2004年11月発売
▼第72話/篭城▼第73/暴動スイートホーム基地▼第74話/脱出▼第75話/タイムアップ▼第76話/エージェントVS.エージェント▼第77話/遠い国から来たスパイ▼78話/パンドラの箱▼第79話/魔王降臨▼第80話/雪山讃歌●主な登場人物/猿渡吾郎(元学生登山家。NASA公募に受かり、現在は国際宇宙ステーションのクルー)、ロストマン(吾郎の登山時代の相棒。アメリカ人。現在NASAのシャトルパイロット)●あらすじ/菜園でパメラの死体を見つけた吾郎とマギーが、現場の管理者・カトーに拘束された。カトーは吾郎たちに対しては菜園もろとも時限装置で吹き飛ばすと告げ、一方で基地内の放送をジャックし、パメラの死を発表した上で、自らの無実が証明されるまで籠城を行うと宣言した。それを聞いた基地内は大混乱に…(第72話)。●本巻の特徴/テロリスト・カトーが仕掛けた時限爆弾と共に、トマト栽培棟に閉じこめられた吾郎たち。カトーに扇動された他の隊員も暴動状態に陥るなか、カトーは破壊工作の最終目的へ突き進んでいく!●その他の登場人物/池田理代子(NASDAの外渉部課長。かつて吾郎を失脚させようとした時もあったが、現在、吾郎の恋人)、マギー・ヒラオカ(人気バラエティー番組のアイドル。月面基地から一年間にわたり番組を放送することに)
▼第1話/トマト▼第2話/茄子(なす)▼第3話/鱧(ハモ)祭り▼第4話/京野菜のイタリアン▼第5話/夏の宿題▼第6話/スパイス▼第7話/醤油▼第8話/若水菜▼第9話/おひたし▼第10話/明石鯛●主な登場人物/伊橋悟(何事にもアツい向上心豊かな板前。料亭「SAKURA」のNo.2から新店舗店長の内示を受ける。現在、京都で再修業中)●あらすじ/"京都一の京野菜"と言われる元ちゃんの野菜に惚れこんだ伊橋が、勉強のため畑仕事の手伝いを買って出ることに。八百屋「柚木」の軽トラに乗せてもらい、ぶっきらぼうな元ちゃんに挨拶すると早速草むしりを開始。すると、そこには以前に会った新入りの板前・鶴田の姿もあった。伊橋とは対照的に、嫌々来ているような鶴田だが…?(第1話)●本巻の特徴/京都で修業に励む伊橋が、元ちゃんの畑の野菜を使った京料理を居候先の植松家の人々に披露することに。「勉強会」と題した料理を張り切って作る伊橋だが、周囲の評価は…!?●その他の登場人物/植松辰男(京都「湯葉辰」の二代目店主。気弱だが優しい性格)、植松愛(辰男の妻。しっかり者)、植松加代子(辰男の一人娘。ちょっと生意気な小学生)、坂上徳次郎(「湯葉辰」先代からの従業員)、袖木茂(八百屋「袖木」の息子。京野菜をこよなく愛する)、丸岡元治(京野菜の伝統を守ることに熱意を持つ農家。通称・元ちゃん)、鶴田(京都にある料亭「梅乃」の追い回し。根気の乏しい若者)
▼第1話/姉ちゃん抹殺を計画するともお▼第2話/団地で僕と握手だともお▼第3話/花より団地ですよともお▼第4話/子供だましでいいじゃないともお▼第5話/キューピッドはできるのかよともお▼第6話/汝の隣人がライバルだぜともお▼第7話/女子高生の伝書鳩だねともお▼第8話/失礼、それロンですともお▼第9話/道徳を甘く見るなよともお▼第10話/ご利用は計画的にともお▼第11話/母さんだってナイーヴだぞともお▼第12話/バントでホームランだぜともお▼第13話/過去を振り返らないともお▼第14話/俺は違うんだともお▼第15話/ディープインセクトだともお●主な登場人物/ともお(ほどほどに元気な主人公。小4)●あらすじ/2000円の金庫を買うため、頑張って貯金に励むともお。だが、もうじき買えるというところで姉ちゃんに「ちょっと借りるね」と貯金箱を持っていかれてしまった。その日、ケリ子から「寝言に返事すると、寝言を言った人は死ぬ」という話を聞いたともおは、かなり本気で姉ちゃんの寝言に答えるべきか思い悩むのだが…(第1話)。●本巻の特徴/4年3組のよく泣く主人公・木下ともおが、バンドしたり、お花見したり、家族麻雀に興じたり…。おおむね大笑いだけど、ときどき涙も誘ってしまう小学生団地まんが。●その他の登場人物/母ちゃん(ともおの成績を心配する母)、姉ちゃん(ともおの将来を心配する姉)、吉本(ともおの友達。運動神経バツグン)、よしのぶ(ともおの友達。食欲旺盛)、みつお(ともおの友達。知的)、ケリ子(ともおの級友。ヒロイン?)、より子(ケリ子の友達。むしろヒロイン?)
▼第1〜4話/誰の星でもありゃしない(1〜4)●主な登場人物/瀬戸いずみ(43歳独身のフリーライター。ある事件をきっかけに男性不信となってしまう)、瀬戸あや子(いずみの母。72歳の元女優。老人ホームで暮らす)、内海啓介(母親の再婚相手の息子)●あらすじ/瀬戸いずみは、結婚歴もないまま日々仕事に追われる身。そんなある日、高齢者ホームで暮らしている72歳の母親・あや子が、突然再婚すると言ってきた。その再婚相手に会ってほしいと言われ、列車で高齢者ホームに向かう途中、いずみに痴漢行為をする中高年の男が現れて…(第1話)。▼第5〜9話/星の遺産(1〜5)●主な登場人物/和雄(三男。四兄弟のうち、唯一成功とは無縁の暮らしを送る男)●あらすじ/一流会社の取締役である長男・哲郎、弁護士の次男・信次、小さなデザイン会社に勤める三男・和雄、そして外科医の四男・涼。そんな息子たちを残し、著名な小説家が死んだ。残されたのは、銀行の普通預金265万円と宛名の無い4通の遺言状。「それぞれが1通ずつ封筒を取るように」とのことだが、3通には嬉しい内容が、1通には厄介な内容が書かれているらしい(第5話)。●本巻の特徴/男性不信のフリーライターと年老いた母親。母娘に同時に訪れた恋を描いた「誰の星でもありゃしない」。父親の死後、くじびきで遺産を分割したことに端を発した四兄弟の数奇な物語「星の遺産」の二編を収録。