2008年発売
祖母が亡くなり天涯孤独となった中町かなは、ある新聞配達店に身を寄せることに。魅力あふれる個性的な美少女ばかりの同居人達。ちょっとドキドキ、でも楽しくて幸せな日々を綴ったかな日記、いよいよ第1巻発売!
▼第1話/ただいま▼第2話/行くべきところ▼第3話/ルーエンハイム▼第4話/静かなる銃声▼第5話/吸血鬼の家▼第6話/疑心暗鬼の町▼第7話/完全な自殺▼第8話/安らぎの家▼第9話/殺戮の町▼第10話/忘れたくない記憶▼第11話/架空の人間▼第12話/休暇の終わり▼第13話/グリマーの叫び▼第14話/超人シュタイナーの怒り▼第15話/名前のない男▼第16話/描けない絵▼第17話/泣かないで▼第18話/終わりの風景▼第19話/命ある者たち▼第20話/明日はくる▼最終話/本当の怪物 ●主な登場人物/天馬賢三(テンマ。元脳神経外科医。無実の罪に追われながら“ヨハン”を追う)、ヨハン・リーベルト(テンマが命を助けた双子の兄、悪の根源?)、ニナ・フォルトナー(“ヨハン”の双子の妹で、兄を抹殺しようとしている)、ルンゲ警部(ドイツ連邦捜査局の警部。ヨハンはテンマの別の人格だと思っている) ●あらすじ/フランクフルトの廃墟で、ヨハンとニナはついに再会を果たす。“赤いバラの屋敷”で起こった惨劇を語るヨハン。しかし、ニナはヨハンに対し「違う」と言い放つ。そこに駆け付けたテンマが目にしたのは、自分のこめかみに銃口を押し当てるニナの姿だった。拳銃を取り上げたテンマに、彼女が語った内容は…!?(第1話)▼“赤いバラの屋敷”で惨劇を目にしたのは、ヨハンではなくニナだった。ニナの話を聞いたヨハンが、それを自分の体験だと思い込んでいたのだ。ニナは全てを知ったヨハンが「自分自身を破壊する」と予想。そして、廃墟を立ち去ったヨハンは…(第2話)。 ●本巻の特徴/真実を知ったヨハンが「完全な自殺」を開始。彼の引き起こした惨劇の結末は? “怪物”誕生の理由とは…!? すべての謎がついに明かされる!! ●その他の登場人物/エヴァ・ハイネマン(テンマの元婚約者)、グリマー(フリーのジャーナリスト、511キンダーハイムの謎を追う)、フリッツ・ヴァーデマン(テンマの弁護士)、Dr.ライヒワイン(精神科医。テンマの理解者)
▼第112話/銀盤の黒い霧▼第113〜115話/けものの証明(前・中・後編)▼第116話/じゅんちゃんの家庭訪問▼第117話/小泉じゅんの出張探偵▼第118〜119話/一流への道(前編・中編その1) ●主な登場人物/春居筆美(=Dr.WHOO。月影ファイナンスのダメ営業員。しかし実はオーナー。さらに、華麗なマジックで相手を幻惑し圧倒する、謎の魔術師の顔を持つ。周囲はその正体を知らない)、小泉じゅん(窓口係。月影ファイナンスの職場の花) ●あらすじ/春居たちが訪れたスケート場。そこでフィギュアのコーチをしていたのは小泉の旧友だったが、彼女には悩みがある様子。なんと県の連盟会長が、スポンサーの身内を優勝させるために、彼女の教え子を辞退させるよう迫っているという。カネにまみれた連盟会長の悪事を知った春居は…?(第112話) ●本巻の特徴/春居の過去に怪しいものを感じた街金の同僚・小泉じゅん。正体を突き止めるべく彼の故郷へ向かった小泉は、驚愕の過去を知ることに…!? ●その他の登場人物/ジャンヌ(Dr.WHOOと同じクロブチ機関員)、巣鴨店長(よくいるタイプの管理職。実は春居の腹心。手堅い財務処理をする)、赤坂(やたらといばる春居の上司)、青山ネネ(窓口係。社内の事情通)、茅場(若手営業員。今時の若者)
▼第1話/クリスマスが待ち遠しいともお▼第2話/優しさが降ってきたともお▼第3話/男子と女子とトイレなともお▼第4話/いくつになっても怒られたくないともお▼第5話/清くない一票が欲しいともお▼第6話/で、どんな約束だいともお▼第7話/愛好し愛好され生きてくともお▼第8話/母さん戻ってきてよともお▼第9話/さらば愛しの大佐、だなともお▼第10話/失われた記憶プリーズともお▼第11話/それでも、それでも続いていくのかなともお▼第12話/クサいメシを食うともお▼第13話/わかってもらいたいともお▼第14話/犯人をさがせ容疑者ともお▼第15話/欲望の渦に巻かれよともお▼第16話/いつもより多く回ったなともお▼第17話/ずいぶん巡り巡ったなともお ●主な登場人物/ともお(子供らしさ全開の主人公。4年3組) ●あらすじ/冬のある夜、ともおが雪が降るようお祈りして眠ったところ、翌朝には一面の銀世界となっていた。滅多に積もらない雪を前に、普段は勉強しろと言う先生や母ちゃんも思う存分雪遊びをさせてくれ、「話のわかる大人」になったと大喜び。だが、雪が消えると同時に「怖い大人」に戻ってしまい、ともおは再び雪を降らせようと“雪乞い”に挑むが…(第2話)。 ●本巻の特徴/ともおがトイレの中に閉じこめられたり、じいちゃんが忘れっぽくなったり、ともおが生徒会長に立候補したり、単身赴任中の父さん宅に遊びに行ったともおが隣りの麻雀兄さん宅に預けられたりするエピソードなどを収録!! ●その他の登場人物/母ちゃん(ともおの成績を心配する母)、姉ちゃん(ともおの将来を心配する姉)、吉本(ともおの級友。運動神経バツグン)、よしのぶ(ともおの級友。食欲旺盛)、みつお(ともおの級友。知的)、ケリ子(ともおの級友。ヒロイン?)、より子(ともおの級友。むしろヒロイン?)
▼第1話/動物園にて▼第2話/逃げるは祖父心▼第3話/春の誘い▼第4話/旅の前に▼第5話/おかしな二人旅▼第6話/姫路・菓子博から▼第7話/城崎にて▼第8話/お菓子の神様▼第9話/黒豆の里から ●主な登場人物/安藤奈津(洋菓子職人を志し、専門学校で学んだ20歳。和菓子の奥深さに心ひかれ、満月堂で働くことに)、安田梅吉(満月堂の親方。奈津を一人前の職人に育てるため、心構えに至るまで厳しく教え込む)、丸岡竹蔵(奈津の兄弟子。お調子者だが、腕はある)、月岡光子(満月堂の女将。亡き夫は店の若旦那だった。老舗の味とのれんを守るため、奈津に期待を寄せる) ●あらすじ/日本菓子大博覧会・東京予選に出品する工芸菓子の意匠を探しに、女将さんの兄で深川鈴々軒の旦那である鈴村さんと上野動物園へやってきた奈津。様々な動物を見て回り、ふたりが決めた意匠は、ピンク色が鮮やかな美しい鳥の「ショウジョウトキ」で…(第1話)。 ●本巻の特徴/いよいよ始まった日本菓子大博覧会。果たして結果は? さらに、茶道の名門・一ツ橋流の家元で奈津の祖母であるあやめと、ひょんなことから一緒に旅することになるが、その目的地は…!? ●その他の登場人物/大住喜八郎(なにかと奈津の世話を焼く、満月堂の常連客。実は大企業の会長で、奈津の父を後継者にと考えていた。奈津が実の孫だと知るが、静かに見守る)、外崎冬実(銀座の有名店・獅子屋の、驕れるお嬢様。奈津と満月堂を逆恨みし、父とともに策謀を練る)、外崎浩一郎(業界最大手・獅子屋の、冷徹かつ有能な経営者。娘には手を焼いている節も?)、秋山伊兵衛(獅子屋が誇る凄腕の和菓子職人)、一ツ橋あやめ(茶道の名門・一ツ橋流の家元。満月堂を高く評価し、奈津にも目をかけている。かつて大住とは恋仲で、奈津の母となる娘をひそかに生んだ)、田沼信太郎(浅草の老舗牛鍋屋「田能久」の若旦那。奈津に一目惚れ)