2012年発売
土田世紀氏絶筆!最後の「夜回り先生」!! 児童養護施設を応援する先生と赤井英和氏の友情、『夜回り先生』を万引きした少年の涙と誓い、他全4編。震災後の日本に”希望”を届けんとする夜回り先生からの最新メッセージを、土田世紀氏渾身の描き下ろしで!!--という意図で進められていた本書だったが、4月24日、土田氏の急逝に伴って、1本を遺したところで、絶筆となってしまった。 急遽、ラストに土田世紀氏の追悼企画を収録。水谷修氏はもちろんのこと、新井英樹氏、すぎむらしんいち氏、日本橋ヨヲコ氏、ほしよりこ氏、松本大洋氏等、生前の土田氏に影響を受けたり、親交があったりした漫画家の方々に、その思いを誌面にぶつけてもらうことになった。 本書は、コミック版『夜回り先生』の最後の1冊であると共に、漫画家・土田世紀氏の最後の作品でもある。 若き鬼才の死は、読者に大きい喪失感を与えることになったが、それでも「希望」は我々の中に必ずや残されるであろう。合掌。 【編集担当からのおすすめ情報】 編集担当は1990年スタートの『俺節』(週刊ビッグコミックスピリッツ掲載)を担当し、そして今回の『夜回り先生』(月刊IKKI掲載)で土田氏最後の原稿を受け取ることになった。本書に割かれる追悼企画のラストでは、担当自身も土田氏に対して、自分なりの総括をする予定である。ぜひ読んで欲しい。
本気になったら終わる恋、完結。八日堂俊介と、栖佑日菜子と、大桑和樹の嘘つきたちの恋物語は、どのような終わりを見せるのか。どのような明日を見せるのか。最後までどうぞ、お付き合いください。 2012年6月刊。
ガクソの重鎮・てうと刺し違えて散った大物フィクサー・清水老人の残した言葉に従い、雨宮のスペアを捜すため京都を目指した弖虎たち。若女が放ったガクソ追討部隊との激戦がついに始まった!
傾城・鈴蘭と、幕府に仕えてきた舞蔵の約束を遂げさせるため、先代将軍・定々に対して国盗合戦を仕掛ける銀時たち。それに対し圧倒的な兵力で立ちはだかる幕府軍。さらに「奈落」最強の男が、銀時らを阻み…!?
少年は前だけを見て、がむしゃらに夢を追い続けた。少女は信じて、ひたむきに夢への階段を上がった。そして、10年後──。あの日に交わした、2人の約束は!? マンガを愛してくれた全ての人に贈る、感動の最終巻!!