2014年6月30日発売
80年代、地方、傷だらけの青春。第2集! 桃田辰樹、45歳。漫画家。 すっかり心の距離ができてしまった15歳の息子を通して、俺は1982年、15歳「当時」の自分を思い出し始めた。 親、友人、先生、殴られた痛み、そして今は変わってしまった風景。 ハンパものだった「痛い」過去を思い出すことは、俺にとってどういう意味があるのだろうか。 その答えを探るために、物語は1982年の記憶のさらに奥へーー 【編集担当からのおすすめ情報】 作者の盛田賢司氏が自らの経験を元に描く、自伝的青春譜第2弾! 自らの長編デビュー作である『チューロウ』では描ききれなかった、生な時代の空気、感情を本気で詰め込んだ渾身作です。 なんとなく「大人」といわれるようになって久しい我々へ送る、2014年の「Re:青春物語」!!
五十土が読む、熱情の『瓶詰地獄』! 五十土はなぜ日本に戻ったのか。 五十土はなぜコンクールの舞台に立ったのか。 五十土はなぜハナのことを気にかけるのか。 桁違いの実力を見せる、五十土の圧倒的な朗読。 五十土、藤色、折口の過去と、 ハナの今が交錯する、 コンクール編佳境の第12集! 【編集担当からのおすすめ情報】 この12集は、『花もて語れ』完結のひとつ手前の巻。 作者・片山ユキヲ氏の力の入れ具合も尋常でなく、 最高潮の盛り上がりを見せています。 作中で朗読される作品は、夢野久作の『瓶詰地獄』。 4つの手紙が並べられているだけ、 という特殊な構成をもったこの作品で、 ライバルキャラ(?)の五十土が強烈な朗読を披露します。 第92話 瓶詰地獄(2) 第93話 瓶詰地獄(3) 第94話 瓶詰地獄(4) 第95話 瓶詰地獄(5) 第96話 瓶詰地獄(6) 第97話 瓶詰地獄(7) 第98話 瓶詰地獄(8) 第99話 瓶詰地獄(9) 第100話 瓶詰地獄(10) 第101話 瓶詰地獄(11)
鉄オタ界のスーパースター!! 撮りテツ、乗りテツ、模型テツ、鉄道マニアにもいろいろあるけれど、 衆議院議員で、鉄道オタクの仙露鉄男は、新種の“政治テツ”!? 次々にやってくる政治案件を、持ち前の鉄道知識と、 鉄道オタクの人脈を生かして、ガタンゴトンと解決。 いつの間にか、若手政治家の仲間たちにも、 政界の長老たちからも一目置かれる存在に!? 混迷の日本政治を変えるのは、与党でも野党でもなく、 鉄道オタクだった!! 【編集担当からのおすすめ情報】 豪華クルーズトレイン、ななつ星in九州が早くも『テツぼん』に登場!!
やっぱりカイマンあっての『ドロヘドロ』! カイマンと感動の再会を果たしたニカイドウ。 カイマン!カイマン!喜び勇んで駆け寄ろうとするも、ある疑念が頭をもたげる… 「このカイマンは、本当にカイマンか?」 デパートの奥、ニカイドウを導いた謎の悪魔はデパート脱出のヒントを授ける。 「あるキーアイテムを手に入れろ。」 悪魔vs悪魔のバトル勃発。完璧な肉体が原因でハルは深い深い絶望を味わう。 「悪魔にケンカを売ったおしおきをしてやる。」 ゾンビ心にバラバラにされ捨て置かれた煙ファミリー。 藤田(弱い)、鳥太(弱い?)、ターキー(料理人)、非戦闘員達が辺境から逆転を狙う。 「オレの身体は使わせないぞ。」 唯一ほのぼのと道中を行く恵比寿と毒蛾はまっ黒な町でひと休み。 「たてば しゃくやく。すわれば ぼたん。」 チューブを引きずり不気味に徘徊するボス(?)の影を、未だ誰もとらえられない… 混迷を極める中央デパート、最後まで立ち続けるのは誰だ? 【編集担当からのおすすめ情報】 前巻から引き続き、中央デパートでのラストバトルは混戦模様。 各地で魔法が、悪魔パワーが、そして復活(?)したカイマンが所狭しと大暴れ。 ひさびさすぎるカイマンとニカイドウのやりとりを見ていると、ずっと読んでてよかった!と思わずにいられない懐かしさと嬉しさが汲んでも汲んでもこみあげてきます。 やっぱりカイマンあっての『ドロヘドロ』!! 看板役者も出揃って、益々まばたき厳禁のクライマックスシリーズが続きます!!