1995年10月30日発売
激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。 ▼第1話/ただ者▼第2話/すいせん▼第3話/つつがなく▼第4話/神様のおちんこ▼第5話/ソクラテスの妻▼第6話/おとうと▼第7話/飲み友達▼第8話/…と秋の空▼第9話/酒の泡▼第10話/たいへんですね ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/浮浪雲のアドバイスで商売を成功させたという角屋の旦那は、浮浪雲はただ者ではないという。そんなことはないというとっつあんに角屋は、本当のただ者じゃない人は、ただ者なんじゃないかと反論する(第1話)。▼珍しく何か考えごとをしている雲。しかし便所の中をのぞき込んだり、長屋の便所を見せてくれといったりで様子がおかしい。しまいには寝言で「うんこうんこ……」とつぶやきはじめた!?(第2話)▼仕事、仕事で人生を送ってきた油問屋の番頭。家に帰っても仕事のことが頭から離れない。仕事しかやってこなかった自分の人生に、人生こんなものか……と五十年の人生を振り返るが……(第3話)。
刺客として純粋培養された美少女剣士・あずみの哀しくも凄絶な物語。 ▼第1話/あまぎの死▼第2話/船上の死闘▼第3話/大人の女▼第4話/佐敷三兄弟▼第5話/凶悪無比▼第6話/襲撃▼第7話/三兄弟との死闘▼第8話/堪兵衛の逆襲▼第9話/堪兵衛の恨み ●登場人物/あずみ(爺の手によって、物心つかぬうちから他の仲間達と共に純粋培養された精鋭の刺客)、爺(じじ。小幡月斎)、ひゅうが(あずみと共に育った仲間の刺客)、うきは(あずみと共に育てられた刺客)、あまぎ(あずみの仲間) ●あらすじ/敵方の加藤清正を襲ったあずみ達は、甲賀忍者に追われ、これと戦う。その時、あまぎは左腕にかすり傷を負う。その夜、あまぎは高熱と激しい痛みに襲われる。甲賀忍者の刀には、毒が塗られていたのだ。毒が全身に回るのを防ぐため、爺はあまぎの左腕を切り落とすが、もう手遅れだった。これで、あずみの仲間は、ひゅうがとうきはだけになってしまった……(第1話)。 ●本巻の特徴/あずみの命を狙う、忍者の猪蔵や極悪非道な佐敷三兄弟が登場。また、井上堪兵衛が、徳川家康に恨みを抱く原因となった過去の出来事なども描かれる。 ●その他の登場キャラクター/猪蔵(飛猿と共に修業した忍者)(第1話)、佐敷一心(佐敷三兄弟の長男)(第4話)、佐敷二斎(佐敷三兄弟の次男)(第4話)、佐敷三蔵(佐敷三兄弟の三男)(第4話)、やえ(旅芸人の少女)(第4話)、太助(旅芸人の子供)(第4話)、徳川家康(第8話)