2007年5月30日発売
▼第55話/君の名は▼第56話/ゆれる▼第57話/安藤龍▼第58話/筆談▼第59話/ヘヴィー▼第60話/180秒▼第61話/マス▼第62話/ゴング▼第63話/あの男は今▼第64話/三匹▼第65話/夜のしじま ●主な登場人物/田西敏行(弱小ガチャガチャメーカーの営業マンだった28歳。現在、無職)、ハナ(田西の窮地を何度か救った女ボクサー。櫻田ジムで再会し、田西のトレーナーに。ろうあ者) ●あらすじ/櫻田ジムで出会った耳の聞こえない女に「安藤」という男と間違われた上、殴られて失神した田西。目覚めるとそこはリングの真ん中で、リングサイドでは会長が電話でがなり立てていた。どうやら、今日からジム入りすることになっていた安藤という男が、ケンカ騒ぎを起こしたらしい。だが、そんなことより田西の視線は、自分を殴ったかわいい女の子にくぎづけで…(第55話)。 ●本巻の特徴/入会金2万円。月謝1万円。それと引き換えに得られるものはなんだ…? 田西、いよいよ四角いリングの隅っこへ! ●その他の登場人物/吉良(櫻田ジムの4回戦ボクサー。つるつる頭)、シューマイ(櫻田ジムの練習生。手話ができる)
▼第1話/最強の運と最強の実力▼第2話/最高峰のキラ星▼第3話/すごい人達だべ▼第4話/スーパーの片鱗▼第5話/バミューダ高気圧▼第6話/がんばれ! ニッポン▼第7話/意味が違う…▼第8話/落ちたらバカは直る? ●主な登場人物/藤本草太(潜在能力は抜群だが、脳みそゼロのプロゴルファー。頭の中は常にバーディ狙いなので、ツアーでは全然勝てない。現在試合を求め米国へ)、谷田部光一(身長150センチの超小型プロゴルファー。理論は完璧だが、体がついていかない。プロを断念し、草太のコーチとなる)、太子治(農家育ちのプロゴルファー。コース読みは得意だが、プレッシャーにとてつもなく弱い。プロを辞め、草太のキャディに) ●あらすじ/草太を追ってきた花咲に続き、マイト竿崎までが米国に上陸! 役者が揃い、あとは舞台が整うのを待つばかりだが…ネイションワイドツアーの初戦を2位タイの好成績で終えた草太たちは、その後なんと予選落ち。借金の利息は膨らみ、次の試合すらままならない状態に…。そんななか、落ち込む3人のもとに田所社長から電話がかかってきて…!?(第1話) ●本巻の特徴/幸運にも、世界のトップが集まるPGAのトヨンダオープンに出場できることになったチームきりたんぽ! レギュラーツアー初参戦の彼らだが、同じ組にはなんと世界ランク2位と3位が!! 世界最高峰の舞台で、草太たちのプレーは果たして通用するのか!? ●その他の登場人物/JR田辺(カメラマン。謎な行動が多い)、田所社長(草太の所属する「モンキーローン」の社長)、竿崎昇司(日本ゴルフ界に君臨するトッププロ。通称・マイト竿崎)、花咲司(ジュニア育ちのエリートゴルファー。なぜか草太にライバル心を燃やす)、マイク・ハナサン(陽気で、まっすぐな球筋と性格。キャディは冷静かつ有能なベルナルド)
▼第1話/“ともだち”の死▼第2話/夢の中の大人▼第3話/俺たちの旗▼第4話/子供のはじまり▼第5話/未来のおばけ▼第6話/マネのマネ▼第7話/かくし場所▼第8話/おまえは今日で死にました ●主な登場人物/遠藤健児(通称ケンヂ。“2000年血の大みそか”で“ともだち”の作った巨大ロボットに敢然と立ち向かった男。死んだと思われたが18年ぶりに姿を現した)、遠藤カンナ(ケンヂの姉・キリコの娘。ケンヂの意志を継ぎ“ともだち”への復讐を誓う)、ともだち(ケンヂが幼少時代に書いた“よげんの書”をもとに地球滅亡を企てた男。2015年、ローマ法王を暗殺者から救い、世界に君臨する神となる。そしてウイルスを世界中にばらまき、世界を滅亡させた) ●あらすじ/ほとんどの都民が万博会場に集まった音楽祭の日。爆発した空飛ぶ円盤のひとつが、ケンヂやマルオたちの上空から落下してきた! ケンヂらは難を逃れたが、サダキヨが爆風を受けて重傷を負い、さらには“ともだち”自身も瓦礫の中から見つけだされる。もはや助かる見込みのない“ともだち”から、ケンヂがゆっくりとマスクをはぎ取ると…?(第1話) ●本巻の特徴/「反陽子爆弾で世界は滅亡する」という、“ともだち”最後の予言は何を意味するのか? この謎を解くため、ヴァーチャルリアリティーの世界に行くことを決意したケンヂだったが…!? 全世界注目の最終章が開幕!! ●その他の登場人物/マルオ(ケンヂの仲間。国民的歌手・春波夫のマネージャー)、オッチョ(ケンヂの幼なじみ。棒術の達人。地方に隔離されたが、壁を越え東京に戻ってきた)、ケロヨン(“血の大みそか”のとき、ケンヂの呼びかけを断った幼なじみ。その後、アメリカで移動そば屋を経営していた)、ユキジ(ケンヂの幼なじみ。“血の大みそか”後、カンナの面倒を見ていた)、ヨシツネ(ケンヂの仲間。気弱なサラリーマンだったが、ゲンジ一派を組織して“ともだち”政府と戦う)
▼第166話/ラーメン店 店主の心得▼第167話/店員採用の条件は何!?▼第168話/藤本推薦のお店!?▼第169話/煮干しラーメンは東京の味!?▼第170話/津軽“魚干し”ラーメン!!▼第171話/藤本流 新・津軽ラーメン!!▼第172話/新・津軽ラーメン決定戦!!▼第173話/自家製麺という名の魔法▼第174話/店舗拡張に潜む罠 ●主な登場人物/藤本浩平(ダイユウ商事に勤める27歳。昼は典型的なダメ社員、夜はラーメン屋とふたつの顔を持つ。ラーメンをこよなく愛する男)、佐倉祥子(藤本の同僚。社内で藤本の“秘密”を唯一知っている) ●あらすじ/ある日、藤本のもとに突然見知らぬ男から電話がかかってきた。ラーメン店を経営しているものの、最近客足が思わしくないという小畑と名乗る男は、友人のナルトから藤本を紹介されたと言う。だが、当惑した藤本がナルトへの事実確認を申し出たところ、電話は不自然に切られてしまい… (第166話)。 ●本巻の特徴/東北支社に栄転した上司・辻井の失敗をフォローするため、青森に行くことになった藤本。その地で津軽ラーメンの奥深さに魅了されるが、地元のラーメン店のもめごとに巻き込まれて…? ●その他の登場人物/四谷(ダイユウ商事営業一課の課長。一見だらしないが、かなりのキレ者)、葉月(営業一課の新主任で、藤本の上司。ラーメン・テーマパーク・プロジェクトを立ち上げる)、芹沢(『らあめん清流房』店主。フード・コーディネーターの顔を持つ)、篠崎友哉(人気若手グルメ評論家。食に関してはかなりの実力者。佐倉に好意を抱く)
▼第1話/心の出前▼第2話/明けの鐘▼第3話/ごちそうさま▼第4話/真人間▼第5話/方丈の秋▼第6話/散歩の別人▼第7話/オヤジ旅▼第8話/どうぞおさきに▼第9話/いじめ虫 ●主な登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な熱血少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか賢い) ●あらすじ/佐渡屋惚ヱ門は、各地から人々が成功の秘訣を聞きに来るほどのやり手の商売人。だが、息子の松五郎とは折り合いが悪く、勘当してしまったことが唯一の気がかりだった。そんな折、京の鴨川で洪水が起こり、その濁流にのまれた松五郎が死んでしまったという知らせが届いて…(第1話)。 ●本巻の特徴/夫が亡くなったため、ろうそく屋を継いで一心不乱に働く女・お満。一筋の涙も流さないというその胸中には何が…? 女の意地と愛を描く「明けの鐘」、いつも言葉を発しない常連客と店員の心の交流を描く「ごちそうさま」ほか、心に染みいる全9編を収録!! ●その他の登場人物/欲次郎(「夢屋」の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才の隠居老人。新之助らの良き相談相手)、青田先生(新之助の通う塾の先生。大志を抱く好青年)
▼第11話/初夢▼第12話/恒の意気地▼第13話/辻斬り退治▼第14話/辻斬り始末▼第15話/鬼が来る▼第16話/雪と墨▼第17話/邪気▼第18話/月の下、人斬る▼第19話/遠雷どろどろ▼第20話/或る長屋の風景 ●主な登場人物/瀬能宗一郎(江戸のかたぎ長屋に住みついた浪人)、勘吉(宗一郎の隣人。大工の息子。侍の行動に興味津々) ●あらすじ/正月二日。故郷とは比ぶべくもない賑やかな江戸の町を宗一郎が歩いていると、竹光に代えて売り払った刀の國房が、女の亡霊の姿で現れた。國房は「何故私を買い戻しませぬ…ずっとお前を待っておるのですよ」と語りかけるが、宗一郎は手習所で子供に読み書きを教えている現状に満足していると言い、「もはや拙者に刀は要らぬ」と答える…(第11話)。 ●本巻の特徴/勘吉、御輿大三朗、与左衛門、お勝…、瀬能宗一郎の笑顔が人の輪を広げる。國房、辻斬り、そして木久地真之介…、瀬能宗一郎の剣が魔を呼び込む。盟友・永福一成との絶好調タッグ、松本大洋斬新作、第2集!!
▼第29話/ストリートファイター▼第30話/漫画好き▼第31話/漫画のない国・2▼第32話/ほうれん草▼第33話/I'm here.▼第34話/笹山's エンジェルズ(前編)▼第35話/笹山's エンジェルズ(後編)▼オマケ漫画/大人のコロコロ▼巻末お役立ちコラム/金魚屋古書店雑記帳 ●主な登場人物/鏑木菜月(漫画専門の古本屋「金魚屋古書店」の店長代理。祖父・清太郎に代わって店を切り盛りする)、斯波尚顕(「金魚屋古書店」の店員かつ居候。古書店内地下のだだっ広い漫画書庫に住んでいる) ●あらすじ/カワタ自動車の営業マン・藤城は、優秀だが堅物で無愛想なのが玉にキズ。常に明るく前向きな、自分と正反対の性格を持つ後輩・川畑のことを疎ましく思っていたが、ある日、そんな川畑に誘われて一緒に飲みに行くことに。はじめはお喋りな川畑の話を苦々しく聞き流していた藤城だったが、話題が漫画『あしたのジョー』に移ったとたん…(第29話)。 ●本巻の特徴/なんと金魚屋に雑誌の取材が! “漫画好きアイドル”の来店に斯波の鼻の下も伸びっぱなし、だが…!? 一冊の漫画が織りなす喜怒哀楽物語、全7編!!