WOMBS ウームズ 5
白井弓子のハードSF長編、堂々の完結。
転送兵マナ・オーガが辿り着いたのは、アルメア軍曹の部隊とはまったく異質の、もうひとつの転送隊だった。
マナをめぐり交錯する、軍上層部や転送部長たち思惑。陰謀。そんな中、マナが自らの目で目撃することになった故郷の姿。明かされていくアルメア軍曹やサウラ中佐の過去。原生生物ニーバスの部族・クリムゾンと転送隊との隠された関係。
ファーストとセカンド、それぞれが目指した移民の惑星・碧王星で、あらゆるものが衝突し融合し、戦争の歴史を形作っていく。
そして、いつ果てるとも知れないドロ沼の戦争は、ついにその終局へ向かって加速度を増していく。マナたち転送兵を抗いがたい運命に巻き込みながら…
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妊婦だけの特殊部隊を描く壮大なるSF戦記 いびつな月が空に浮かぶ碧王星では、第一次移民と第二次移民との間で長年の戦争が行われていた。 第一次移民の国・ハストには、女だけの特殊部隊・特別転送隊がある。 それは、現地生物ニーバスの体組織を自らの子宮に移植することで、ニーバスの特殊能力である空間転送を身につけた特殊部隊。妊婦だけの特殊部隊である。 主人公マナ・オーガは、転送隊の新兵でありながら、「開拓者」という特異な能力を開花させることで、戦局を大きく動かす可能性を秘めていた。 敵の新首都完成が近づくなか、ハスト軍はマナ・オーガの開拓能力による大々的な反撃を企図する。一刻の猶予もない戦況の中、酷使されるマナの身には取り返しの付かない変化が起こっていた。 【編集担当からのおすすめ情報】 白井弓子氏による壮大にして奇想のSF戦記もついに4集。物語は決定的な転換点をむかえます。単行本描き下ろしに移行してこその読み応え十分の骨太なストーリーをお楽しみください。この巻を読んだ後、また1集から読み返したくなること請け合いです。 2013/06/28 発売