出版社 : 講談社
少し先の未来…。腐敗が進み夢も希望もなくなった社会では、イリーガルなルール無用の地下格闘技「ヤオヨロズ」が隆盛を極めていた。ところ構わず繰り広げられる残忍なストリートファイトに動くのはカネ、そして人々の欲望。街で盗みを繰り返していた非行少年・祭矢ジンはその暴力に巻き込まれる。だが、彼のファイターとしての資質は圧倒的でーー。規格外の怪物が全てを破壊する、新世代の豪快バトルアクション開幕!
両親を失くし天涯孤独となった女子中学生・巻尾ウサギは、ヤクザ、借金、あらゆるものから無我夢中で逃げているところを、陸上競技の指導者だという狼塚に助けられる。狼塚はウサギの全速力の走りに、陸上選手としての才能を見出だしていた。「逃げるやつを肯定するのが陸上競技やろがい」。ウサギは生きるために彼の指導のもと、陸上という闘争の世界への逃走を決意する。現実に捲られる少女と、夢破れたコーチの陸上群像劇!!
関東に拠点を置くヤクザ「沙鳥組」。その若頭・橋矢丈一郎は最高にカッケェ兄貴だった。 強くて、渋くて、義理人情に厚くて…。弟分である久留米牧葉は、兄貴にスッカリ惚れ込んでいた。 そんなある日、兄貴が何者かに撃たれてしまう! 目を覚ました兄貴は、記憶を失い「アホニキ」に…!? 兄貴の記憶の扉を開くため、久留米(通称マッキー)のクッキングライフが始まる! 喰らわせ戻せ、カッケェ兄貴。知恵袋的ご家庭グルメ!
大総統府の勅命を受け、外交官として諸国を訪ねる旅に出たクトゥリとロメリア。初仕事の地となる海上国家ラクリマーレに到着したふたりは、王子・ジラソーレと出会う。ジラソーレは母であり国を治める女王陛下との確執に悩んでいた。一方、女王はラクリマーレ建国にまつわる「涙の聖女」の神話をロメリアに語る。堂々完結! 死ねない軍人と泣けない少女の契約婚姻譚。
今度こそ勝つと挑んだ全日本ジュニアで、敬愛する先輩いるかの怪我で動揺したいのりは、終生のライバル・光に届くどころか、ショートプログラムで失敗してしまいフリースケーティングは滑る資格を失うという惨敗を喫してしまう。 動揺を隠すいのりは光の前で号泣し、心が折れかけたいのりのために光は畢生の滑りを見せる。 スケートに憧れた初心を思い出し、情熱を取り戻したいのりだったが、自分への失望から練習や生活で焦りを見せ、周囲を心配させるが、司との一時的な衝突を経て、新たな気付きを得る。再び金メダルを目指すいのりと司はJGP(ジュニアグランプリシリーズ)の上位6選手(組)のみが出場できる決勝(ファイナル)に照準を合わせ、中国の土を踏む!
元戦闘工作員・島崎真悟。 日本で平和に暮らそうとする彼の居場所を突き止めたLELの幹部・教授は、 島崎に自分のもとへ戻ってくるよう告げる。 2ヵ月の猶予を与えられた島崎は コロニーの仲間と共にセーフハウスへ移動するが 到着するとその家は燃え上がっていて…? 島崎の近くに内通者がいる。 信じたい人たちを疑う、苦しい諜報戦が始まるーー! 戦場の呼び声に抗う第11巻!
【累計50万部突破!】 緑が輝く大正十年、八月。 新婚旅行でふきの故郷・修善寺を訪れた二人。しかし、ふきの元婚約者の登場で、勇吾の心は掻き乱れーー!? 川のせせらぎ響く街の水面下、過去の記憶が胸を焦がす。 大正夫婦の新婚譚、新展開の第四巻! ※本商品は通常版です。同日発売の特装版には、描き下ろし漫画収録の32頁小冊子が付きます。
かつてポールダンサーだった母をきっかけに、ポールダンスに興味をもった女子中学生の「ややの」。熱海の夏祭りでのステージをケガで断念した彼女が、ついに初めてのステージに立つことに。それが「ジュニアポール選手権出場」。再会した「レナ」の熱く厳しい指導を受け、いざ本番へ。本番直前まで心は揺れるも、いまできる最高のパフォーマンスを目指して──。その結果は!? さらにこのステージを経て、ややのが進む道とは!? 『ハレ婚。』のNONが巧みな筆致で描く、アツく青いポールダンス物語、第6巻!
賭け麻雀が合法化された日本で、企業戦士たちが真剣勝負!? 躍進中の新興ゼネコン<風海建設>。クリーンな見積もりとホワイトな労働環境は表向き、 躍進の真の原動力は<接待麻雀課>にあり! ゼネコンの命綱とも言える入札を有利に進めるため正々堂々、真剣勝負で負けにいく! 単純に勝利を目指す麻雀では得られない最高精度の読みと判断力の戦いーーー。 脳を震わす<接待麻雀>開局!!
シェアハウスの住人・深見と別れた夫のトラブルに心を痛める伴。問題解決のため協力を申し出た住人たちをかたくなに拒絶する深見に、伴は友人として行動を起こす。そして、絶賛恋愛トレーニング中の外崎&鈴にも大きな進展が…!
「壇蜜は、まるで不条理そのものが人の形を取ったかのような存在である。 ゆえに、壇蜜の周囲に不条理が引き寄せられるのは、この世界における条理といえるかもしれない」 2017年晩秋。 炎上騒動で落ち込む壇蜜を清野が連れ出したのは、箱根。 温泉で心身を癒やした後に、なぜか導かれたのは出口の見えない山の中ーー。 付き合っていることを周囲に隠しながら、ふたりの奇行寄りの外出は続く。 外出していないときは、部屋の中で愛しきペットたちと不穏な体験を重ねる。 いっしょにいることに理由なんていらない。不条理を楽しめるふたりだから。 読者にも作者の「ロマン致ッ死」体験が次々と伝染し、賞賛の声、続々! 「モーニング」で大反響月イチ連載中、大型ノンフィクション連載、感涙の続刊です。