マンガむすび | 1997年4月30日発売

1997年4月30日発売

風の大地(16)風の大地(16)

出版社

小学館

発売日

1997年4月30日 発売

ジャンル

ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語 ▼第1話/野菊▼第2話/息子よ▼第3話/バンカー▼第4話/砂地獄▼第5話/夜の影▼第6話/夜明け▼第7話/最終日、1番ティ▼第8話/散った想い出▼第9話/運命、迅(はし)る ●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブが生んだ初のプロゴルファー)、リリィ・マクガン(全英オープンでの沖田のキャディ。キャディの家系に育つ)、河内俊一郎(かつてはシード選手だったプロゴルファー)、クランプトン(かつて天才ゴルファーと呼ばれた男) ●あらすじ/12番ホールでの深いラフからの沖田のショットは、強い風に流され、フェアウェー横のラフの中に落ちた。ロストボールになるかも知れない状態であったが、野菊の花びらがかろうじてボールを支えており、見つけることが出来た。少しでも草が揺れるとボールが落ちてしまうような微妙な状態であったが、沖田は絶妙のショットを決める(第1話)。▼吹き続ける強風のため、スコアを伸ばせない選手が多い中、沖田は順調にスコアを伸ばし続けていたが、試合中に河内に叩かれた右手がクラブを支えきれない程痛み始めた。その河内は、離れて暮らす息子、龍志のことを思いながら渾身の一打を決めた(第2話)。 ●本巻の特徴/第16巻では、最終18番ホールがスタートする。沖田はトップであるノーマンと2ストローク差の2位に付けた。河内は、バンカーショットでの失敗が響き、一時は2アンダーの26位にまで落ちたが、その後持ち直し、8アンダーまでスコアを伸ばした。 ●その他の登場キャラクター/木曽(第1〜8話)、物部麗子(第2、3、8話)、河内の息子・龍志(第2〜4、9話)、ノーマン(第6〜9話)

黄昏流星群 3黄昏流星群 3

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小学館

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人生の黄昏時、熟年期、老年期の・恋・を弘兼憲史が描く話題作! ▼第1話/星より秘かに▼第2話/星よりの使者 ●登場人物/▼第1話…徳田和夫(ラーメン店「一番」店主、20年前はアイドルだった渚エリカの当時からの大ファン)、渚エリカ(アイドル出身で、現在は女優)▼第2話…江口克彦(77歳の元公務員)、谷村緋紗子(41歳で銀座のクラブ「花かご」のママ) ●あらすじ/第1話…徳田の店に20代のころから大ファンだった渚エリカが、偶然にラーメンを食べにきた。以来、何度も店を訪れ、彼女のアイデアから「渚ラーメン」という人気商品も生まれた。しかも酒のうえのこととはいえ、一度だけ体の関係も……。エリカのためならなんでもでする決心を固めた徳田は、彼女が犯してしまった殺人の罪をかぶり服役する。出所後、徳田は行方不明のエリカを捜し出すが、彼女はすでに老人性の痴呆症で、徳田のことを覚えていなかった。だが彼女は「渚ラーメン」の味だけは忘れていなかった。▼第2話…緋紗子は、10年以上愛人関係を続けてきた江口から、71歳になる彼の祖父、克彦を誘惑してみないかとの賭けをもちかけられる。その賭けにのり、誘惑に成功した緋紗子は、いつのまにか71歳とは思えないほどエネルギッシュな克彦に惚れ込んでしまう。克彦も彼女と会うことで元気を取り戻し、ふたりは結婚へ。緋紗子の存在は、江口家に活気をもたらせる。だがある日、江口家を襲った強盗と克彦がもみ合って以来、克彦の体調が少しずつ悪くなり、ついに緋紗子と公園を散歩中に死んでしまう。江口家で家族の温かさを実感した緋紗子は、今度は自分も温かい家族を作ると言い残して、江口家を去っていった。

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