2020年6月発売
舞台は京から荏原へ!新章、領地経営編!! 父・盛定の名代(代理)で領地・荏原(現在の岡山県井原市)へ下ることに。 初めての領地に心躍らせる新九郎。 しかし、到着してみると領地である「東荏原」と伯父・盛景が治める「西荏原」の境目が曖昧で、 年貢の取り分も不明瞭であることが発覚。 領民も新九郎を領主として認識しておらず、 逆に盛景の息子で従兄弟の盛頼の人気は絶大。 伯父で年貢を集める「荏原政所」を取り仕切る珠厳も新九郎を客扱い、 古くから荏原に棲まう那須氏も何やら探り出し、 山積する問題に頭を抱えるがーーーー 京の都での「戦さ」とはひと味違う 地方の領地経営の難しさを描く、新たな出会いと奮闘の第4集! 【編集担当からのおすすめ情報】 応仁の乱を見て育った新九郎が、 領地経営に取り組む、最新刊! 個性豊かな家来たちとともに 領地・荏原で奮闘する姿をコミカルに、 時にシリアスに描きます! 第4集では特に、新登場のキャラクターにご注目! まずは「後由緒六家」といわれる、家来衆! 1〜3集から引き続き登場の新九郎の幼馴染み・大道寺太郎と荏原出身の荒川又次郎、在竹三郎に加え、 新たに、元気で明るく可愛い少年・山中駒若丸、無愛想な一匹狼・新木彦次郎が登場! それぞれ性格も違う5人と新九郎の食卓は賑やかでアットホーム。 末っ子、駒若の言動にはつい微笑むこと間違いなし!! この家来たちが壁にぶち当たる新九郎を支え、盛り上げます! 続いて、何かと新九郎を邪魔者扱いする 従兄弟の盛頼と、伯父・珠厳! 新九郎と正反対、豪気で大胆、体育会系の盛頼と、 京の「妖怪」たちに負け時劣らずの老獪・珠厳。 身内が故に新九郎と対立していきそうな気配…? そして、最後は荏原に古くから住む「那須氏」! 那須氏のとある人物と新九郎が急接近!? ……等々、第4集から新たに登場する面々がさらに物語の面白さを加速させます! 4集から読んでも面白い! 1〜3集を読んでから読むと更に奥深い!! 今一番アツイ本格歴史大河です!!