2002年5月30日発売
▼第1話/船上は戦場!!▼第2話/“ワンクーラーの誓い”▼第3話/竜馬の出番!?▼第4話/君といつまでも▼第5話/犬と猿とキジン▼第6話/和(カズ)チャン、日本一の…!?▼第7話/我が社のカルロスって!?▼第8話/丸太橋の羊達▼第9話/再生への道●登場人物/浜崎伝助(鈴木建設の元「ペケ」社員。現在、鈴建子会社の鈴建リース社員)、鈴木一之助(鈴木建設の社長。伝助の影響で釣りバカに)、佐々木和夫(伝助が所属していた営業三課の元課長。現在、鈴建子会社の鈴建リース社長)●あらすじ/スーさんとライバル会社・邦栄の社長、甘粕さんを仲直りさせるために、ハマちゃんが企画したイサキ釣りで、逆に大ゲンカを始めてしまったふたり。さらには、仲介役だったはずの土井さんまでも巻き込んで、船上は戦場と化してしまう。そんな3人にとうとう怒りを爆発させたハマちゃんは、乱闘で散らばってしまった魚を拾い上げ、ある提案を……(第1話)。▼「大きなクーラーひとつにしちゃえば」というハマちゃんの言葉は、“ワンクーラーの誓い”なる鈴建・邦栄合併交渉へと発展。丸菱銀行頭取の土井さんは、関係機関に連絡を取り秘密裏に話を進めようとするが、鈴建・邦栄の本社では、早くも合併における社長人事が問題となっていた。しかも、酔っ払った佐々木さんが合併の情報を漏らしてしまい……(第2話)。●本巻の特徴/鈴建リースと邦栄の合併話は、鈴建・邦栄の合併へと発展!! そうなると、問題は社長人事だが……。
▼第11話/青白い華織▼第12話/死臭の発明▼第13話/後継者たち▼第14話/まとわりつく死臭▼第15話/死臭サーカス団(1)▼第16話/死臭サーカス団(2)▼第17話/第二研究室の死臭▼第18話/死臭空襲▼最終話/死臭の時代▼大黒柱悲話▼阿弥殻断層の怪●主な登場人物/忠(彼女と沖縄に旅行中に、足の生えた魚を発見した青年。世紀の発見だと喜ぶが…?)、華織(忠の恋人。潔癖症で臭いに敏感)、小柳博士(忠のおじで自称“天才発明家”。何やら怪しげな研究を…?)●あらすじ/沖縄にいた“歩行魚”が、細菌をばらまきながら上陸し始めた!! 実家に戻る途中で大ダコに襲われた忠は、貯水池に落ちたまま気を失ってしまう。忠が意識を取り戻したとき、日本全土には戒厳令が敷かれ、人々と“歩行魚”の戦いが始まっていた。華織の消息を確かめるべく、小柳博士の研究所を訪れる忠だったが…?(第11話)●この巻の特徴/魚の足となっていた“歩行機”は、次は人間を襲い始めた。歩行機の出す細菌に感染し、ガスで風船のように膨らんだ人間たち。それはやがて、悪夢のように美しい世界を描き出す…奇作『ギョ』完結集!! そのほか、スピリッツ増刊各誌に掲載された「大黒柱悲話」「阿弥殻断層の怪」も収録。