。彼の復讐に囚われた魂は、かつての仲間たちへも牙を剥き…!? 『ヴィルトゥス』第2部、待望の第1巻!! ●その他の登場人物/相沢(神尾らと共に召還された囚人のひとり。やんちゃで極めて獰猛だが、憎めない性格)、ガムラ(“死人飼い”と仇名される興業主。エーゲ海の孤島に訓練所を構え神尾らを鍛えた)、アキリア(ガムラの娘)、パリス(ガムラの訓練所に所属する格闘士。“千の技を持つ男”の異名を持つ)、ロガトス(古代ローマ帝国アテナイの統治者。パンクラチオンの大会の主催者でもある)、ベルマ(ロガトスの後妻。シンに興味を持つ)、サリーナ(ロガトスの娘。シンに嫌悪感を抱く)、鳴宮尊(古代ローマの暴虐帝コンモドゥスを倒すため現代から召還された、柔道の元チャンピオン。神尾らと共に格闘士の訓練を受けていたが、父親殺しの過去と戦い、3年前に行方不明に) 2010/01/29 発売
加速する暴力!! シンに救いの日は訪れるのか!? コンモドゥス帝治下の古代ローマ帝国に タイムスリップして3年…… 残虐な格闘士へと”変貌”したシンこと、神尾心(かみお・しん)は、 アテナイ最強の格闘士と称されるレクシウスによって、 幼少時代の忌まわしき記憶を掘り起こされてしまう。 失意のシンが誘われるままに迷い込んだ先は、 猫を愛でる不思議な男・ガイの店だった……!! 過去を振り切るため、シンが選んだ”道”は!? 復讐に囚われたシンの心が解放される日は、訪れるのかーーー!? 【編集担当からのおすすめ情報】 現代日本人が古代ローマ帝国へとタイムスリップし、 コロッセウムで闘う奴隷格闘士となる顛末を描いた「ヴィルトゥス」、 その続編にあたる本作では、格闘士となった日本人たちの闘いに 焦点があたります。 「ヴィルトゥス」ではいじめられっこだった神尾心が、連戦連勝の格闘士・ シンへとすっかり変貌。 第2集ではそのシンの内面へとスポットをあて、更なるダークサイドを えぐり出していきます。 また、単行本の帯には柏木ハルコ、すえのぶけいこ、中村珍、 村上かつらの各氏女性漫画家から推薦コメントを寄せていただいており、 格闘技は苦手に感じる女性読者にも手にとってもらえれば幸いです。 2010/05/28 発売
大一番、開戦!! 尊厳をかけた闘いの行方は!? コンモドゥス帝治下の古代ローマ帝国に タイムスリップして3年…… 残虐な格闘士へと変貌したシンこと、神尾心は、 己を侮辱したアテナイ最強と目される格闘士・レクシウスを 自らに振り向かせるため、 その許婚であるサリーナを陵辱、 遂にレクシウスとの一戦にこぎつける。 シンの心を捕らえて離さない過去の忌まわしき記憶… シンは、トラウマに縛り付けられた鎖を断ち切ることが出来るのか!? 【編集担当からのおすすめ情報】 現代日本人が古代ローマ帝国へとタイムスリップし、 コロッセウムで闘う奴隷格闘士となる顛末を描いた「ヴィルトゥス」。 本作は、その続編です。 連戦連勝の格闘士・シンへと変貌した神尾心、いよいよアテナイの 頂上決戦へ向かいます。 それは同時に、シンにとって過去の忌まわしき記憶からの脱却を 目指した闘いになります。 目を背けたくなるほどのシンの残虐性、なのにどうしても気になって 目を離さずにはいられない…… 格闘技に興味のない方にも是非、手にとっていただきたい1冊です。 第9話 嗚咽/第10話 開戦/第11話 歓喜/第12話 出立 2010/10/29 発売