「赤毛の役立たず」とクビになった魔力なしの魔女ですが、「薬草の知識がハンパない!」と王立研究所に即採用されました。 3
「ルジェナみたいな女の子は初めてだから」
「好きなんでしょう?ルジェナのこと」
薬草研究が大好きな第一王子・エーリクのもとで万能薬作りに励むルジェナ。
「役立たずな自分が初めて人の役に立てる」と喜ぶルジェナに、エーリクは彼女自身の素晴らしさと、目一杯の感謝を伝える。
彼の視線に、手のひらに宿る感情は……?
そして薬草工房では、ルジェナを手に入れるべく企むダリミルの影で、フランツがついにその正体を現すーー!
あったかくてきゅんと沁みる、溺愛身分差ロマンス第3巻!
2024年11月刊
関連マンガ
「ルジェナ・レジェク。今日でお前はクビだ!」 「みんな気を遣ってたんですよ。魔力がない魔女なのに、調剤まで下手くそなんて」 薬草工房長の代替わりにより、仕事と住む場所を突然失ったルジェナ。 しかし、偶然知り合った貴族のエーリクは前のめりに提案する。 「ルジェナ、君の薬草の知識、すごいよ!私の作った王立研究所で働いてくれないか?」 それまで自分の知識を褒められたことなどないルジェナは、信じられない思いでそれを承諾する。 しかし、エーリクの提案はそれだけではなかった。 なんと、偽の婚約者になってほしいと言ってきてーー!? 一方、ルジェナが去った後の工房は、作る薬の質が下がったと苦情が殺到。 ルジェナを追い出した者たちは、彼女の居場所を探そうとするが……。 魔力のない魔女ルジェナを、(少々変わり者の)貴族エーリクが溺愛する身分差ラブストーリー! 2023年11月刊 2023/11/20 発売
「勘違いしちゃいけない。これは偽の婚約なんだから」 「とても綺麗だよ、ルジェナ。とても綺麗だ」 薬草工房を追い出されたルジェナを助けてくれたのは、国王陛下の子息・エーリク。 役立たずどころか豊富な知識を持つルジェナは、研究所にスカウトされただけでなく、なんとエーリクの婚約者のフリをすることに! 研究をしながら、マナーレッスンにダンス。 戸惑いと喜びに満ちた生活は、ひとりぼっちだったルジェナにとって初めてだらけで……。 そして、ルジェナを失い壊滅状態に陥った工房では、彼女を巡る不穏な動きがーー!? 「少しでも早くあの子を取り戻せ。どんな手を使ってもだ」 胸が痛くなるほどの幸福が降り注ぐ、溺愛身分差ストーリー第2巻! 2024年4月刊 2024/04/19 発売
「祝賀会なんかより、ルジェナと2人きりで踊りたいよ」 「どうしても、あなたと婚約したいの」 ルジェナとエーリクの努力が実を結び、“魔女の万能薬”を再現した“回復薬”が完成! 効果実証のため単身王都へ向かったエーリクを待ち受けていたのは、師でありながら王立研究所を潰そうと目論む宮廷薬師・コスタロヴ。 更に、彼の娘・イザベラがエーリクに婚約を迫ってきてーー!? 離れていても互いを想うルジェナとエーリク……“偽”婚約者たちを取り巻くように、黒い思惑が動き出す! 頑張る誰かを抱きしめたくなる、一番愛おしい身分差ラブストーリー! 2025年5月刊 2025/05/20 発売
とうとうルジェナのもとに辿り着いたダリミル! フランツに唆された彼は“エーリクから救い出すため”ルジェナに結婚を申し込むのだと言う。 支離滅裂なプロポーズを断ろうとするルジェナ。 しかし同時に伝えられたのは、研究所の皆を巻き込む、ある恐ろしい計画だった! 「演じるの。最後まで迷惑をかけないようにーー“赤毛の役立たず”を受け入れてくれた皆に」「短い間ですが、お世話になりました」 別れを告げられたエーリクは……!? 想うほどにすれ違い、切なさが胸打つ第5巻! 2026年1月刊 2026/01/20 発売予定