伏少女とケモノの烈花譚(3)
「伏と人間を巡る因果を終わらせたい」 猟師の少女・浜路と、伏・信乃が抱く同じ想い。しかし、二人の行く道は逆方向へと延びていく…。信乃が思い描く因果の果ての世界、浜路を操るように寄り添う影の正体。その全てを知った時、浜路はーー?
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少女が筒先を向けたのは、兇暴で、脆く美しい、犬人間ーーー。 天保十三年、江戸(えど)は謎のケモノ「伏(ふせ)」の脅威にさらされていたーー。猟師の少女・浜路(はまじ)は、江戸で「伏狩り」をして暮らす兄・道節(どうせつ)の元へとやってくる。少女の銃口がケモノに向けられたとき、烈しく咲き誇り、儚く散る花のように、「因果」の歯車が回り出すーー。 2012/09/25 発売