2000年8月30日発売
▼第1話/ライカ殺人事件▼第2話/Wの幸福▼第3話/幻の卒業式▼第4話/7代目の条件▼第5話/家を建てるなら▼第6話/誕生日の贈り物▼第7話/ラスト・ショー<sub> </sub> ●登場人物/城名次郎(「FM東洋」の人気DJ。リスナーから寄せられる悩み事を解決することから“ラジオの探偵”と呼ばれている)<sub> </sub> ●あらすじ/「戦時中、空襲のために卒業式ができなかった子どもたちがいる」という投書がジョナサンのもとへ届いた。ジョナサンは当時の生徒たちを集め、卒業式の準備を始めたのだが、彼らの担任だった教師はなぜか出席を拒む……(第3話)。
▼第1話/ギターを持った英雄▼第2話/決意▼第3話/対決▼第4話/ブラザー▼第5話/クラスメート▼第6話/もう一人…▼第7話/サダキヨ▼第8話/空港爆破▼第9話/運命の子▼第10話/それから…▼第11話/バンコクの男 ●主な登場人物/ケンヂ(37歳、独身。代々続いた酒屋をコンビニにして、姉が残していった子・カンナと、母との3人で暮らしている)、カンナ(行方不明になっているケンヂの姉・キリコの娘)、ユキジ(ケンヂの小学校時代の同級生。現在は税関職員として、空港に勤務。ちなみに女性)、ともだち(世紀末に何かを企み、カルト宗教団体的な集団を組織する謎の男) ●あらすじ/“ともだち”の元から逃げてきた男は、自分が殺したドンキーの最後の伝言をケンヂに手渡し死んだ。その手紙によると“ともだち”は本当に地球を滅ぼそうとしているという。しかも“ともだち”の正体は、かつてのケンヂやドンキーの仲間たちの内の誰かだというのだ。そして、男や神様が言ったのと同様、その手紙の最後にも「おまえが地球を救え」というメッセージが書かれていたのだった!!(第1話)。 ●本巻の特徴/サンフランシスコとロンドンに細菌をばらまき、多くの人を殺した“ともだち”。その行動は、ケンヂが子供の頃に書いた「よげんの書」そのままだった。“ともだち”が主催するイベントがあることを知ったケンヂは、単身その会場へ乗り込む。そして、そこで遂に姿を現した“ともだち”は、ケンヂに「久しぶりだね」と声をかける。だが、お面をつけているので、それが誰かケンヂには分からない。ケンヂは銃で“ともだち”を撃とうとするが、“ともだち”は「カンナの父親を撃つことはできないだろ?」と衝撃的な一言を口にした。その後、ケンヂはクラス会で久々に再会したフクベエとの会話をきっかけに、“ともだち”が同じクラスだった奇妙な少年・サダキヨではないかと考える…。いくつもの事件がパズルのように絡み合い、緊迫感はより一層高まっていく! ●その他の登場人物/マルオ、ヨシツネ、ケロヨン(共にケンヂの少年時代からの仲間)、神様(見た夢がなんでも当たってしまう、不思議なホームレスの老人。仲間たちからは“神様”と呼ばれている)
▼第9話/老舗の味、オヤジの味▼第10話/塩の秘密(前編)▼第11話/塩の秘密(後編)▼第12話/小池さんの技▼第13話/大衆料理の味▼第14話/トンコツ大戦争(前編)▼第15話/トンコツ大戦争(後編)▼第16話/ラーメン・コレクター<sub> </sub> ●登場人物/藤本浩平(ダイユウ商事のサラリーマン。典型的なダメ社員だが、ラーメン作りにかける情熱はハンパじゃない)、佐倉祥子(藤本の同僚。社内一のラーメンフリークで、藤本の秘密を唯一知る)<sub> </sub> ●あらすじ/藤本の屋台を訪れた芹沢は、彼の作るラーメンを試食し、「プロとしてはきつい」と酷評を下す。怒る藤本に、芹沢は塩ラーメンでの勝負を提案。腹を立てた藤本は、素材を厳選し、万全の態勢でラーメン勝負に臨む。ところが、彼のラーメンには重大な弱点が隠されていた!!(第10話)<sub> </sub> ●その他の登場人物/有栖涼(“ラーメン大魔神”の異名を持つラーメン評論家)、小池(「ラーメンこいけ」の主人。脱サラしてラーメン店を作った苦労人)、芹沢達也(「らあめん清流房」の店主。フードコーディネーターとしての一面も持つ)<sub> </sub> ●その他のデータ/東京ラーメン(第9話)、塩ラーメン(第10、11話)、チャーシューメン(第13話)、トンコツラーメン(第14、15話)