2008年11月28日発売
「強い」とはどういうことか……。 六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作! 七十人斬りの咎で囚われた武蔵。命と引き換えに、深く傷付いたその右足は、武蔵に剣を捨てることを迫る。殺し合いの螺旋から逃れられるーー。そう思いながらも、武蔵は、燃え残る剣への執着に煩悶する。
あたし月島(つきしま)きらり14歳。アイドルやってます! “プリンセス・ティアラ”のイメージガールオーディションに参加することになりました! でも一緒にオーディションを受けるリンちゃんと「負けたほうは宙人(ひろと)くんに一生告白できない」という約束もしちゃって…ピンチです!?
友情?いじめ? 負けない強さを持つには? いじめにあっている人を助けられますか? いじめにあったとき助けを求められますか? なにげないひとことがいじめを生んでしまうことを知っていますか? これはもう人ごとではない、そんなストーリーです。 もっと心が強くなりたいーー!! 社会問題と向き合ったシリーズ!! 表題作のほか、「消えない影」、「最後の涙」、「悲しみの刻印」、「最後の願い」の全5編収録。
▼第38話/チョコッと来てくれ▼第39話/「朱文」と「白文」▼第40話/宮田庵▼第41話/ニコリともしない▼第42話/ナマイキなヤツ▼第43話/崩壊▼第44話/雁塔聖教序▼第45話/決めたのよ!▼第46話/良寛▼第47話/日常の感動▼第48話/サポート役だって大切▼第49話/新入部員募集中!▼第50話/パフォーマンスの書●主な登場人物/大江縁(おおえ・ゆかり。鈴里高校1年生。カナダからの帰国子女で書道初心者。書道部唯一の男子)、望月結希(ユカリの同級生で柔道部員兼書道部員。柔道は全国2位の実力だが、書道は大の苦手)●あらすじ/「書の甲子園」出場のため、落款印を作ることになったユカリと望月。だが、印を彫ることになっていた日に限って、柔道部顧問・島田先生はたった5分しか休憩時間を与えようとしない。それもそのはず、島田は望月が書道部へ行かないように目を光らせていたのだ。一瞬の隙に脱走した望月だったが、その行く手には島田が待機させた脱走阻止部隊が立ちはだかり…?(第38話)●本巻の特徴/お盆中は部の活動はひと休み。その間バイトを始めたユカリだが、そこには意外な出会いが待っていた!? そして登校日、書の甲子園への作品でユカリは臨書、望月は大字書を勧められたけど…?●その他の登場人物/日野ひろみ(鈴里高校2年。書道部部長。まじめで温厚)、加茂杏子(鈴里高校2年。書道部副部長。やることが無茶で凶暴)、三輪詩織(鈴里高校2年。書道部会計。悪知恵にたけている)、影山先生(書道部の顧問でユカリの担任)、宮田麻衣(鵠沼学園1年。書道部員。書道はまだ初心者で、望月がライバル視している)
▼第11話/生きる紙(1〜3)▼第12話/曝かれた真実(1〜3)●主な登場人物/藤本賢吾(武蔵川区役所・戸籍課の“イキガミ”配達員。自らの職務に誇りを持ちつつも、一方で疑問を感じている)●あらすじ/幼いころ母を亡くした和馬は、母の姉に引き取られるが、その夫から日常的に暴力を振るわれる日々。やがて青年となった和馬は、家を出てフリーターの傍らネットカフェでの寝泊まりを続けていた。そんな彼の唯一の楽しみは、同じような境遇のアカネという女性のブログを見ることだったが…?(第11話)●本巻の特徴/思いを寄せるカウンセラー・久保が“国繁”に反対する退廃思想者だと知りながら、それを当局に通報できずにいた藤本。だが、自身にも危険が及ぶに至って、ついに…!?●その他の登場人物/久保七湖(24時間態勢で国繁業務をサポートする施設「国繁サービスセンター」に勤務するセラピスト)
▼第1話/モンシロチョウは知っている?▼第2話/おいしい顔▼第3話/あしたの食卓▼第4話/晴彦の決断▼第5話/キュウリとニンジン▼第6話/メタボの向こう側▼第7話/これがホントの手前味噌▼第8話/家族の食卓▼第9話/おにぎりの絆 ●主な登場人物/結城玄米(国木田大学農学部の講師。食文化史の講義を担当している) ●あらすじ/知人の道田さんの畑で農作業に精を出す玄米たち。無農薬栽培のため、畑にはモンシロチョウが飛び交っている。そんな中、農家を生業にしている男性・狭山さんがやってきた。農薬を使って野菜を栽培しているという狭山さんに、マリアは理由を問うが、その答えには日本の農家の厳しい現実があり…(第1話)。 ●本巻の特徴/食の安全と安心の違いとは? さらに、進むべき道を見つけた晴彦に、洲本が己を見つめ直す「晴彦の決断」「キュウリとニンジン」、健康とは何かを考える「メタボの向こう側」など、幸せな食生活を手に入れるための必読書、第3集!! ●その他の登場人物/大空千夏(国木田大学の農学部の学生。北海道の農家で生まれ育った)、洲本亮介(国木田大学の農学部の学生。自分のぬか床をしっかり守っている)、高円寺晴彦(国木田大学の農学部の学生。母親が栄養士で食育評論家)、津屋崎ハマ子(国木田大学で働いている。福岡の出身)、江戸川正直(国木田大学農学部学部長。玄米を疎んじている)、多摩弘(国木田大学農学部教授。江戸川の腰巾着)、嵐山雪乃(国木田大学農学部研究員。玄米の恩師の助手)、マリア・一本松・アラゴン(玄米と師を共にする。日本人とスペイン人のハーフ。国木田大学に押しかけ、玄米の助手になった)
▼第70話/横領▼第71話/即決▼第72話/秘訣▼第73話/誤解▼第74話/和解▼第75話/再見▼第76話/自由▼第77話/天職▼第78話/性格▼第79話/直感▼最終話/飛翔 ●主な登場人物/輝咲翔(本名・木崎尚。高校までは野球少年。卒業後は夢もなく職を転々としていたが、ひょんなことからホストの世界に) ●あらすじ/新たに進出した六本木店の売り上げの低さを不審に思った竹原は、翔と共に直接店へ赴くことに。そこで黒服たちから、今田が売り上げ金を横領しているのではないかという報告を受ける。詳しく調べてみると約5千万の損失が発覚。今田を本社へと呼びつけ問いただすと、確かに横領を行なっていたことを告白する。竹原は警察に届けようとするが、それに対して翔は…(第70話)。 ●本巻の特徴/六本木店の閉店を余儀なくされた翔。だが再び立ち上がり、インターナショナルクラブを手がけ、さらに中国・大連への進出を目指す! ガムシャラに走り続けた青年のキャバクラ経営サクセスストーリー、堂々完結!! ●その他の登場人物/小川(翔とは高校野球部時代からの親友)、達也(“ブルーナイト”の先輩ホストだったが、“シャルマン”開店に後輩ホストを連れて駆けつけた)、修(“ギャルソンズ”常連の会社員だったが、“シャルマン”開店の話を聞き、退社しホストに)、大崎(“シャルマン”の入っていたテナントの大家で、地元の資産家)、大将(“鶴寿司”を営む主人。翔のことを高く買っている)、竹原永二(大崎が紹介した経営のプロ。元ヤクザ)、今田(六本木のキャバクラでの実績を買われ、新店舗・六本木店のオーナーとなった男)、秀艶(中国の大連で日本人相手のクラブでホステスをしている。偶然街で翔と出会った。 シリーズ完結巻!
▼第202話/清潔戦争▼第203話/不毛の地への旅(長野編・1)▼第204話/撤退or前進!?(長野編・2)▼第205話/サイテーの男!!(長野編・3)▼第206話/サイテー×サイテー(長野編・4)▼第207話/長野の神髄(長野編・5)▼第208話/名前の落とし穴▼第209話/激辛シスターズ(前編)▼第210話/激辛シスターズ(後編) ●主な登場人物/藤本浩平(ダイユウ商事に勤める27歳。昼は典型的なダメ社員、夜はラーメン屋とふたつの顔を持つ。ラーメンをこよなく愛する男)、佐倉祥子(藤本の同僚。社内で藤本の“秘密”を唯一知っている) ●あらすじ/毎度“普通じゃない”相談事で藤本を困らせる花輪亭の片山から、めずらしくスープの食材に関する“普通の”相談を受け、手伝いに来た藤本と佐倉。だがそこへ、花輪亭のアルバイト・本田が金髪ロン毛にヒゲ、鼻ピアスという派手な格好で出勤して来たことから、片山がヒートアップし始めて… (第202話)。 ●本巻の特徴/「ラーメン不毛の地」であるはずの長野が、実は「日本で最もラーメンが熱い場所」だった!? 仰天必至のラーメン事情が明らかになる長野編ほか、美味さの新発見連続の最新刊!! ●その他の登場人物/四谷(ダイユウ商事営業一課の課長。一見だらしないが、かなりのキレ者)、葉月(営業一課の新主任で、藤本の上司。ラーメン・テーマパーク・プロジェクトを立ち上げる)、芹沢(『らあめん清流房』店主。フード・コーディネーターの顔を持つ)
▼第1話/幽霊と不機嫌な姑▼第2話/幽霊と秘密▼第3話/幽霊と熱っちっち▼第4話/幽霊と婚約指輪▼第5話/幽霊と西瓜▼第6話/幽霊と台風の夜▼第7話/幽霊と目出鯛▼レシピ/楊貴妃直伝!! 星の数ほど チャーハンレシピ物語 ●主な登場人物/中村華子(通称ハナちゃん。中華街の名店「満点大飯店」で働く見習い料理人。昼休みには「上海亭」でひそかに修業中)、楊貴妃(中国唐代の皇妃だが、幽霊となって現代まで旨いものを求め続けてきた…!?) ●あらすじ/結婚しても今までどおり中華街で働き、週末だけ三浦半島に帰るという“休日婚”を、康彦の両親に提案した華子。だが康彦の母親は猛反対し、気まずい雰囲気になってしまう。そこで華子がバッグから取りだしたのは…エプロン!?(第1話) ●本巻の特徴/三浦半島の農家の息子・康彦との結婚を決意したハナちゃん。結婚式の会場は、なんと上海亭!! やっぱりチャーハンを作るのか…!? 作中のチャーハン6皿のレシピつき!! ●その他の登場人物/上海亭夫婦(店主が鍋をふれなくなり、華子に厨房を貸している)、富永計太郎(満点大飯店の現オーナー。足もとを見ず、夢ばかり見ている?)、中村竹三郎(華子の寮の管理人だが、実は満点大飯店の前オーナーにして華子の大叔父)、富永奈可子(竹三郎の娘で、満点大飯店オーナー富永計太郎の妻。数年間に及ぶ世界旅行から帰国)、陳(満点大飯店の料理長。腕は確かだが、富永に振り回されっぱなし)、吉田(満点大飯店のフロア長。風見鶏)、斉藤康彦(三浦半島の農家の息子。華子と結婚する)
▼第120〜122話/一流への道(中編その2・その3・後編)▼第123話/エンジェル・オブ・キャンドル▼第124話/指輪のためらい▼第125話/熱病の夢(フィーバー・ドリーム)▼第126〜127話/蜃気楼の街より(前・後編) ●主な登場人物/春居筆美(=Dr.WHOO。月影ファイナンスのダメ営業員。しかし実はオーナー。さらに、華麗なマジックで相手を幻惑し圧倒する、謎の魔術師の顔を持つ。周囲はその正体を知らない)、小泉じゅん(窓口係。月影ファイナンスの職場の花) ●あらすじ/土地所有者を騙し、暴利をむさぼる将来計画不動産(FPD)。春居の同僚・赤坂の元妻や息子にも、その魔の手は及んでいた。父親として息子を心配しながらも、別れた家の事情に口出しすることをためらう赤坂だったが、FPDに疑念を持つ息子に気持ちを打ち明けられ…(第120話)。 ●本巻の特徴/悪辣なる将来計画不動産に鉄槌を下す、前巻から続く長編エピソード「一流への道」の完結編ほか、全5編を収録!! ●その他の登場人物/ジャンヌ(Dr.WHOOと同じクロブチ機関員)、巣鴨店長(よくいるタイプの管理職。実は春居の腹心。手堅い財務処理をする)、赤坂(やたらといばる春居の上司)、青山ネネ(窓口係。社内の事情通)、茅場(若手営業員。今時の若者)