2008年5月16日発売
▼第30話/卑劣▼第31話/選択肢▼第32話/わざと▼第33話/合宿▼第34話/他人▼第35話/先生▼第36話/竹ヤリ魔▼第37話/縁▼第38話/禅寺▼第39話/シマシマ ●主な登場人物/船橋雅矢(開架高校1年。別名・デビルまークン。茶の心を学ぶために茶道部に入った最凶の不良。秘かに部長に憧れている) ●あらすじ/ヒゲの濃さを雅矢に見抜かれ、「ブルー」と命名されたことに怒り心頭の完璧男・樫沢。だが、直接対決を申し出るも、部長に暴力禁止を誓っていた雅矢はこれを無視。なんとしても勝負をつけたい樫沢は、不良たちを使ってけしかけるが、雅矢はボコボコに殴られても律儀に誓いを守り続ける。一方、それを陰から見ていた樫沢は「オレは悪役なのでは?」ということに気付きはじめ…(第30話)。 ●本巻の特徴/青い貴公子・樫沢が雅矢に挑戦、その悲惨な運命とは? さらに後半では、茶道部がお寺での夏合宿に突入! めざせ、憧れの肝試し!! ●その他の登場人物/山田航(雅矢の幼なじみ。相棒かつ悪友。雅矢と共に茶道部に入部)、姉崎奈緒美(茶道部部長。優しくて礼儀正しいステキな先輩)、浅川夏帆(茶道部の新入部員。負けん気が強い)、飯倉智花(夏帆の友達。一緒に茶道部に入部)、樫沢光輝(軽挙高校1年。顔も頭も良く、器もデカイいい男。ただ、ヒゲが濃い)
▼第28話/結束の灯▼第29話/標的▼第30話/犬養の灯と安藤の孤独▼第31話/一夜の爪跡▼第32話/遭遇▼第33話/傍観者の叫び▼第34話/諦念と密謀▼第35話/臨界点▼第36話/デッドエンド▼第37話/目の前の未来 ●主な登場人物/安藤(高校2年生。両親を亡くし、弟と2人暮らし。他人に自分の考えた言葉を話させる能力“腹話術”を持つ)、犬養(自警団「グラスホッパー」を率いる青年。絶大なカリスマ性を持つが、裏には不穏な気配がつきまとう) ●あらすじ/殺し屋・スズメバチに追われ絶体絶命だった安藤を救ったのは、犬養率いるグラスホッパーの一団だった。そして犬養は「今から君に面白いものを見せる」と言って、大がかりな演説を開始。「倒すべき敵はアンダーソングループ」と叫ぶ犬養の声は、ネットを通してグラスホッパーや一般市民にも届けられ、犬養に同調する灯が街中にともっていく。それに対して安藤は…?(第28話) ●本巻の特徴/街の指導者として、日々影響力を増していく犬養。彼の危険性を知りながらも、いまだ対抗する勇気を持てない安藤。一方、猫田市長の護衛を引き受けた蝉にも、市長殺害を請け負った殺し屋・鯨との対決の時が…!! ●その他の登場人物/潤也(安藤の弟。楽観的な性格。高校1年生)、蝉(ナイフ使いの殺し屋。岩西という上司がいる)、マスター(喫茶店「ドゥーチェ」を営む男。犬養の協力者で、強大な能力を持つ)、アンダーソン(新都心計画を推進する企業の社長の息子。安藤のクラスメート。性格良し)、スズメバチ(アンダーソングループが雇った女殺し屋。グラスホッパーを狩る)、要(安藤のクラスメート。犬養に心酔し、それを否定する安藤に敵意を持つ)