マンガむすび | セシルの女王(8)

セシルの女王(8)

セシルの女王(8)

出版社

小学館

発売日

2025年1月30日 発売予定

ジャンル

誰もが、“王の死”を待つ世界で。

1546年ーー

肥大化した身体と、亡き父と兄の幻影に苦しめられ、
誰にも理解されぬ孤独と不安に喘ぐ国王、ヘンリー8世。


「王妃キャサリン・パーに不貞の疑いあり」

政権奪取を狙う保守派層は、そんな王の心に付け入ろうと、
虚偽の注進に及ぶ。

王家の家族再生を叶えた、罪なきキャサリン・パーの運命は。

“来るべき日”に備え、自らを鼓舞する王子エドワードは。

そして、ある夜、
王として生きる者の孤独を誰より理解する“二人”が
抱えることとなった秘密とはーー

歴史が音を立てて動く、激震の第8集!!

【編集担当からのおすすめ情報】
かの有名なイングランド王・ヘンリー8世は名君か暴君か。

「世界史の教科書で知ったヘンリー8世」、
「王妃を次々と替えたで有名なヘンリー8世」、

……様々なイメージの中に存在する“確かに実在した、ひとりの男”。

本作の中でも、読む者に様々な感情を呼び起こさせた彼が、
遂に終わりの時を迎えます。

その人生の意味を、判定するのは誰なのか。

これは、いつの世も共通する“如何にして生きるか”の物語です。

歴史ファンはもちろん、今を懸命に生きるすべての読者に捧げます。ぜひご注目ください!!

関連マンガ

セシルの女王(1)セシルの女王(1)

誇り高き女王と、ある忠臣の物語ーー開幕! 『ベルサイユのばら』池田理代子氏、推薦。 『あさひなぐ』のこざき亜衣が新たに挑むーー新時代を築く、本格歴史ロマン!! 時は1533年、イングランド。 善悪の尺度も命の行方も不確かな時代に、明日を夢見る少年が居た。 ウィリアム・セシル、12歳。 王に仕えることで出世を目論む彼は、衣装担当宮内官である父に連れられ、初めて城へと登る。 しかしそこに君臨していたのは、暴虐な絶対君主・ヘンリー8世だった。 “ここでは人の優しさや寛容には必ず裏がある” “誰かが誰かを、常に見張ってる” 横行する暴力と裏切り、派閥争いや不貞。 夢見ていた宮廷との差に落ち込んだ少年は、その夜、王妃アン・ブーリンと出会い、 彼女のお腹の中の子…… 未来の“王”に仕えることを誓うがーー 実写映画化&舞台化も果たし、第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した『あさひなぐ』、全34巻の完結から一年。 こざき亜衣が新たに挑むのは、近世イングランドを舞台とした本格歴史ロマン!! 「『ベルサイユのばら』から50年。若い女性漫画家による本格的な歴史漫画の登場に、心躍るようです。」(池田理代子氏) これは、誇り高き女王と、彼女を支えたある忠臣の物語。 ーーさあ見届けよ、「彼女」と「彼」が築く、輝かしき【黄金の時代】を!! 【編集担当からのおすすめ情報】 少女たちの薙刀(なぎなた)に懸ける青春を描いた初連載作『あさひなぐ』の完結から、一年。 こざき亜衣氏が新たに題材に選んだのは、16世紀のイングランドを舞台とした本格歴史ロマンでした。 物語の冒頭、「主人公の一人」であるウィリアム・セシルという少年はまだ12歳。 魑魅魍魎の棲む宮廷で、幼く無力な彼は何を目撃し、何に怒り、何を祈るのかーー 今の時代にも響く、「如何にして生きるか」の物語。 その幕開けから是非ご一緒にお楽しみください! 2022/03/30 発売

セシルの女王(2)セシルの女王(2)

俺がエリザベス様をこの国の女王にします。 1533年9月7日、イングランド。 王子出産を嘱望された王妃アン・ブーリンが産んだのは、 エリザベスという名前の女児だったーー ローマ・カトリック教会に逆らってまで前王妃・キャサリンと離婚し 跡継ぎを産ませるべくアンと再婚した国王ヘンリー8世は激怒し、 キャサリンの一粒種であり、王位継承権をエリザベスに奪われたメアリは 傷ついた心の行き場を探していた。 次第に追い詰められていくアン。 彼女を慕う少年、ウィリアム・セシルは、 御簾越しにある誓いを立てる。 “俺がエリザベス様をこの国の女王にします”-- テューダー朝第5代にして最後の大君主・エリザベス1世と 彼女を支えた忠臣の物語。 壮大な序章を終え、彼らの激動の人生がいよいよ始まる!! 【編集担当からのおすすめ情報】 第1集発売時、「最終ページで鳥肌が立った!」という感想がSNS上に溢れた本作。第2集ではいよいよ物語が本格的に動き始めます!! 誰もが一度は耳にしたことがあるエリザベス1世という稀代の女王は、 如何にしてイングランドの黄金時代を築くに至ったのかーー。 500年前の遠い異国の物語。 それなのに、まるで友達に起きたできごとのように、息遣いや血の温度を感じる。 前作『あさひなぐ』で今を生きる少女たちを描き、読者を魅了したこざき亜衣氏の真骨頂が、この物語でも存分に発揮されています。 歴史ファンも、歴史アレルギーのあなたも、等しく夢中にさせる。 新時代を築く大河ロマン、是非ご堪能ください! 2022/07/29 発売

セシルの女王(3)セシルの女王(3)

エリザベス1世と彼女を支えた忠臣の物語。 「俺がエリザベス様をこの国の女王にします」 アン王妃にそう約束したウィリアムは、ケンブリッジへと進学。 学内ではカトリックとプロテスタントが混在し議論を深めていたが、 国王ヘンリー8世に背く立場として、大学総長であり、 カトリック司教ジョン・フィッシャーがロンドン塔へ収監される。 時の権力者・クロムウェルに、釈放の条件として フィッシャーに国王支持を表明させるよう言い渡されたウィリアムはーー!? 歪む音を立てながら、強引に進む時代。 大人にならざるを得ない少年たち。 そんな折、前王妃・キャサリンの訃報が届き、 ウィリアムの、アンの、エリザベスの運命を大きく揺るがすこととなる 激動の1536年が幕を開けるーー!!!!! 【編集担当からのおすすめ情報】 イングランドの黄金期を築いた、テューダー朝第5代にして最後の大君主・エリザベス1世。 誰もが一度は名前を耳にしたことのある彼女は、 如何にして女王となったのか。 乃木坂46メンバーにより映画化・舞台化もされ、 第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞したヒット作『あさひなぐ』でなぎなたに挑む少女たちの青春を描いたこざき亜衣氏が挑む、本格宮廷ドラマ。 待望の第3集では、いよいよウィリアム・アン王妃・エリザベス王女の運命が大きく動く大事件が次々と起こります。 史実をベースに緻密な感情描写を重ね、 著者ならではの解釈で当時を懸命に生きた人々を描き出す、 ドラマチック歴史ロマン。 500年前に遠い異国で起きたできごととは思えないほどリアルに胸に迫る本作、ぜひご注目ください!! 2022/12/28 発売

セシルの女王(4)セシルの女王(4)

王妃アン・ブーリン、その運命の日ーー 激動の1536年ーー 前王妃キャサリンの訃報が届いた半月後。 その呪いか宿命か、馬上槍試合で王は落馬、 待望の王子出産直前だったアン・ブーリンは流産をしてしまう。 焦った兄ジョージの失策も重なり、王の寵愛を失ったアンは 不貞の冤罪をかけられ、無情にも処刑を言い渡される。 “王妃は、まだ生きている” 託された手紙を読んだウィリアムは、必死に馬を駆け彼女の元へと急ぐ。 その時、残された一人娘エリザベスはーー そして物語は更なる混迷のはじまり……1539年へ!! 【編集担当からのおすすめ情報】 イングランドの黄金期を築いた、テューダー朝第5代にして最後の大君主・エリザベス1世。 誰もが一度は名前を耳にしたことのある彼女は、 如何にして女王となったのか。 乃木坂46メンバーにより映画化・舞台化もされ、 第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞したヒット作『あさひなぐ』でなぎなたに挑む少女たちの青春を描いたこざき亜衣氏が挑む、本格宮廷ドラマ。 500年前、遠い異国で起きたできごとだとは思われぬほど、その時、その人物が何に涙を流し何を祈ったのか、 痛いほどに胸に迫ってくる本作。 歴史ファンはもちろん、全く知識のない方にも楽しんでいただきたい一作です。 待望の第4集、処刑を言い渡されたアン王妃の運命の一日から物語は始まります。 そして、3年半後にあたる新章へーー 史実をベースに緻密な感情描写を重ね、著者ならではの解釈で当時を懸命に生きた人々を描き出す、 ドラマチック歴史ロマン、ぜひご注目ください!! 2023/05/30 発売

セシルの女王(5)セシルの女王(5)

繰り返される王妃交代劇の行方は!? 1540年、6月ーー 政敵ノーフォーク公(トマス・ハワード)に陥れられ、失脚した稀代の政治家トマス・クロムウェル。 ウィリアム・セシルが師と仰ぐ彼の処刑が迫る中、 4番目の王妃アン・オブ・クレーフェは、王の愛人であるキャサリン・ハワードに、ある密約を持ちかける。 一方、6歳になったエリザベスは、幼くして王族に生まれた孤独を知っていた。 「俺に使わせてください。ヘンリー8世の娘として生まれた、あなたの運命を」 「俺はあなたの、もうひとつの魂〈スピリット〉になりたいのです」 血よりも、恋よりも濃い誓いを申し出たウィリアムに、エリザベスの答えとは!? 船頭を失い、混迷していく政治。 不信感を募らせ、暴走を始める王。 時代の荒波と周囲の思惑に翻弄されながらも、自らの道を見定めようとする女たちの姿を見届けよーー!! 【編集担当からのおすすめ情報】 ジェーン・スーさんご推薦!! イングランドの黄金期を築いた、テューダー朝第5代にして最後の大君主・エリザベス1世と、彼女を支えた忠臣の物語、待望の第5集。 女性の人権が認められなかった時代、エリザベスや姉・メアリ、 次々と交代になるヘンリー8世の王妃たちは如何にして、その命を燃やしていったか。 現代社会に生きる女性たちが立ち向かっている様々な問題にも通じる、時代性と強度のある作品です。 史実をベースに緻密な感情描写を重ね、著者ならではの解釈で「まるで友人のように」当時の人々を描き出す本作、 歴史ファンはもちろん、今を懸命に生きるすべての読者に捧げます。ぜひご注目ください!! 2023/10/30 発売

セシルの女王(6)セシルの女王(6)

6人目の王妃は誰だーー!? 1542年、2月ーー ロンドン塔のタワー・グリーン。 大人たちの都合で祭り上げられ、わずか17歳にして“5番目の王妃“となった少女が、 ただ恋人を愛したばかりに裁かれ、数多の血を吸い込んだ断頭台に上ろうとしていた。 「私がお前のために祈ろう」 庶子であり、無力な7歳のエリザベスの言葉は、彼女の魂を救うのか。 それから半年後。 22歳になったウィリアム・セシルは、 父王であるヘンリー8世の存命中に、エリザベスの王位継承権復活を目指す。 「あの王はいつも女で動く」 目的遂行のため、助言を得たセシルが目指したのは、 “6番目の王妃”の擁立だったーー!! 第二章“王妃交代劇編”クライマックス!! 【編集担当からのおすすめ情報】 既刊続々重版&各著名人絶賛!! イングランドの黄金期を築いた、テューダー朝第5代にして最後の大君主・エリザベス1世と、彼女を支えた忠臣の物語、待望の第6集。 キャサリン・オブ・アラゴン アン・ブーリン ジェーン・シーモア アン・オブ・クレーフェ キャサリン・ハワード ……そして。 次々と交代になるヘンリー8世の王妃たち。 己の使命に、信念に、愛に命を燃やし生き抜いたその姿は、現代を生きる我々の胸を強く打ちます。 第6集では、第25話「ホワイトホールの三姉弟」から幕を開けた第2章“王妃交代劇編”が完結。 そしてまた、新しい幕が開きます。 史実をベースに緻密な感情描写を重ね、著者ならではの解釈で「まるで友人のように」当時の人々を描き出す本作、 歴史ファンはもちろん、今を懸命に生きるすべての読者に捧げます。ぜひご注目ください!! 2024/03/29 発売

セシルの女王(7)セシルの女王(7)

王子と王女、初めての家出!? 1544年ーー 6番目の王妃キャサリン・パーを母として迎え、 ようやく王家が家族として機能し始めた、その翌年。 父王ヘンリーに老いの兆しが見える中、 幼き王太子エドワードの後継者教育が急がれる。 容赦なく迫る新時代の足音。 望む望まざるに拘わらず、“男子たるもの”が背負わされる運命。 「私と一緒に死ぬか? エドワード」 次第に追い込まれていく弟に、エリザベスが持ちかけた計画とは!? その時、セシルもまた その生涯を彼女に捧げる覚悟が問われることとなるーー 【編集担当からのおすすめ情報】 既刊続々重版&各著名人絶賛!! イングランドの黄金期を築いた、テューダー朝第5代にして最後の大君主・エリザベス1世と、彼女を支えた忠臣の物語、待望の第7集。 次々王妃を取り替えてきた“暴君”ヘンリー8世。 愚かで醜悪で、強くて偉大な王として、民衆や権力者たちの欲望と不満をたった一人で受け止めてきた彼。 その後継者として、一刻も早い成長を期待されるのは、まだたった6歳の王子エドワード。 6集までの「王妃交代劇編」では、現代にも通じる女性の生きづらさを描き出した本作、 今集からは、“男子たるもの”背負わされた宿命や呪いにスポットライトが当たります。 500年前の遠い異国に暮らす王族たちと、 現代日本を生きる我々。 これは、いつの世も共通する“如何にして生きるか”の物語です。 歴史ファンはもちろん、今を懸命に生きるすべての読者に捧げます。ぜひご注目ください!! 2024/08/30 発売

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP