関連マンガ
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/飲茶・前編、後編▼第2話/SALT PEANUTS・前編、後編(バター・ピーナッツ)▼第3話/愛の納豆▼第4話/鮎のふるさと(鮎の天ぷら)▼第5話/スープと麺・前編、中編、後編(冷し中華)▼第6話/二代目の腕(天ぷら、ヌカヅケ) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/ある日、東西新聞社主・大原を外務大臣・星村が訪ねてきた。来日する中国の副首席を美食倶楽部で接待するために、協力して欲しいというのだ。大原から命令された山岡は、唐山陶人に美食倶楽部の主催・海原雄山を説得してもらう。だが、雄山は「政治家が接待に使う場所ではない」と、これを一蹴。困った山岡は「中国人の問題は中国人へ」と周懐徳へ相談するが…(第1話)。▼学生時代にあしげく通ったジャズ喫茶に、久し振りに顔を出した山岡たち。だが彼らは、その店「ソルトピーナッツ」が経営不振から間もなく閉店することを知る。マスターを助けるべく、東西新聞の記事に取り上げてもらうよう社会部に交渉する山岡たちだが…(第2話)。 ●本巻の特徴/中華料理店のメニューの中でも邪道とされる「冷し中華」をあえて取上げ、本当に美味しい「究極の冷し中華」を追求した第5話がみどころ。麺とその原料の小麦、スープのダシ、調味料など、中華の根幹にかかわる綿密な取材の結果を3回にわたり展開している。 ●その他の登場キャラクター/唐山陶人(第1、4話)、周懐徳(第1話)、京極万太郎(第4話)、中松警部(第5話)、「岡星」主人(第6話) ●その他DATA/中扉写真〜上やしのスープ、すっぽんの串焼き、五種のへびとふかひれのスープ〔調理/香港・香満僂〕 1986/12/17 発売
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/北海の幸(昆布、ウニ)▼第2話/ビールと枝豆(黒大豆の枝豆)▼第3話/ぼけとつっこみ(どじょう料理とごぼう)▼第4話/骨のない魚(チンイョンレンユイ)▼第5話/母なるりんご(アップルティー、アップルパイ)▼第6話/ポテトボンボン(ポム・スフレ)▼第7話/秋刀魚の味(サンマ)▼第8話/レモンと健康(レモン)▼第9話/碗方試験・前編、後編(シジミのすまし汁) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/美食倶楽部の新米・宮井は海原雄山を崇拝し、この職場で働けることが嬉しくてたまらなかった。ある日、彼が昆布を出そうと調理場の戸棚を開けると、中からゴキブリが飛び出してきた。しかも昆布にはゴキブリが齧ったような穴が。それを知った雄山は「掃除がいい加減だからだ!」と激怒し、宮井にクビを言い渡す。だが、実際に昆布の穴を見た雄山は、なぜか宮井を呼び戻すように指示する(第1話)。▼ビール注ぎの名人・盛沢のビヤホールを訪ねた山岡たちは、ジョッキの泡の状態から盛沢の不在を知る。聞けば、彼は社長の逆鱗に触れ、退職したという。豆類好きの社長のために盛沢が用意した枝豆がすべて黒く変色した代物だったのだ。その話を聞いた山岡は…(第2話)。 ●本巻の特徴/美食倶楽部の“碗方”になるために良三が受けた「シジミのすまし汁」の試験を成功させるべく、山岡が一肌脱いだのが第9話。単に食材の選び方にとどまらずに、シジミの本場・宍道湖を破壊する淡水化計画の問題点を提示した作品だ。 ●その他の登場キャラクター/良三(第1、9話)、快楽亭ブラック(第3、7話)、荒川カメラマン(第8話) ●その他DATA/表紙写真〜紅玉りんごを使用したアップルパイとアップルティー 1988/03/30 発売
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/カレー勝負・1〜9(インド料理、マッド・クラブのカレー、豚のバラ肉のカレー) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/川遊びに来ていた山岡たちだが、いざ食事のカレーを作る段になって大騒ぎ。みな、それぞれに自分のレシピを持っていて、お互い絶対に譲ろうとしないのだ。翌日、カレーで仲たがいしたら、カレーで仲直りするのが一番、とばかりにカレーショップの「マイダス王」を訪れると、入口に休業の張紙が。中では店主の栃川が落ち込んでいる。実は1週間前に海原雄山が突然現れ、「カレーとは何か?、カレー粉とは何か?、そしてカレーは米の飯と食べるのが正しいのか?」と3つの質問を投げ掛けたというのだ。自分の仕事に関わる根源的なこの質問に、ひとつとして答えられなかった栃川は、それ以来すっかり自信を失ってしまったのだ。そして後日、「次の究極VS至高のテーマは、カレーではどうだ」と雄山から提案がなされた。山岡はそれを受け入れ、日本の様々なカレー屋を訪ね、カレーの研究家なども取材する。だが、雄山が提示した3つの質問の答えは見つからなかった。そこで山岡は、カレーの謎を探るため、インドへの取材旅行を決意する(第1話)。 ●その他の登場キャラクター/京極万太郎、唐山陶人(第1話) ●その他DATA/表紙写真〜カレー各種〔調理/インドレストラン「マンダラ」〕 1990/03/30 発売
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/低塩の害!?(梅干し)▼第2話/豊饒なる大地・前編、中編、後編(カンガルーの赤ワインソース、鮫の天丼)▼第3話/栗騒動(マロン・グラッセ)▼第4話/感動の料理(赤貝のキウイソース)▼第5話/おかず対決・前編、中編、後編(大根料理) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/夏の真っ盛り、故障した冷房装置のおかげで東西新聞社内はうだるような暑さ。昼休みになって富井副部長は彼お手製の弁当を食べようとしたが、中に入っていた梅干しに、なんとカビが生えていた! その原因は最近の梅干しの製造方法にあった……(第1話)。▼「究極」対「至高」のオーストラリア勝負第2回目のために、東西新聞の一行はサウス・オーストラリアを訪れる。まずはワインと、広大なぶどう畑を見学する一行の前に海原雄山が現われ、ぶどう畑の土を食べるという奇妙な行動をとる。どうやら雄山は土の味を試すことによって、力の強い赤ワインを探しているようなのだが……(第2話)。 ●本巻の特徴/この第35巻では、「至高」との勝負を前にして山岡が臭覚をなくすという、「究極ニュー」始まって以来の最大のハプニングが訪れる。このピンチを山岡たちがどうやって切り抜けるかが見どころ(第5話)。 ●その他の登場キャラクター/中松警部(第1・4話)、板山社長(第1話)、二木まり子、近城(第2話)、大研社社長・団、唐山陶人(第2・5話)、京極万太郎(第2・4・5話)、ゆう子の兄・誠(第3話)、荒川(第4話)ゆう子の祖母・たま代(第5話) ●その他DATA/表紙写真〜塩鮭のソボロとご飯の大根包み〔調理/DINER 彦坐〕 1992/05/29 発売
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/和解の料理・前編、中編、後編(マッシュルームのサラダ・天ぷら・照焼き・グラタン、鶏のレバーのテリーヌ、豚の腎臓とセロリの炒め物ブラック・ビーンズ・ソース、子牛の腎臓のソテーマディラ酒ソース、鶏の足広東風)▼第2話/呪われた結婚!?・前編、後編(ハモづくし、じゅん菜)▼第3話/まずいもの自慢大会(カレーライス、ヤキソバ、トコロテンのうどん、ハンバーグ、マグロの刺身、ポークチョップ)▼第4話/究極の結婚衣装(海老しんじょ、帆立て飯、万能ネギのヒラメの縁側巻き)▼第5話/グルメごっこ(コハダの新子、ボウゼの新子) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/結婚の準備を着々と進める山岡とゆう子。だが、新居を探す段になって、ひとつの問題が浮上してきた。山岡が「二人で一緒に暮らすのを週の半分ぐらいにできないか」と言い出したのだ。彼には、どんなに仲の良い友人でも3日も暮らすと、嫌いになる、という困った性癖があったのだ。そのあまりに子供じみた言い分を聞き、ゆう子の母も怒り出してしまう。間にはさまれ、困ったゆう子は…(第1話)。▼披露宴の日取りも一向に決まらない山岡たち。そんな二人に業をにやした大原社主が、自分の知り合いの占い師に決めてもらえと言い出した。オカルト嫌いの山岡だが、「業務命令」とまで言われ、いやいやながらその占い師・銀照軒偏々斎の家を訪れた。現れた偏々斎が、若い女性であることに驚く山岡たち。だが、占いの結果は、「二人の相性は最悪ですぐに結婚を中止すべき」だった!(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/栗田一家(父・信一、母・文枝、祖母・たま代)(第1話)、「岡星」主人(第2、4、5話)、板山社長、京極万太郎(第3話)、 ●その他DATA/表紙写真〜子牛の腎臓のソテー マディラ酒ソース〔調理/ドデュ・ダーンド〕 1994/04/28 発売
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/花嫁の父・1〜4(しめサバのサンドイッチ、ゴマ入りかき餅キャヴィアのせ、ソバのトマトソース、子牛のカルパッチョ、牛の腿の骨髄フォアグラソース、コンペイトウ)▼第2話/病の秘密・前編、後編(生麸、ヒラメの薄造り、鍋焼きうどん)▼第3話/結婚披露宴・1〜7(鯨の尾の身の刺身、鯛の刺身、大根の一夜漬け、鰯の焼物、豆腐のあんかけ、鶏のモツと大根の煮物、ゆで卵のトリュフソースかけ、大トロのあぶり、豆腐よう、フグの唐揚げ、牛肉の刺身、ファッテューチョン、鯛の細造り、鴨丸の椀、マナガツオの味噌幽庵焼き)▼特別架空座談会・四人で話しましょう ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/東西新聞文化部に、おチヨが訪ねてきた。山岡たちの披露宴に招待されたことに礼を言いに来たのだ。だが、彼女にはもうひとつ、山岡にどうしても頼みがあるという。一生のお願いだから、結婚を機会に雄山と仲直りをしてくれというのだ。それだけは出来ないと、耳を貸さずに立ち去る山岡。残されたゆう子とおチヨの前に、やはり結婚を間近に控えた近城と二木まり子が現れた。実は、まり子の祖父が「山岡たちの披露宴で究極のメニューを出すのなら、まり子たちも同じ事をして貰え」と言い出して困っているという。だが、大原社主は「会社の財産でもある究極のメニューを使い回すなど、認められん」と、これを許さない。だが、ゆう子はこの二つの問題を解決する妙案を思いついたという。そのアイデアとは…(第1話)。▼所帯道具を買いにデパートにやって来た山岡たち。買物に夢中のゆう子に付き合いきれず、一人で休憩していた山岡は、ひと組の老夫婦と意気投合した。一方、ゆう子は作品展の打合せのため来店していた雄山と出会っていた。そして実は、老夫婦の夫が雄山の妻、つまり山岡の母の主治医であったことが判明する。それを知ったゆう子は、元医師の老人に山岡の母の死の真相を問いただすが…(第2話)。 1994/08/30 発売
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/鮎と姉妹(鮎寿司、苦ウルカ)▼第2話/餡と生きがい・前編、後編(じょう蕷饅頭、金団、金つば)▼第3話/恋のキリタンポ・前編、中編、後編(ニボト、キリタンポ鍋、比内鶏の焼き物)▼第4話/機転の鯛料理(鯛の刺身、鯛のあらの吸い物、鯛の天ぷら)▼第5話/犬を食べる・前編、後編(犬鍋、ヘビ鍋) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・夫の山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。 ●あらすじ/莫大な財産を持つ京極は、仲の悪いふたりの娘にどのように遺産分配をすればいいものかと頭を悩ませている。しかし、ふたりは仲が悪いどころか、実はとっても仲良しで…(第1話)。▼大学時代の恩師を訪ねた山岡夫妻は、将来の目標が定まらずに毎日フラフラしている恩師の息子・一良に会う。そこに、和菓子職人である一良の祖父が、一良が子供の頃好物だったという和菓子を持って現われるのだが、「餡なんて下品な味がして大嫌いだ!」と一良は家を飛び出してしまう!(第2話) ●本巻の特徴/ゆう子の兄・誠の恋の話が描かれる(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/京極万太郎(第1話)、「岡星」主人(第1話) ●その他DATA/表紙写真〜キリタンポ鍋[調理/昔のきりたんぽや] 1996/05/30 発売
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/30年目のおせち料理(鶏と野菜の煮しめ、キンメダイの鍋)▼第2話/対決再開!(みかん)▼第3話/イカスミの愛情(イカスミのスパゲッティ、イカのスミ汁)▼第4話/コンニャク文化(コンニャクの刺身)▼第5話/新聞戦争・1〜4(イクラとキャビア、カニと白菜のクリーム煮、ステーキ、金柑の砂糖煮、チョコレートそうめん)▼第6話/餃子人生(海老・豆苗の蒸し餃子、焼き餃子スープ入り、湯豆腐餃子) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・夫の山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探求者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父)。 ●あらすじ/新年早々、大原社主の奥さんから呼び出しがかかった山岡夫妻。慌てて社主の家を訪ねると、娘家族が連れてきたペットたちに荒らされて、家の中やせっかく用意したおせち料理はしっちゃかめっちゃか。明日、30年ぶりにブラジルから帰国する友人のために、最高の正月料理を是が非でも用意したいと大原に泣きつかれた山岡たちは…(第1話)。▼山岡とゆう子が結婚して以来中断していた「究極のメニュー」VS「至高のメニュー」が再会されることになった。しかし雄山は、以前山岡たちがじゅんさいの善し悪しを見抜けなったことを例に出し「未熟者と戦うほどヒマはない」と言い出した!(第2話) ●本巻の特徴/本巻では、金上の余計な一言から発展した、社長レベルでの東西新聞vs帝都新聞の争いの中で、雄山が「至高のメニュー」に懸ける意気込みが語られる(第5話)。 ●その他DATA/表紙写真〜チョコレートそうめん[調理/千鳥屋] 1996/07/30 発売
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/いじめを許すな!・前編、中編、後編(軍鶏料理、赤飯饅頭)▼第2話/串カツ論争(串カツ)▼第3話/山岡の講演(苺のショートケーキ、鯛のかぶと煮、トロ焼き、お粥)▼第4話/鉄板焼の心がけ(ステーキ、サヤインゲン焼き、生シイタケ焼き、ガーリックライス)▼第5話/よもぎの春(沖縄風牛のモツ鍋、よもぎ団子)▼第6話/二木家の離乳食・前編、後編(ミルク・プディング、カスタード・プディング、カボチャのきんとん、レア・チーズケーキ、おろしリンゴ、牛乳葛餅) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・夫の山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探求者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父)。 ●あらすじ/東西新聞社に中学生が社会科見学に訪れた。山岡はその中に同級生からいじめを受けている子を発見するが、教師は何も言わない。結局自殺未遂まで図ったその子を預かった山岡は、いじめを克服すべく彼に、相手が死ぬまで闘う激しい闘鶏を見せた後、軍鶏をご馳走する。おいしいものを食べ、少年はすっかり元気になるが、山岡は彼の思惑とは逆に、軍鶏みたいにはなるなと言う…(第1話)。▼金上にそそのかされて、東西新聞と帝都新聞が一触即発の危機に陥ったことを踏まえ、局長レベルでも親交を深めようと、東西新聞の小泉局長と帝都新聞の秀沢局長が食事をすることになった。しかし、串カツの食べ方で口論となり…(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/中松警部(第1話)、快楽亭ブラック(第1話)、はる(第1、3〜5話) ●その他DATA/表紙写真〜軍鶏料理[調理/炭焼料理「炭火」] 1996/09/30 発売
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/バターと醤油▼第2話/女子高生のお願い・▼第3話/ゼロからの出発▼第4話/東西新聞の危機 ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・夫の山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探求者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父)。 ●あらすじ/富井から、「週刊新論」の若き副編集長・坂川を紹介された山岡とゆう子。坂川は、欧米に対していまだに劣等感を抱いている日本人を奮い立たせるため、日本文化の素晴らしさを世界中に知らしめようと躍起になっている。そこで、山岡たちに日本の食文化が世界の冠たることを見せてほしいと頼むのだが、彼の「フランス料理なんて、バターばかりを使った低俗なものだ」という言葉が山岡は引っかかり…(第1話)。▼アメリカのメディア王・トレバー・コドラム氏が来日することになった。コドラム氏は、欧米の新聞やテレビ局を次々と買収しているやり手で、山岡はそんな彼を好ましく思わない。今回は、2年前に買収した映画会社の映画宣伝のための来日が名目だが、何か裏がありそうだ。明くる日、コドラム氏の記者会見に行った山岡は、言葉のあやからコドラム氏に「妻の土産に東西新聞を買っていきたい」と言われてしまう。怒った山岡はワサビが大量に入ったのり巻きをコドラム氏に食べさせる。むろんコドラム氏は激怒してしまい…(第4話)。 ●本巻の特徴/アメリカのメディア王・コドラム氏が金上と手を組んで、東西新聞の乗っ取りと海原雄山の失脚を企む。そんな彼らと闘うために手を組んだ山岡と雄山。そのなかで山岡は、雄山と母親(雄山の妻)の意外な関係を知ることとなる(第4話)。 ●その他の登場キャラクター/「岡星」主人(第1、4話)、料理屋「大咲」の板前・中本恒一(第1話)、東西新聞社員食堂料理長・相川(第2話)、大原社主(第4話)、アメリカのメディア王・トレバー・コドラム(第4話)、極亜テレビ社長・金上(第4話) ●その他のデータ/表紙写真〜つくね親子丼、裏表紙写真〜空豆のスープ、扉写真〜天神様の梅茶漬け 1997/09/30 発売
▼第1話/ドジ尽くし(パルメザンチーズ、ルコラとプチィトマトのサラダ、スプニョーラのスパゲティ)▼第2話/酒の甘さと相性と(タピオカプディング)▼第3話/料理の勘(フカヒレの姿煮・蒸しアワビ・アヒルの皮のロースト北京ダック仕立てのでせチャーハン、カツオの塩辛チャーハン)▼第4話/本物の出会い(松前漬け)▼第5話/誠意の味(鱈鍋)▼第6話/テッチャンの味(テッチャン焼き)▼第7話/機械嫌い(イカのコロッケ)▼第8話/トロロの深み(トロロ汁)▼第9話/出会いの天ぷら(ギンポの天ぷら)●あらすじ/小泉局長が、各出版社の集う新年カルタ取りの東西新聞チームに、栗田の姪で新年カルタ取りの選手権個人戦で東京都3位、団体戦優勝のしずかちゃんを入れて必勝を目指そうと考える。だが彼女は、学校に授与されたクリスタルガラス製の優勝杯を壊した責任を感じてふさぎこみ、カルタどころではない。なんとか大会に出場させようと小泉は、気晴らしにと彼女を食事に連れ出す。しかし、そこで小泉はグラスを割るなどの失敗を立て続けに重ねてしまい……(第1話)。▼ 辛口評論で名高い先生が、東西新聞の文化欄に随筆を書くことが決まり、打ち合わせ兼食事会を開いた。そこで、その先生から「甘い菓子と酒を飲むのは出来の悪い人間だ」という考えを聞かされた山岡は、腹を立ててしまい……(第2話) 。●本巻の特徴/評論家に口応えをしたり、賭事に夢中で、仕事をおごそかにしている料理人の目を覚まそうと、料理の勝負をすることになったりと、難題続きの山岡。どんな料理が解決の糸口になるのか!? 1999/09/30 発売
▼第1話/のれんわけの意味▼第2話/日本全国味巡り宮城編1〜6▼第3話/誕生の日▼第4話/命名騒動!?(前編)(後編) ●登場人物/山岡史郎(東西新聞文化部員。膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)、栗田ゆう子(東西新聞文化部員。夫の山岡とともに「究極のメニュー」を担当。いよいよ母になる)、海原雄山(超高級料亭「美食倶楽部」を主催する希代の美食家。自分に反抗し家を出た実の息子・山岡を勘当。「至高のメニュー」で対決する) ●あらすじ/山岡のプロポーズを受け結婚したゆう子。双子を授かったことがとわかり、雄山に報告に行く。その帰りのタクシーの中で、忘れ物の携帯電話が鳴り出した。電話に出たゆう子は、その持ち主が天ぷらの名店「天旗」の板前、川村と知った。のれん分けのことで悩んでいた彼は…(第1話)。 ●本巻の特徴/幸せいっぱいの山岡とゆう子。一方、雄山は「出産後も仕事を続ける」と言ったゆう子を試すかのように、「日本全県味巡り」対決の第二弾をしかけてきた。舞台は宮城県。仙台市、山元町、牡鹿町、気仙沼市、筑館町、丸森町と、食材を求めて県内を尋ね歩いた山岡たち一行は確かな手応えをつかみ、自信満々で雄山に挑んだ。だが雄山は「宮城県の肝心なつぼをはずしてくれたな」と不敵に笑う。さて、この勝負の行方は…? 2000/05/30 発売