2014年発売
”異形”の怪物満ちる、伝奇ファンタジー! いつの時代、いずことも知れぬ国。 ”神防人”に選ばれた少年・神咲カズチは、 マガツモノと呼ばれる未知の怪物達と戦う軍人となる。 任務中、伝説の存在”ヒトマガツ”と遭遇したカズチは、 そのヒトマガツに導かれ、世界の真実を知るべく 仲間の軍人と共にいよいよマガツクニの奥深くへと踏み込む。 そこで、謎の覆面部族に捕らえられてしまったカズチ達はーー!!? 謎多きこの世界の、触れてはならぬ秘密とは? そして、”人類”が過去に犯したという、大罪とはーー? 人類への【罰】が、ついに下されるーー かつてない大スケールで描く、伝奇SFバトルファンタジー!! 【編集担当からのおすすめ情報】 異形の怪物達の衝撃的なヴィジュアルは、必見です。 その意味深で暗喩的なストーリーも、回を追うごとに 反響を呼んでいます。 小学館の社長をも「不思議な雰囲気が漂っていて、気になる」と 言わしめたこの世界観、ぜひ体感してみてください!
衝撃のセクシャル・バイオレンス・ノワール バブル日本の闇を暴れ舞う、 孤高の男・日浦匡也18歳!! だが悪徳刑事・兜に嵌められ シャブ地獄に堕ちーー!? 若きクレイジーパピヨンの 知られざる伝説がここに!! ファン必読、衝撃度超弩級の アナザー「土竜」ワールド!! 【編集担当からのおすすめ情報】 本編「土竜の唄」41巻と「土竜の唄外伝 狂蝶の舞〈パピヨンダンス〉」第2集の同時発売を記念して、驚愕のBIGプレゼント企画「モグモグフェア」を開催! 詳細は、「土竜の唄」41巻と「外伝 狂蝶の舞」2集の単行本オビ、および6月27日発売の「月刊!スピリッツ」8月号、および6月下旬〜7月初旬発売の「週刊スピリッツ」をどうぞご覧ください! お楽しみに!!!!! 其之六:シャブ地獄 7 其之七:正義の仮面 47 其之八:Tの悲劇 85 其之九:正義(ジャスティス) 125 其之十:最高の朝メシ 163
80年代、地方、傷だらけの青春。第2集! 桃田辰樹、45歳。漫画家。 すっかり心の距離ができてしまった15歳の息子を通して、俺は1982年、15歳「当時」の自分を思い出し始めた。 親、友人、先生、殴られた痛み、そして今は変わってしまった風景。 ハンパものだった「痛い」過去を思い出すことは、俺にとってどういう意味があるのだろうか。 その答えを探るために、物語は1982年の記憶のさらに奥へーー 【編集担当からのおすすめ情報】 作者の盛田賢司氏が自らの経験を元に描く、自伝的青春譜第2弾! 自らの長編デビュー作である『チューロウ』では描ききれなかった、生な時代の空気、感情を本気で詰め込んだ渾身作です。 なんとなく「大人」といわれるようになって久しい我々へ送る、2014年の「Re:青春物語」!!
謎の老夫婦が営む24H営業コンビニ! ビッグコミックスペリオール新人コミックオーディション受賞者、初の単行本! 不倫カップル、敬虔なお坊さん、荒んだOL、貧乳に悩む妹と巨乳好きの兄、リストラされたお父さん、化粧が濃すぎるお母さん・・・。 ハートフルでハートレスな老夫婦が切り盛りするコンビニには、 様々な人種が来店する。ここは24H営業の人間交差点ーー。 大笑い、苦笑い、含み笑い、泣き笑い・・・様々な笑い満載のコンビニエンスコメディです! 本誌掲載時に大反響だった読切『前川編集長の消息』も収録!! 【編集担当からのおすすめ情報】 新人ながら、なぜか老人キャラを得意とする津村マミのデビュー作単行本。オビの推薦コメントを、ラーメンズ・片桐仁氏から御寄稿頂きました!
人間の営みは、馬鹿馬鹿しくって、哀しい。 婚礼の前日に、一度だけ過ちを犯す花嫁の心理を描いた『狐の嫁入り』。 『跡継ぎ』で語られる、腹を痛めて産んだ我が子を抱けない女の覚悟。 「あちきはいつも女に愛想尽かされるんです」と笑う浮浪雲の爽快。『素泊まりの人』。 我が子の将来に絶望した母がとった、絶望的な“愛の形”とは? 『はぐれくも蛛』……… 魂の救済と慰安を求めるすべての人へ。 全九編収録。 【編集担当からのおすすめ情報】 本巻収録の『はぐれ蜘蛛』はビッグコミックオリジナル2014年1月5日発売号に掲載された作品です。つまり正月号です。お正月から“こんなもの”を描いてしまうジョージ秋山という作家は、やっぱりただもんじゃない。こんなものがどんなものか、是非お読みください。
ご先祖様による子孫繁栄指南! 職無し、恋人無し、気力無しの草食系・31歳、清水 実。 このままでは子孫が途絶えてしまう。 それを憂えて現れたのは、なんとご先祖様5人!! 自らの生き様を見せて、実の考えをかえようと奔走する。 しかし、ご先祖たちは皆、悔いを残して成仏できない霊だった。 果たしてご先祖様の子孫繁栄指南は成功するのか? 【編集担当からのおすすめ情報】 『ラッキー』でロボ犬と子供の交流を描いた村上かつら氏が 満を持してオリジナル本誌で連載した新感覚漫画。 霊は出てくるが、ホラーではない。愛すること、仕事をすること、子供を作ること……人生の選択を、ご先祖様が教えてくれる。 (目次) 第1話 見ているのは誰だ!? 第2話 いったい、なんの用!? 第3話 坂井杏実は、やめとけ!? 第4話 杏実の結婚相手って!? 第5話 茂吉の過去に何が!? 第6話 愛する女と逃げられるのか!? 第7話 それで…いいのか!? 第8話 再就職できますか!? 第9話 プライドを捨てられますか!? 第10話 子供はいらないんですか!? 第11話 不幸な時代でしたか!? 最終回 成仏できますか!?
五十土が読む、熱情の『瓶詰地獄』! 五十土はなぜ日本に戻ったのか。 五十土はなぜコンクールの舞台に立ったのか。 五十土はなぜハナのことを気にかけるのか。 桁違いの実力を見せる、五十土の圧倒的な朗読。 五十土、藤色、折口の過去と、 ハナの今が交錯する、 コンクール編佳境の第12集! 【編集担当からのおすすめ情報】 この12集は、『花もて語れ』完結のひとつ手前の巻。 作者・片山ユキヲ氏の力の入れ具合も尋常でなく、 最高潮の盛り上がりを見せています。 作中で朗読される作品は、夢野久作の『瓶詰地獄』。 4つの手紙が並べられているだけ、 という特殊な構成をもったこの作品で、 ライバルキャラ(?)の五十土が強烈な朗読を披露します。 第92話 瓶詰地獄(2) 第93話 瓶詰地獄(3) 第94話 瓶詰地獄(4) 第95話 瓶詰地獄(5) 第96話 瓶詰地獄(6) 第97話 瓶詰地獄(7) 第98話 瓶詰地獄(8) 第99話 瓶詰地獄(9) 第100話 瓶詰地獄(10) 第101話 瓶詰地獄(11)
ヒーローは、ZQNに咥えられた英雄!? 英雄・比呂美・小田… 閉ざされた三角関係が、微妙な変化を遂げていき…。 ZQNに咥えられ意識不明の英雄、 比呂美のキス(?)、 そして小田の体に起こる異変…。 …徐々に明らかになっていく、この世界。 物語が大きく動き出す! 大反響!大人気!黙示録第15巻!!
鉄オタ界のスーパースター!! 撮りテツ、乗りテツ、模型テツ、鉄道マニアにもいろいろあるけれど、 衆議院議員で、鉄道オタクの仙露鉄男は、新種の“政治テツ”!? 次々にやってくる政治案件を、持ち前の鉄道知識と、 鉄道オタクの人脈を生かして、ガタンゴトンと解決。 いつの間にか、若手政治家の仲間たちにも、 政界の長老たちからも一目置かれる存在に!? 混迷の日本政治を変えるのは、与党でも野党でもなく、 鉄道オタクだった!! 【編集担当からのおすすめ情報】 豪華クルーズトレイン、ななつ星in九州が早くも『テツぼん』に登場!!
世界最古の『書』が目覚めた…その代償とは 神話の時代、この世のはじまりを写しとった一冊の「本」があった。 『書』=トゥ・モンドと呼ばれたそれは強大な力を秘めており、それゆえバラバラにされ、 世界のあらゆる書物の中に断片として隠され、散り散りとなった… 伝説を信じて『書』の復活を夢見た父と、彼を慕う主人公・オレッセン。 時は電子書籍全盛の近未来。 全ての「知」は電子化され「ビブリオテック(仮想電子図書空間)」で管理されている。 研究の末、『書』に飲み込まれ失踪した父を追い自らも研究者となったオレッセンは、 『書』の番人である教団アセファルの助けを借りて、ビブリオテックから『書』の深層にダイブする。 その深淵では、ある衝撃的な出会いが待っていた……!! 一方、ユーロパリを中心に、電子書籍を通じた“『書』から現実世界へのコンタクト”も 頻発する。それは世界の秩序が崩壊するはじまりに過ぎなかった…! 巻末に、小説家・三浦しをん氏による解説文を収録予定。 【月刊IKKI掲載分のうち、folio20〜26を収録】 【編集担当からのおすすめ情報】 前巻で『書』の真相を知ったオレッセンが、今巻で早々とその深淵をのぞきこもうとした矢先に『書』からのコンタクトが激化、それは市井の人々への攻撃という形で現れます。 そして、これを機に『書』に対抗しようとする者、利用しようとする者、傍観する者…さまざまな思惑が大胆に入り乱れ、ビブリオテックの混迷極まる第4集。 そんな中オレッセンは、リップたち仲間と言葉を交わし、教団アセファルと師弟関係を結び、フェランと不器用なやりとりもしつつ、少しずつ、少しずつ成長していきます。 そして、ふいに浮かび上がってきた父と『書』の本当の関係。 この先でオレッセンが目撃するものは? 『書』を起こしてしまったことによる代償とは? 「世界最古の本」が巻き起こす大騒乱の目撃者になってください!
やっぱりカイマンあっての『ドロヘドロ』! カイマンと感動の再会を果たしたニカイドウ。 カイマン!カイマン!喜び勇んで駆け寄ろうとするも、ある疑念が頭をもたげる… 「このカイマンは、本当にカイマンか?」 デパートの奥、ニカイドウを導いた謎の悪魔はデパート脱出のヒントを授ける。 「あるキーアイテムを手に入れろ。」 悪魔vs悪魔のバトル勃発。完璧な肉体が原因でハルは深い深い絶望を味わう。 「悪魔にケンカを売ったおしおきをしてやる。」 ゾンビ心にバラバラにされ捨て置かれた煙ファミリー。 藤田(弱い)、鳥太(弱い?)、ターキー(料理人)、非戦闘員達が辺境から逆転を狙う。 「オレの身体は使わせないぞ。」 唯一ほのぼのと道中を行く恵比寿と毒蛾はまっ黒な町でひと休み。 「たてば しゃくやく。すわれば ぼたん。」 チューブを引きずり不気味に徘徊するボス(?)の影を、未だ誰もとらえられない… 混迷を極める中央デパート、最後まで立ち続けるのは誰だ? 【編集担当からのおすすめ情報】 前巻から引き続き、中央デパートでのラストバトルは混戦模様。 各地で魔法が、悪魔パワーが、そして復活(?)したカイマンが所狭しと大暴れ。 ひさびさすぎるカイマンとニカイドウのやりとりを見ていると、ずっと読んでてよかった!と思わずにいられない懐かしさと嬉しさが汲んでも汲んでもこみあげてきます。 やっぱりカイマンあっての『ドロヘドロ』!! 看板役者も出揃って、益々まばたき厳禁のクライマックスシリーズが続きます!!
少年が出会ったのは、ふたりの製本職人。 愛書家であった父を亡くした少年・リュカは、 パリの街でショーウィンドウに飾られた美しい本を見つけた。 そこで出会った本の装飾家、ステファン・ボッシュに連れられ、 製本家、ステファン・ルイの待つアトリエへと足を踏み入れる。 父が愛し、ふたりのステファンが生きる、製本と職人の世界に すっかり魅せられたリュカは、彼らの工房に通い始める。 自分の居場所を求めてーー 2011年にIKKICOMIXrareシリーズとしてスマッシュヒットを飛ばした表題作に、描き下ろしの新エピソード34ページ分を追加し、新装版として復刊。 少年・リュカとふたりのステファンにまた会える。 【編集担当からのおすすめ情報】 追加分の新エピソードは、今巻のための完全描き下ろし! リュカの出会いの物語であった表題作「白い本の物語」のその後のエピソードです。 リュカ、ボッシュとルイ。三人いるアトリエが当たり前になった日々で起こるちょっとした事件に、はらはらしたり、ときめいたり、ほっと胸をなでおろしたりしつつも、いつまでも三人のアトリエをのぞいていたい…そんなしあわせな気持ちにさせてくれる物語です。 ぜひお手にとってご覧ください。 著者の重松成美氏は、フランスで製本の技術を学び、 帰国後「本を綴じること」をテーマにした表題作でデビュー。 その後も一貫して「本」を軸にした作品に取り組んでいます。 経験に裏打ちされた、正確な製本作業の描写も 作品世界に気持ちよく没入させてくれることうけあいです。