2005年11月30日発売
▼第1話/秀才▼第2話/ふるさと▼第3話/鍵●あらすじ/その少年の名は「立花優」。頭の良い父親と、やさしい母親のもとに生まれた優は、1歳の誕生日の夜、自宅に侵入してきた強盗に首筋を刺されてしまった。一命は取り留めたものの、その日を境に父は無気力になり、母は怒りっぽくなった。母から勉強ばかり押しつけられ、友達も出来ないまま成長していく少年の人生を、おろちは興味深く見守り続ける…(第1話)。●本巻の特徴/摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!
▼第1話/フェアウェイが苦手▼第2話/本当の悪球打ち▼第3話/日米バンカー王対決▼第4話/心乱されたのかい?▼第5話/クラッシュ&ウィン▼第6話/バンカーショット対決▼第7話/考えないバカの勝ち▼第8話/ダーティゴルフのつづき▼第9話/田岡ってやがんな●主な登場人物/藤本草太(潜在能力は抜群だが、脳みそゼロのプロゴルファー。頭の中は常にバーディ狙いなので、ツアーでは全然勝てない)、谷田部光一(身長150センチの超小型プロゴルファー。理論は完璧だが、体がついていかない。プロを断念し、草太のコーチとなる)、太子治(農家育ちのプロゴルファー。コース読みは得意だが、プレッシャーにとてつもなく弱い。プロを辞め、草太のキャディに)●あらすじ/ネイションワイド本戦最終日。1・2番ホールで、バンカーからの天才的なチップインを立て続けに決めてみせたファクソンだが、3番ホールのティショットは、どスライスがかかって林へまっしぐら。幸運にも、ボールは木に当たりフェアウェイへ戻ってきたのだが、なぜかそれを見たファクソンはがっくりと肩を落として…(第1話)。●本巻の特徴/ネイションワイド本戦最終日。馬鹿力発揮の草太と悪球打ちのファクソン、それぞれ独自のゴルフで突っ走り続ける彼らのプレーが、正統派・ハナサンのプライドにも火を付けて…!?●その他の登場人物/JR田辺(カメラマン。謎な行動が多い)、マイク・ハナサン(陽気で、まっすぐな球筋と性格。キャディは冷静かつ有能なベルナルド)、レイニー・ファクソン(陰気でねじくれたフォームと性格。キャディーは弟のウィンディー)