「赤毛の役立たず」とクビになった魔力なしの魔女ですが、「薬草の知識がハンパない!」と王立研究所に即採用されました。 2
「勘違いしちゃいけない。これは偽の婚約なんだから」
「とても綺麗だよ、ルジェナ。とても綺麗だ」
薬草工房を追い出されたルジェナを助けてくれたのは、国王陛下の子息・エーリク。
役立たずどころか豊富な知識を持つルジェナは、研究所にスカウトされただけでなく、なんとエーリクの婚約者のフリをすることに!
研究をしながら、マナーレッスンにダンス。
戸惑いと喜びに満ちた生活は、ひとりぼっちだったルジェナにとって初めてだらけで……。
そして、ルジェナを失い壊滅状態に陥った工房では、彼女を巡る不穏な動きがーー!?
「少しでも早くあの子を取り戻せ。どんな手を使ってもだ」
胸が痛くなるほどの幸福が降り注ぐ、溺愛身分差ストーリー第2巻!
2024年4月刊
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「ルジェナ・レジェク。今日でお前はクビだ!」 「みんな気を遣ってたんですよ。魔力がない魔女なのに、調剤まで下手くそなんて」 薬草工房長の代替わりにより、仕事と住む場所を突然失ったルジェナ。 しかし、偶然知り合った貴族のエーリクは前のめりに提案する。 「ルジェナ、君の薬草の知識、すごいよ!私の作った王立研究所で働いてくれないか?」 それまで自分の知識を褒められたことなどないルジェナは、信じられない思いでそれを承諾する。 しかし、エーリクの提案はそれだけではなかった。 なんと、偽の婚約者になってほしいと言ってきてーー!? 一方、ルジェナが去った後の工房は、作る薬の質が下がったと苦情が殺到。 ルジェナを追い出した者たちは、彼女の居場所を探そうとするが……。 魔力のない魔女ルジェナを、(少々変わり者の)貴族エーリクが溺愛する身分差ラブストーリー! 2023年11月刊 2023/11/20 発売
「ルジェナみたいな女の子は初めてだから」 「好きなんでしょう?ルジェナのこと」 薬草研究が大好きな第一王子・エーリクのもとで万能薬作りに励むルジェナ。 「役立たずな自分が初めて人の役に立てる」と喜ぶルジェナに、エーリクは彼女自身の素晴らしさと、目一杯の感謝を伝える。 彼の視線に、手のひらに宿る感情は……? そして薬草工房では、ルジェナを手に入れるべく企むダリミルの影で、フランツがついにその正体を現すーー! あったかくてきゅんと沁みる、溺愛身分差ロマンス第3巻! 2024年11月刊 2024/11/20 発売