マンガむすび | 憂国のラスプーチン(5)

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憂国のラスプーチン(1)憂国のラスプーチン(1)

外務省と検察の謀略を揺るがす男あり! 言論界の雄・佐藤優が、天才ホラー漫画家・伊藤潤二と手を組んだ!! おまけに脚本をサポートするのは、浦沢直樹作品の共同制作者・長崎尚志。 この異色の組み合わせが、外務省と検察の秘められた謀略をあぶり出します。 ”外務省のラスプーチン”と呼ばれた辣腕外交官が、北方領土返還に尽力しながらも”国策捜査”の名の下に逮捕されるところから物語が始まります。 ソ連、ロシア政権上層部に最も食い込んだ西側の“スパイ”としての活躍と、取調室で繰り広げられる東京地検特捜部エリート検事との壮絶な闘いを描きます。 連載当初から賛否両論の嵐だったのですが、厚労省・村木局長の無罪判決、大阪地検特捜部の前田検事逮捕など、世間の情勢も追い風となり、本作品への関心・支持が高まっています。社会問題に関心の強い読者から、もっと外務省や検察の本質に迫ってくれとの激励も多く、これまでの小学館コミックの中でも異彩を放つ作品となっています。 【編集担当からのおすすめ情報】 原作の佐藤優氏は、伊藤潤二氏の大ファン。電車の中で偶然、女子高生が 伊藤氏の代表作ホラー『うずまき』を読んでいたのを目撃、後日入手して 以来、大ファンに。それゆえに作画家に伊藤氏を希望し、伊藤氏が受諾すると 共同執筆の長崎尚志氏と共に大喜びでした。 登場人物は日本人は仮名ですが、外国人は全員実名。限りなく真実に近い フィクションです。 2010/12/25 発売

憂国のラスプーチン(2)憂国のラスプーチン(2)

中身はほぼ真実!国会議員の愛読者増加中! 元外交官の主人公・憂木衛は、背任と偽計業務妨害の容疑で 東京地検特捜部に逮捕されたものの、断固として無実を主張する。 手こずった検察は、周囲の関係者を続々と逮捕し始めた。ロシアで 親しくしていた商社マン、筋の通らない事は納得しない外務省の同僚…… いずれも憂木が一目置く、気骨ある男ばかり。 ところが皆、次々と憂木の罪を認めていく……!? 一方、憂木が尊敬する都築議員も逮捕されるが、断固として無実を主張。 すると検察は、難病で治療中の元女性秘書を逮捕した。逮捕・勾留されると 満足な治療を受けられず、命に関わると都築は焦るが……? 容疑者を”落とす”ためには、逮捕して拘置所に監禁し、罪を認めるまで ずっと保釈しないというのが、検察の国策捜査の実態なのだ。 憂木はどう対抗するのか!? 【編集担当からのおすすめ情報】 地方検察庁特別捜査部、通称“特捜部”は、どういう取調べを行うのか? それを知るには絶好の一冊です。前半は、かねてから問題視されている”人質司法”の実態。 後半は外務省や検察など、”エリート官僚”たちのお寒い人間的本質(笑)に迫ります。 本作品ですが、国会議員に皆さんに、実はよく読まれていることが判明しました。 2011/06/30 発売

憂国のラスプーチン(3)憂国のラスプーチン(3)

外務省にはなぜ幽霊が出るのか? 小沢一郎氏の秘書が逮捕・起訴された陸山会事件も、執行猶予付き有罪判決とはいえ、供述の任意性に疑問ありとして東京地検特捜部の提出した調書が大量に裁判所に却下されています。 厚労省・村木局長無罪事件に引き続き、検察の取調べに疑問が高まっています。どうしてそんなことになったのか? たまたま特捜部検事がダメな人、問題人物だったからなんでしょうか。 逮捕された本作の主人公は、とにかく検察の作った”ストーリー”通りの供述を迫られます。 事実と違うからと拒否すれば、ずーっと勾留されるだけ。しかも言うことを聞かなければ、同僚や友人も逮捕するぞ、と脅される。 理不尽な取調べに耐える主人公は、まるで平成の”巌窟王”!! 今回はそれに加え、政官界の裏話を満載! いじめ蔓延る外務省の幽霊話。 3人の総理大臣の人間性の違い。 正義の味方ヅラした報道記者が、外務省のカネで酒や女の接待を受け、抱き込まれていくプロセス。 国民的人気者の女性外務大臣が、「感動した!」首相に更迭された理由…… わが愛する日本の恥部や暗部が、大いに楽しめる内容ともなっています(苦笑)。 これを読めば、あなたも政官界通をきどれる…かも(!?) 【編集担当からのおすすめ情報】 田原総一朗氏が、本作の大ファンだと判明! アウトサイダーな主人公がラディカルに活躍する漫画が大好きだと言う 田原氏は、「国家権力をおちょくる”いたずら心”が溢れていて良い」と 評価していただきました。 2011/10/28 発売

憂国のラスプーチン(6)憂国のラスプーチン(6)

いよいよ法廷闘争へ…運命の判決は!? 遠隔操作ウイルス事件で誤認逮捕され、当初は否認していた ものの罪を自白した19歳青年が、保護観察処分となった。 ところがその後、冤罪だということが判明したのは記憶に新しい。 捜査機関が、青年が真犯人であるという自分達に都合の良い ストーリーを創作し、それに従った形で強引に 自白を引き出したのは明かだ。 しかし本作品を読めば、そんなのは日本の検察では当たり前のことに 過ぎないという事実を知ることになるだろう。 「背任」と「偽計業務妨害」で逮捕・起訴された元外交官・憂木衛の 主戦場は裁判所となった。 憂木が取り巻きにいい顔したいため、外務省の関連機関からカネを 引き出し、イスラエル人教授夫妻に日本旅行をプレゼントしたと 検察は言う。憂木がイスラエル出張したのも、公金で観光旅行をした のだと。 憂木が反論すべくイスラエル人教授を証人として呼ぼうとしても、 来日したら逮捕するかも…と検察は教授を脅迫し、外務大臣は 公判で外務省職員の証言を禁止する。 卑劣で汚い東京地検特捜部と外務省の前に、このままでは 有罪確定……絶体絶命の大ピンチ! 憂木に反撃のチャンスはあるのか!? 【編集担当からのおすすめ情報】 連載中5回にわたって行った佐藤優氏の巻頭カラー対談グラビア記事 (第1回 鈴木宗男・新党大地代表 第2回 森喜朗・元総理 第3回 ”ホリエモン”堀江貴文・元ライブドア社長 第4回 石川知裕・元小沢一郎秘書 第5回 アントニオ猪木) 掲載のたびに物議を醸した対談記事を、巻末において 一挙全部掲載!! 2012/12/27 発売

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