2001年7月30日発売
▼第1話/色彩▼第2話/本性▼第3話/潜伏▼第4話/葛藤▼第5話/強者▼第6話/筋▼第7話/屈服▼第8話/人質●登場人物/唐沢辰巳(2年前、突然新宿に現れ、2日でホストクラブ"新宿租界"のオーナーとなった)、伊丹(新宿で闇金融を経営する、現役東大生)、キム("新宿租界"の支配人。唐沢の右腕)、タン(広東の組織の一員だったが、現在は"新宿租界"のホストに)、レイモンド・タオ(香港黒社会の大物。海崎を裏で操る)、クーリー・タオ(レイモンドの息子。ヒットマンとして育てられたが、唐沢たちと出会い…?)●あらすじ/香港の黒幕、レイモンド・タオの放った刺客が、唐沢が入院する病院を襲った。手段を選ばない手荒なやり口に、唐沢の配下、タンが命を落とす。激怒した唐沢は、単身でレイモンドに接触する!!(第1話)▼この巻の特徴/タンの仇を討つため、レイモンドに正面から宣戦布告した唐沢。まずは彼のマネーロンダリングの顧客たちを個別に攻撃。さらに、反撃に移ろうとした海崎を拉致し、プールされた資金を全て奪おうとする。だがその時、海崎は部下によって射殺される。しかもその部下が、謎の言葉を残したまま自殺して…?●その他の登場人物/海崎元一郎(日本の政財界を牛耳る黒幕)、石倉(関西山王会の元四代目代行)、村雨(関西山王会の関東本部長。唐沢の動きに手を焼く)、藤巻(関西山王会の元本部長。現在は唐沢とともに新宿で生きる)、中谷里見(唐沢の女。海崎に追われている)
▼第1話/赤ずきんちゃんて誰?▼第2話/事前の名手▼第3話/世紀末勝負▼第4話/世紀末から新世紀へ▼第5話/踊る大社長▼第6話/ナイス・カレイ▼第7話/我が人生の師…▼第8話/タフでハードなネゴシエーター しょの1▼第9話/タフでハードなネゴシエーター しょの2●登場人物/浜崎伝助(鈴木建設の元「ペケ」社員。現在、鈴建子会社の鈴建リース社員)、鈴木一之助(鈴木建設社長、伝助の影響で釣りバカに)、佐々木和男(伝助が所属していた営業三課の元課長。現在、鈴建子会社の鈴建リース社長)●あらすじ/鈴建リースに合併を持ちかけてきたマース・コーポ社、その支配人・南雲さんは、かつて鈴木建設の社員だった! 街で再会したスーさんと南雲さんは、昔話に花を咲かせる。鈴木家を訪ねてきたハマちゃんたちに合併の話を聞いたスーさんが、思いついた名案とは…(第1話)。▼南雲さんがマース社の支配人であることを知らないスーさんは、彼女を海外市場調査部の特別顧問として招こうと思いつく。その会談の場を、内房でのイシダイ釣りとしたスーさんは大張り切り。鈴建リース一行にも、素晴しい人材を招くことになったと自慢気に伝えるのだが…(第2話)。●本巻の特徴/鈴建リースとマース・コーポ社の合併交渉もいよいよ大詰め。佐々木さんの一発逆転をかけた交渉の行方やいかに!?