ユニ様の舟(1)
モブメガネが人気者女子の「神」になる物語
学校内ではその他大勢のメガネ男子・高野台(たかのだい)くんは高校2年生。
当然、学年一の人気を誇る女子・鯉ヶ窪(こいがくぼ)さんの視界には
入っていないも同然の存在だ。
そんなある日、彼女の小テストの答案を拾った彼は
そこに記された謎の走り書きが気になってしまい、
気持ち悪くも彼女の身辺調査を開始してしまうーー
これが、彼のジェットコースターな日々の始まりだった…!
新人賞で「大賞」を受賞した現役大学生が挑む、イビツな恋と青春を描くデビュー作!
【編集担当からのおすすめ情報】
本来ならば接点など持てるはずのない、
同じクラスでありながら「階層」が異なる天と地のふたり。
なのに、なぜか毎週金曜の放課後、旧校舎にて
二人きりの時間が作れることになってしまう!
そんな都合のいい話が……あるワケないのだけれど
そこには偶然と必然があって……というストーリーです。
作者の野咲氏は現在大学3年生。みずみずしい筆致で描かれる
「ワケあり/まくり」の恋愛と成長の物語、ぜひ一度読んでみてください!
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信仰×宗教の恋物語、怒濤の完結巻!! 軽はずみな思いつきがキッカケで、クラスの一番人気女子・鯉ヶ窪(こいがくぼ)さんから 「神」と呼ばれるようになってしまったモブメガネ・高野台(たかのだい)くん。 親しくなったとはいっても、「しゃべれるようになった」「二人で一緒に帰った」といった程度のことなのだけど、 それでも高野台くんのテンションは密かに上がりきっている。 さらに彼女の母親は、ちょっと怪しい新興宗教「ユニ様の舟」の熱心な信者でもあることが うっすらと学校内で話題になっている…。 そんな複雑な状況で、高校生にとっての一大イベント・文化祭の日が迫る。 あの子に「神」として崇められたいのか。それとも「人」として愛されたいのか。 高2の秋、万能感と後ろめたさとピュアな思いの三すくみになってしまった メガネの明日はどっちだ…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 小さい頃からずっとモブキャラだった高野台くんは知ってしまった。 同じクラスの気になる女子と対等に接することの楽しさを。 そして、青春を謳歌することの心地よさを。 インチキなルートで「神様」になってしまった自身をどうするのか。どうしたいのか。 その先に待つのは栄光なのか、それとも破滅か。 悩めるメガネの文化祭前夜、そして文化祭当日。 大学4年生となった作者が張り裂けそうな想いで綴ったイビツすぎるラブストーリー、 その結末を見届けてください…! 2025/09/11 発売