2002年7月18日発売
▼第1話/刑事の資格▼第2話/あれからずっと▼第3話/親の資格▼第4話/火神、再び…▼第5話/存在理由(レーゾンデートル)▼最終話/終わりは始まり●主な登場人物/火神一八(かがみ・かずや。警視庁西玉川署の刑事。かつては関東広域暴走族「爆炎連合」の総長だった、金髪のファンキーコップ)●あらすじ/渋谷でたむろする若者たちを、次々に叩きのめす男が現れた。彼は「警視庁捜査一課・伊藤巡査部長」と名乗る。だが、その正体は警察官に憧れ、屈折した正義感を持つニセ刑事だった。騒ぎを聞きつけた花村と火神が「伊藤」のもとに迫るが…(第1話)。●本巻の特徴/警察オタクのニセ刑事のエピソード「刑事の資格」。他殺か事故死か明確にならない事件を追う、火神、北条、藤村のそれぞれの捜査を描く「あれからずっと」。児童虐待をテーマにした「親の資格」。刑事になった恵が少女誘拐犯を追う「火神、再び…」。そして警察内部による警察官連続殺人事件を、火神が渾身の力を込めて捜査する「存在理由」「終わりは始まり」を収録した“東京救世主(メシア)伝説”完結集。●その他の登場人物/花村えみり(西玉川署の婦警。気の強さは天下一品で、火神ともいいコンビ)、星野恵(かわいいが、ちょっとトロい不思議少女。交通課の婦警から、刑事へ。火神に憧れているようだ)、二ノ宮正彦(刑事課課長。本庁刑事部三課係長に推薦される実力を持っているが、なぜか女言葉で話す)、阿部(元・警視庁生活安全部薬物対策課の警部補。西玉川署刑事課強行犯係に左遷され係長となり、火神たちの上司に)、藤村(鑑識の鬼。火神とはいがみあっているが、お互いを認めている)、北条(未来の警視総監といわれる優秀な警部)
▼第1話/新兵器!▼第2話/意外なお宝▼第3話/歩美の心配▼第4話/夕陽と階段▼第5話/汚れたヒーロー▼第6話/狼たちの影▼第7話/狼になれなかった男▼第8話/服部平次絶体絶命!1▼第9話/服部平次絶体絶命!2▼第10話/服部平次絶体絶命!3●主な登場人物/江戸川コナン(見かけはただの小学生だが、その正体は高校生名探偵・工藤新一。「黒の組織」の男たちに薬を飲まされ身体が縮んだが、推理力は以前と変わらず抜群。正体を隠し、毛利探偵事務所に居候中)、毛利蘭(帝丹高校に通う新一の幼なじみで、ガールフレンド)、毛利小五郎(蘭の父親。妻に逃げられ、娘の蘭と二人暮らしのヘボ探偵だったが、コナンのおかげで世間からは名探偵だと思われている)●あらすじ/依頼された事件を追ううちに、偶然黒の組織の手掛かりをつかんだコナンは、組織の一員と接触する約束を取り付けて、阿笠博士と共に指定場所である地下鉄の駅へ向かう。だがその途中、博士の車が故障。二人はヒッチハイクをするが、乗った車は逃走中の宝石強盗犯のものだった。コナンは強盗たちに銃を突きつけられるがこれを撃退し、駅へ急ぐ。そこには組織の男と共に、ジンが罠を張っていた。追いつめられ、コインロッカーに身を隠すコナン、絶体絶命のピンチ…!!(第1話)●本巻の特徴/なんとか危機を切り抜けたコナンは、高価な掛け軸の窃盗事件(第2話〜第4話)、プロレス会場で起きた殺人事件(第5話〜第7話)を次々に解決。そして第8話〜第10話では、事件に巻き込まれ監禁された平次、和葉たちを救うため活躍する。●その他の登場人物/目黒警部(警視庁捜査一課の鬼警部。小五郎の元上司)、灰原哀(「黒の組織」で薬物を研究していたが、組織を裏切りコナンと同じ薬を飲んで、子供の姿で逃亡。阿笠博士宅に住んでいる)、阿笠博士(新一の隣人で、日夜発明にいそしむ天才科学者。新一とコナンが同一人物だと知っている。コナンのために色々な探偵グッズを開発)、服部平次(関西の高校生探偵。「西の名探偵」として「東の名探偵・工藤新一」と並び称される、新一のライバル)、遠山和葉(平次の友人。父は刑事部長)、楠川(杯戸探偵事務所に所属する探偵。以前は刑事で、和葉の父の部下だった)、ジン(「黒の組織」の大物)