2008年11月18日発売
▼第48話/未来圏からの風▼第49話/注文の多い料理店▼第50話/前夜▼第51話/別れ路▼第52話/計略▼第53話/スタンス▼第54話/片鱗▼第55話/逃亡者の悟り▼第56話/最後の賭▼第57話/20歩のタクティクス ●主な登場人物/安藤(高校2年生。両親を亡くし、弟と2人暮らし。他人に自分の考えた言葉を話させる能力“腹話術”を持つ)、犬養(自警団「グラスホッパー」を率いる青年。絶大なカリスマ性を持つが、裏には不穏な気配がつきまとう) ●あらすじ/前市長の自殺により行われる次期市長選挙。安藤は犬養の協力者で選挙候補者である辰美の演説会場で、犬養を腹話術で失脚させるため待ちかまえるが、一向に現れない。失望しかけた安藤に、6日後の決起集会に犬養が現れるとの情報が入り、運命のカウントダウンが刻み始めた! しかし、開催場所についてはチラシにも全く書かれておらず…(第48話)。 ●本巻の特徴/グラスホッパー決起集会当日。その開催数時間前、安藤の命を狙ってマスターがついに動きだす! マスターの恐るべき能力の正体とは? そして安藤の腹話術は、マスターを倒す力となるのか…!? ●その他の登場人物/潤也(安藤の弟。楽観的な性格。高校1年生)、マスター(喫茶店「ドゥーチェ」を営む男。犬養の協力者で、強大な能力を持つ)、要(安藤のクラスメート。犬養に心酔し、それを否定する安藤に敵意を持つ)
▼第1話/真実の自己(アートマン)▼第2話/ピカソとゲルニカ▼第3話/可愛い赤ちゃん▼第4話/初陣▼第5話/湯煙に浮かぶ傷▼第6話/始めてのデート▼第7話/危険因子 ●主な登場人物/ピカソ(寺院の息子の高校生。トラウマを乗り越え、ゲルニカをアートマンとするトラウマイスタとなった) ●あらすじ/幼いころ好きだった女の子に、鬼ごっこの鬼をやってと言われたことを「彼女に選ばれた」と思いこみ、以来8年間すすんで鬼を引き受けていたピカソ。だが小6になったある日、その子が自分の陰口をたたいている衝撃的場面に遭遇し、ピカソは「鬼」に強烈なトラウマを抱えてしまった。そして高校生となったこの日も、映画の鬼に異常なまでに恐怖して彼女からフラれるはめに。だがそんな彼の前に、謎の美女・スジャータが現れたことで、彼の運命は激変する!(第1話) ●本巻の特徴/子供時代のトラウマで、鬼が怖くて仕方がなかったピカソ。しかしスジャータの助言により、トラウマを実体化する反魂香によって出現した巨大な鬼とのバトルに挑み、ついにトラウマを克服。そのトラウマを僕(アートマン)として使役できるトラウマイスタとなった。だが、そんなピカソとスジャータのもとに、反魂香とアートマンで世界統一を企む秘密結社・チャンドラカンパニーが立ちはだかり…!? ●その他の登場人物/スジャータ(審義眼を持つアートマン。チャンドラによって幽閉された主の意志を継ぎ、チャンドラに対抗できる仲間を集めている。ピカソ宅の寺院に居候)、ゲルニカ(ピカソのトラウマからアートマンへと成長。普段は思念体でピカソにしか見えないが、反魂香が焚かれている間だけ実体化する)
▼第1話/復帰戦▼第2話/衰え▼第3話/引導▼第4話/衰えと決断▼第5話/わけわかんねえ▼第6話/明かされた過去▼第7話/大きな志▼第8話/きざし▼第9話/トンネルの出口▼第10話/本当のスタート ●主な登場人物/茂野吾郎(高卒後、メジャーを目指して渡米した生粋のピッチャー。インディアナ・ホーネッツ所属) ●あらすじ/心臓の手術に成功したギブソンが突然、現役続行を宣言。しかも復帰戦で、いきなり吾郎と先発同士で投げ合うことに! 試合前、声をかけに行った吾郎に「お前と投げ合うのは不愉快」と、なぜか冷たい態度をとったギブソンだが、球威も制球も全くなく、初回からいきなり大ピンチに陥ってしまい…(第1話)。 ●本巻の特徴/投球恐怖症(イップス)を克服してメジャー再昇格を果たしたものの、かつての豪快な投球が戻らない吾郎。そんな中、吾郎を治療した心理療法士・オリバーから、ギブソンの思いがけない過去を知らされて…? ●その他の登場人物/キーン(バッツからホーネッツに昇格した、強気の頭脳派捕手)、サンダース(3Aバッツで吾郎とバッテリーを組んでいた。現在はホーネッツのブルペン捕手兼球団職員)、ジョー・ギブソン(メジャーの大エース。かつて吾郎の実父・本田茂治を死球で殺してしまった過去を持つ)、ギブソンJr.(ギブソンの息子。3A時代の吾郎のライバル。メジャー昇格を果たし、W杯アメリカ代表にも選出)、清水薫(ソフトボール部に所属する女子大生。吾郎の幼なじみで恋人)