2011年12月発売
「宇宙はタイタニアとともにあり」 はるかな未来、銀河の覇権はタイタニアという一氏族が握っていた。 しかし、常勝無敗を誇るタイタニアの精鋭艦隊が、一都市国家の艦隊に敗北したという報は銀河に激震をもたらした。タイタニアの次代の藩王の座を窺う美貌の四公爵に、タイタニア常勝神話に土をつけた英雄。彼ら若き群雄たちが歴史の表舞台に立ったとき、銀河は再び激動の時代を迎える。『銀河英雄伝説』に続く田中芳樹の一大銀河叙事詩を、気鋭・ガンテツが勇壮かつ華麗に描く。 ザーリッシュ・タイタニアがファン・ヒューリックの手により銃殺された。その知らせを聞いた、藩王とタイタニア三公爵は、新たなるファン拿捕の戦陣を組んだ。出陣するは一度ファンに敗れたことのあるアリアバート・タイタニア。苦い思い出が残る中、アリアバートはファン拿捕のため彼を追い求めるが居場所を割り出せずにいた。そんな中、アリアバートのもとに晴天にも関わらず港湾を閉めていたとの妙な情報が入ったのだった。 噂 英雄の行方 バルガシュ海戦 前編 バルガシュ海戦 後編 宇宙の瞬き EXTRA EPISODE リディアの休日 Special Comment
頭の中に響いてくる、見知らぬ男の声に耳を貸した時、私の心臓は…「彼」の発作と繋がれた! 不可解な現象をきっかけに、武藤と名乗る老人と“知り合った”平凡な会社員・久我真咲。頼まれるまま武藤の手助けをしたことで真咲は、身も凍る事件へと巻き込まれてゆく。祖父と孫ほど年の離れた他人でありながら、命を“共有するしかない”男女が陥る窮地に、心臓を鷲掴みされた読者たちが次々と絶賛の悲鳴にむせぶ緊迫のサスペンス…待望の続刊。前巻の沙村広明氏(『無限の住人』)に続き、今巻は『座敷女』の望月ミネタロウ氏が推薦!! 彼の鼓動は私の鼓動。不可解にも心臓と思考が同調(シンクロ)した、見知らぬ他人の発作のせいで…私の胸は“誘爆”する! 平凡な会社員・真咲は、夜ごとの幻聴が実在する老人・武藤の思考であると知る。同時に2人の心臓は不可解なシンクロを始めるが、危険なことに武藤は心臓病患者であった。真咲とのテレパシーを利用し、娘の失踪原因を掴んだ武藤。が、そのショックは自身の発作を引き起こし、真咲の心臓を“誘爆”させた!! 第4話 精神不感応 第5話 豹変臨界点 第6話 心的外傷夢 第7話 淫獣人格者