2012年10月30日発売
ワケあって、妻はおっさん。されど純愛! 愛する妻が亡くなって以来、ショックで丸3年間引きこもり中の山下吾郎(38歳)。 娘ですら手をやく、そんなダメパパ・吾郎のもとに突如現れた不審な中年男。 ……その正体は、吾郎を心配するあまり、けなげにもおっさん姿になって生まれ変わってきてくれた(!) 妻・多恵子だった。 ハゲてるし、すね毛もはえてるし、加齢臭までするし… それでも、「おっさん多恵子」との愛しき日々を積み重ねてきた吾郎。 しかし、「おっさん多恵子」が天国に帰らなければならないタイムリミットは近付いていて…!? 笑って泣ける、究極の純愛コメディ、感動のフィナーレ! 【編集担当からのおすすめ情報】 コメディではありますが、この最終巻の「泣ける度」はとんでもないことになっております。 単行本の後半は、涙なしには読めません! 人を好きになることや、家族という存在の尊さ、そして大きな喪失から再び立ちあがること…… 世界最強夫婦・吾郎&多恵子が、「人生に大切なことのあれこれ」をきっと気づかせてくれるはず!です。
采配に迷いが…どうしちまった鳩ヶ谷!? 夏の甲子園3回戦。 彩珠学院は、優勝候補と目される名門校・帝都大一(東東京)を相手に、 中盤まで4点のリードを奪う理想的な展開。 この点差を守りきれるかどうかに焦点は絞られた! とはいえ、相手は百戦錬磨の強豪校。 じわじわと点差を詰められ、先発のスティーブは もはや限界に近い状態に…。 エース日高の体調を気遣うあまり継投策に消極的なポッポは なかなか決断を下せないまま、相手に流れを渡してしまう状態に…。 どうなるんだ、このゲーム!? 【編集担当からのおすすめ情報】 これまで、明確な狙いのもとに時にドライと思える采配も 厭わず実行してきた鳩ヶ谷。 そんな彼が、恐らく初めて見せる 「目の前の勝利」と「エースの故障」との間での葛藤。 投手が一枚しかいないチームの宿命とはいえ、 「らしくない」態度を思わず出してしまう指揮官と みるみるうちに詰まってゆく点差…。 夕闇の甲子園は、サイガク野球部の終着駅になってしまうのか!?
日本サッカーを根本から変えるにはーー!? 天皇杯2回戦・RSユース戦で、東京クルセイドは前半”誤審”を恐れ「撃たせて捕る」作戦を展開。しかし、弱点・右SBを相手の10番に衝かれ、千尋がナイスカバーをするが、ファウルを取られ、FKで1点を先取される。だが、高橋監督は余裕の表情でゲームの成り行きを見ていた。そのまま前半終了後、高橋は、千尋の能力の一端が幼いときからの「イメトレ」によるものだと知るが…。そして、後半開始早々「東クル」はいきなりーー!! (科学指導:高岡英夫〈運動科学総合研究所〉) 【編集担当からのおすすめ情報】 第4集では、いよいよ運動能力と”脳”力の関係までも科学してしまいました…!! いろいろ”考えて”戦う…戦えるのも「東クル」流儀!…相手のチームにも、そのサッカーに”次元の違い”を感じる者も現れますが…キーワードは、「人間脳」と「動物脳」!!--“本物の”テクニックとは!?
ここから『フットボールネーション』胎動! 「おれの足はまだ覚えてるんだ。あの時、撃てなかったシュートの感触を…」。高校生活最後の試合で惜敗した森 直人。蹴りそこなったボールを追いかけ、彼はサッカーを続ける決意をする。そして、受験し大学へ……。夢見ることをやめられないサッカーボーイたちを描いた『フットボールネーション』の作者・大武ユキの原点!ここに復刊!! 【編集担当からのおすすめ情報】 この主人公・森 直人の高校は神奈川県立泉高校。そのサッカー部には、同学年で高橋と土屋がいたーーー高橋とは…『フットボールネーション』の東京クルセイドの監督! 土屋とは…高橋と東京クルセイド設立に尽力した元日本代表(『我らの流儀』の土屋GKの兄でもある)。そして、先輩OBには三枝ーーー『フットボールネーション』の週刊イレブンの記者である。また『我らの流儀』で、選手権の神奈川県大会一次予選4回戦で海成高校が死闘を繰り広げた相手チームがこの泉高校であります。 つまり、『フットボールネーション』に繋がっていく重要なサブキャラのルーツがここにはあります。『我らの流儀』共々お読みいただけると、とても感慨深いものがありますよ。 また唯一無二の「大学サッカー漫画」かもしれません…。
楳図かずおの集大成、現代の黙示録が遂に! 「14歳で終わる」。占い師の謎の言葉から始まる、楳図かずおの集大成的作品。 汚れた大気にあふれた地上を避け、地下に快適な世界を造り上げ、生活を営む未来の地球。食事もバイオ技術の恩恵を受け、人工的に作成・供給されていた。そんな中、バイオ食品工場の単なる鶏の培養肉となるはずだった細胞から突然変異した生物が生まれた! その生物は驚くほどのスピードで成長し、とてつもない知性を有していた。自らをチキン・ジョージと名乗ったその生物は、地球と地球の生物、そして人間との関係性を解読していた。人類によってもはや地球は余命幾ばくもないほど瀕死の状況だと知ったチキン・ジョージは、ある計画を企てる…。 【編集担当からのおすすめ情報】 1990年から95年にかけて、ビッグコミックスピリッツ誌上で連載された、地球とは?、人類とは?という壮大なテーマの一大叙事詩。この長大な物語をUMEZZ PERFECTION!では全4巻で刊行(最終巻ラストには、今回新たにカラー18ぺージが加筆!)連載終了後17年の時を経てもなお、いや、むしろ昨今の状況をあまりにも予見しているといっても過言ではない本書は、まさしく現代の黙示録! 果たして、地球はどうなってしまうのか?、人類の行く末に未来はあるのか? 地球上のすべての生物に警鐘を鳴らす、警告と啓蒙の第一集。