こはぜ町ポトガラヒー 〜ヒト月三百文晦日払〜(3)
幕末を生きた、異端の侍大家の物語…完結!
華のお江戸の片隅に、
小さな長屋がありました。
侍が大家をつとめるこの長屋、
店子は揃いも揃って「ワケあり」者ばかり!
元・科人のおりん、妹の仇討ちをあきらめた百姓の才助、
夫に捨てられた登勢、みなし子の安坊ーーー
かしましくも人情に溢れたここ「こはぜ町」の長屋にも、
時代の変化の波が押し寄せる。
江戸から明治へーー何もかもが変化を強いられる、激動の時。
ここに、語られざる「市井の」幕末維新史がある。
優しさ以上、お節介未満。
ちいさな長屋の大きな人情。感動のフィナーレをとくとご覧あれ!
【編集担当からのおすすめ情報】
最強“無名”作家、昌原光一渾身。
今を生きにくいすべての人に捧ぐ極上の時代劇!
作者の昌原光一氏は、2021年8月から9月に開催され話題を呼んだ
漫画「もしも東京」展にも参加されました。
まさに日本を代表する美しい筆致をご堪能ください。
第十八話 正月 005
第十九話 下谷 山崎町 029
第二十話 許嫁 053
第二十一話 弔い 077
第二十二話 忌み枝 101
第二十三話 幕末 125
第二十四話 千草日記 149
第二十五話 みんなの家 177
最終話 集合写真 205
関連マンガ
ここは、昨日の涙も笑いに変わる場所。 華のお江戸の片隅に、 小さな長屋がありました。 侍大家のこの長屋、 住人は揃いも揃って“ワケあり”者ばかり。 過去の罪、大切な恋の終わり、親子のすれ違い、 女の生きる道、自分の正義を貫くこと…… 苦しくって難しいこと全部、ここの“人情”が くるんでくれる。 優しさ以上、お節介未満ーー ちいさな長屋の大きな人情、とくとご覧あれ! 【編集担当からのおすすめ情報】 「人情」という、誰でも知っているようで、誰も上手く説明できないもの。 その正体を軽やかにそっと見せてくれるのが昌原氏の作品です。 漫画家にファンも多く「一体どうやって作画しているの!?」と 同業者からの質問が相次ぐほどの、傑出した光と陰の表現にも ご注目ください。 第一話 部屋住み大家 5 第二話 楊枝職人 嘉助 35 第三話 按摩 蛯ノ市 59 第四話 傘張り 又四郎 83 第五話 当主 彦衛門 107 第六話 徒目付 横川雅大 131 第七話 生酔 観音菩薩 155 第八話 科人 おりん 183 第九話 産声 203 2018/12/27 発売
ここは、耳をすませば人情が聴こえる町。 華のお江戸の片隅に、 小さな長屋がありました。 侍大家のこの長屋、 住人は揃いも揃って“ワケあり”者ばかり! 元・科人のおりん、妹の仇討ちについえた百姓の才助、 夫に捨てられた登勢、みなし子の安坊ーーー 一人で思い悩んでも埒あかぬこと、 答えはこの長屋が知っている。 優しさ以上、お節介未満。 ちいさな長屋の大きな人情、とくとご覧あれ! 【編集担当からのおすすめ情報】 名作落語のような粋な世界観、そして漫画家たちからも 一目置かれる傑出したその画力をぜひご堪能ください! 最強“無名”作家、昌原光一渾身。 今を生きにくいすべての人に捧ぐ極上の時代劇!! 第十話 双子………5 第十一話 垣根………29 第十二話 新大家………53 第十三話 旅籠丹波屋………77 第十四話 竹光浪人………101 第十五話 ふたりの女………125 第十六話 車押し安坊………149 第十七話 しがない大家………173 【番外編】只の犬………197 2020/05/29 発売