マンガむすび | こころのナース夜野さん(4)

こころのナース夜野さん(4)

こころのナース夜野さん(4)

作者

水谷緑

出版社

小学館

発売日

2021年10月12日 発売

ジャンル

患者からの恋愛感情に、医療者は…!?

担当する患者から好意を示された夜野。
看護師の先輩たちに相談して拒絶の意を示した彼女だが、
患者から「人間同士でつきあってたのではないのか」と責められる。

医療者は恋愛感情にどう応えるのが正解なのか?

悩みを抱えつつ、彼女は「慢性期病棟」へ。
そこで出会ったのは何十年間も入院している
曲者の患者ばかりで……

【編集担当からのおすすめ情報】
今巻には「精神科の歴史」というエピソードが収録されています。
精神科の成り立ちや、一般の方が持つ精神科への偏見、
行き場がないから退院できない患者さんの苦悩など…
現代日本が抱える問題をここで浮き彫りにしています。
ぜひ知っていただきたいです。

関連マンガ

こころのナース夜野さん(1)こころのナース夜野さん(1)

心の痛みと向き合う、精神科ナースの物語 言葉にならないSOSと向き合う医療が、精神科。 心の病気からそれぞれの人の真実を知っていく物語です。 【識者からの推薦の声】 「わかられにくい心が、ほんの少しだけわかる。 そのたびに、本人の心も、援助者の心も、ほんの少しずつ変わる。 臨床はその積み重ねだと思うのだけど、まさにそういう風景が描かれていました」 東畑開人(臨床心理士) 『野の医者は笑うー心の治療とは何か』 「リストカットするのは、かまってほしい人…? 単純にそう、考えてしまいそうになった時、この漫画を読んでほしい。 それは『生きたい』というその人の、数少ないサインかもしれないから。 言葉は時に、人の心を追い詰め、切り刻むほどの威力を持ちえてしまう。 けれどもまた、たった一つの言葉で、心が呼吸し、乗り越えられる夜がある。 私たちは今、誰かの明日をつなぐ一言を、紡げているだろうか。 そう投げかけてくれる一冊に出会えた」 安田菜津紀(フォトジャーナリスト) 『故郷の味は海をこえてー「難民」として日本に生きる』 ※本作は取材に基づくフィクション作品です。 医療監修は精神科医・医学博士の山登敬之先生にご協力頂いています。 【編集担当からのおすすめ情報】 前作『精神科ナースになったわけ』が話題を呼んだ 著者の最新意欲作! 生きたいから、自分の身体を傷つける。 心が壊れるのを防ぐために、幻覚や幻聴が現れることもある。 精神科で患者さんたちの「心の痛み」「孤独」「生きづらさ」と向き合う ナースと患者さんとの対話は、我々の日常の延長上にあります。 私たちのすぐ隣にいる、彼、彼女の物語です。 2020/01/10 発売

こころのナース夜野さん(2)こころのナース夜野さん(2)

これは言葉にならないSOSと向き合う医療 医療者の方々から「誰かの明日をつなぐ漫画」と称賛の声多々! 患者さんの言葉にならないSOSと向き合う医療が、精神科。 しんどいとき、孤独を感じるとき、 読むと心に優しく沁みる精神科ナースの物語。 2巻では、精神にも寿命があること、何も食べず生きていきたい少女と母親、 幼少期に性的虐待を受けた父親と対峙する患者さん、孤独死から見える生き方、を描きますーー 「心というブラックボックスと向き合うことで見えてくること。 生きづらさを感じていても、いなくても。 心について知ろうとすることで見える景色はきっとある」 『an・an』 2020年4月15日号 「言葉では埋まらない隙間がある。 名付けられない感情がある。 人の心の、目を逸したくなるような暗部を、 この物語は柔らかなタッチで、 否定もせず、声高に叫ぶこともせず、過不足なく描いている」 『共同通信 47NEWS』 【編集担当からのおすすめ情報】 精神科の医療は、気持ちを共有することからはじまります。 いま、皆それぞれストレスを抱えた状態にあると思いますので、 本作を読むことで読者の方々が少しでもホッとできたら…と願っています。 2020/07/10 発売

こころのナース夜野さん(6)こころのナース夜野さん(6)

精神科ナースとして、最大の葛藤!! 精神科ナースになって一通りの仕事を覚えた夜野に、「4年目の壁」が立ちはだかる。 疲労、慢心からのミス。そしてミスをした自分を責める思いに、夜野は押しつぶされそうになるが…!? その他、描かれるのは、 仕事をはじめ様々なことに苦しむ「医者のための自助会」。 いまや11人に1人がなるという「男性の育児うつ」。 そして「医療観察法(心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律)」の対象者2名を、通院患者として担当することになった夜野。 医療者として、一人の人間として、葛藤を抱えることになり…。 そんな夜野が選んだ道とは…!? クライマックス!! 【編集担当からのおすすめ情報】 本巻は、仕事に向き合う医療者の悩みや、葛藤するエピソードを中心に収録されています。この悩みは医療者だけに限らず、仕事をして生きていく多くの方にも共通するものではないでしょうか。 また、クライマックスに描かれる「医療観察法」を題材にしたエピソードは、医療と司法、そして人として抱えるジレンマが描かれています。 誰にとっても他人事ではないこの問題に、この作品を通じて興味を持っていただけたら幸いです。 第33話 仕事に飽きる 第34話 それぞれの思い 第35話 悩めるお医者さん 第36話 男の育児うつ 第37話 心神喪失で重大な他害行為を犯した者 第38話 葛藤 最終話 責任 2022/11/10 発売

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP