2007年12月15日発売
●主な登場人物/高槻涼(極小の金属生命体ARMS「ジャバウォック」を埋め込まれた高校生)、新宮隼人(ARMS「ナイト」を埋め込まれた高校生)、巴武士(ARMS「ホワイトラビット」を埋め込まれた高校生)、久留間恵(ARMS「クイーン・オブ・ハート」を埋め込まれた女の子) ●あらすじ/隼人の行方を気にしながらも、ブルーメンの新しい隠れ家に移動した涼たち。敵の正体を捕虜のティリングハースト博士から聞き出そうとするも、彼は交換条件として植物状態の武士を研究材料にさせてほしいと要求してきた。博士が調べることで武士が回復へ向かえばと、その要求を受け入れた涼たちは敵の正体と能力、そしてこの場所も安全ではないということを知る。一方、涼たちのもとを去った隼人は、殺し屋・グリージョ兄弟の襲撃を受け…(第1話)。 ●本巻の特徴/再び襲いかかるコウ・カルナギたちとの死闘、そしてジャバウォックの力に戸惑う涼。そんな中、エグリゴリの中枢“アリス”の世界に迷い込んでしまった武士。そこで彼が見たものとは…!? 今、明かされるアリス、ジャバウォック、そしてARMSの真実!! ●その他の登場人物/赤木カツミ(涼のクラスメート。エグリゴリの攻撃で消息を絶った…)、アル・ボーエン(涼たちと一緒に行動する元・エグリゴリの超天才少年)、ユーゴー・ギルバート(元X-ARMYのテレパシスト)、兜光一(警視庁藍空署の元刑事)、李春香(リー・チュニャン。反エグリゴリ組織ブルーメンの一員)、サミュエル・ティリングハースト(エグリゴリの誇る世界的物理学者。ARMS計画の中心的人物)、コウ・カルナギ(エグリゴリ特殊実験体収容施設“アサイラム”の囚人。生身の人間だが、ARMSに匹敵する力を持つ)、ラヴィニア・ウェイトリー(“アサイラム”の囚人。夢魔<ナイトメア>と呼ばれるテレパシスト)、ジェームズ・ホワン(“アサイラム”の囚人。遠隔透視力<リモート・ビューイング>を持つ)、キース・グリーン(エグリゴリを支配するキースシリーズの一人。ARMSは「チェシャキャット」)、高槻巌(涼の父親。ハーレムでは「ウィンド」と呼ばれている)、キース・バイオレット(エグリゴリを支配するキースシリーズの一人。ARMSは「マーチ・ヘア」)
▼第1話/勝ち越しのチャンス▼第2話/ギリギリの攻防▼第3話/勝たせてやってくれ▼第4話/最後の試合で▼第5話/終わっちゃいねえ▼第6話/父の背中▼第7話/死闘の果て▼第8話/残酷な結末▼第9話/父と子と▼第10話/笑顔のお別れ ●主な登場人物/茂野吾郎(アメリカ3A・バッツ所属の抑え投手。160キロのストレートを武器に、野球W杯日本代表でも活躍中)、佐藤寿也(吾郎の幼なじみで、初めての野球友達。巨仁で新人王を獲得し、日本代表に追加招集された) ●あらすじ/野球W杯決勝、日本対アメリカ戦。試合は延長に突入し、8回から登板している吾郎と、難病を抱えた身で強行出場したギブソンの、互いに一歩も譲らぬ投手戦の展開に。そして迎えた16回表、日本は一死三塁のチャンスで、寿也に打順が回り…!?(第1話) ●本巻の特徴/W杯決勝、16回裏の吾郎に訪れた無死満塁の大ピンチ! しかも迎える打者はギブソンJr.! 果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか…!? ●その他の登場人物/ジョー・ギブソン(メジャーの大エース。かつて吾郎の実父・本田茂治を死球で殺してしまった過去を持つ)、ギブソンJr.(ギブソンの息子。3A時代の吾郎のライバル。メジャー昇格を果たし、W杯アメリカ代表にも選出)、清水薫(ソフトボール部に所属する女子大生。吾郎の幼なじみで恋人)