月をさすゆび(3)
秋ーー東仏に学ぶ四人は、各々の道を探す。
福島での復興ボランティアが、四人それぞれの心に、
強く“何か”を与えた。
それは仏の道、己の道を真摯に考える一助となり、
四人の道がーー動き始める。
季節は秋に入り、学びの時間も後半を迎え、
「普通の人」だった男、藤井善行が歩む、
僧侶への道が、鮮やかに浮かび上がってゆく。
清楚な女性・灯への思慕も、
ほのかな恋として意識されてゆく。
【編集担当からのおすすめ情報】
僧侶という意識が如何にして育ってゆくのか、
垣間見る仏道への興味と、
瑞々しさをもって進みゆく大人の時間ーー
日本人として、読んで価値ある漫画作品です。
第18話 呼び出しーーーー003
第19話 復帰ーーーー025
第20話 寄り添いーーーー047
第21話 灯の法話ーーーー069
第22話 皇居前撮影会ーーーー089
第23話 反省文ーーーー111
第24話 善行不在ーーーー133
第25話 特別講義ーーーー153
第26話 Wデートーーーー175
第27話 卒業アルバムーーーー195
第28話 二人だけの時間ーーーー217
愛29話 冬の街ーーーー237
第30話 決意ーーーー257
関連マンガ
仏教の学校で紡がれる青春譜。 38歳、独身、カメラマンーーー デジタルカメラの台頭と共に、彼の仕事は確実に少なくなっていた。 そんな折、叔母から進められたのは 僧侶になる専門学校に通うことだった!! 「たった一年、夜間の専門学校に通うだけでいいんだから!」 甘い誘いに乗り、関東仏教学院に向かった彼が出会ったのは…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 『竹光侍』の永福一成が書いた小説『月をさすゆび』を 希代の絵師・能條純一が完全漫画化! 小説版も、3月5日に発売になります! 2015/02/27 発売
僧侶への道、拓く!堂々完結! 春から始まった僧侶への道は、いよいよ冬を迎え、 藤井善行が僧侶となるための1年という時間も終盤に入る。 学ぶこと、そして「僧侶」となる自分に対峙しながら、 ひとりの女性・日野灯との縁を感じ、思う。 自らの足下を踏みしめながら、 月を、ゆびさすさきを、信じて進む。 【編集担当からのおすすめ情報】 僧侶になるための学びを丁寧に描き、 かつ一人の青年の成長と心情が、読む者に寄り添う珠玉の作品。 完結を機に、全4巻一気読みがオススメです。 ーー冬の章ーー 第31話◎年の瀬、そして… 005 ーーふたたび春の章ーー 第32話◎冬の願い事 027 第33話◎京都、前夜 049 第34話◎初日 071 第35話◎始まる。 093 第36話◎修行の日々 115 第37話◎時は来たれり 137 第38話◎得度 159 第39話◎はじめの一歩 181 第40話◎卒業 201 第41話◎それぞれの旅路 223 第42話◎あいさつ 245 第43話◎旅立ち 267 2016/06/30 発売