マンガむすび | 2020年7月10日発売

2020年7月10日発売

羽ばたき Ein Marchen(1)羽ばたき Ein Marchen(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2020年7月10日 発売

ジャンル

堀辰雄の傑作少年文学『羽ばたき Ein Marchen』を壮麗にコミカライズ。 二人の少年ーージジとキキをめぐる美しく残酷なおとぎ話。 “ジジは普通の餓鬼大將とちがつて、ただ誰よりも腕力が強いだけではなく、それと同じくらゐに誰よりも美しかつた。その慓悍な眼ざしと、その貝殼の脣とが、他の仲間たちの上に異常な魅力をもつてゐるのだ。ジジは彼の貧乏なことをも彼の魅力の一つにしてゐるやうな少年だ。” “ジゴマのジジをキキといふ少年が追ひかけてゐた。キキは身體の小さなくせに、頭の大きい少年だ。そのとき、突然ジジが石につまづいて、はげしく倒れた。そして死人の眞似をした。するとキキは、彼を捕縛すべき警官の役割を放棄して、ジジの肩に手をかけながら、女の子のやうにやさしく聞いた。  --ジジ、どこも怪我をしない? ” 原作小説と鳩山郁子の描き下ろしあとがきのほかに、文筆家・長山靖生氏による堀辰雄が生きた時代と本作の作品世界を楽しく学べる解説文も収録。 『羽ばたき Ein Marchen』という名作を多角的に楽しめる一冊。

国境のエミーリャ(2)国境のエミーリャ(2)

出版社

小学館

発売日

2020年7月10日 発売

ジャンル

仮想戦後活劇、同志諸君待望の第2巻! 作品の舞台は、第二次大戦で本土戦の後に敗戦を迎えた日本。 連合国による分割統治の後、この国は二分され 日本人民共和国(東日本国)と日本国として独立。 それぞれが東西陣営に属する国家となり、 列島には鉄のカーテンがおろされる。 二国の国境には強固な壁が築かれ 東京は、国境の街となった。 1962年の東トウキョウ。 19歳の杉浦エミーリャは、十月革命駅(旧・上野駅)の 人民食堂の給仕係という表の顔と、 東から西へと人々を逃がす脱出請負人という裏の顔を持つ女性。 壁の東側で、エミーリャは様々な人と交錯する。 パリの芸術に憧れる民警の似顔絵師。 敵性スポーツとして禁じられた 野球の傍で生きたいと願う元選手。 西から東へと亡命してきたイギリス人工作員。 偵察任務中に東側に不時着したアメリカ人パイロット。 そして彼の暗殺を狙う、死んだはずのエミーリャの兄!!? 可能性としての東京を描く仮想戦後活劇、 全人民待望の第2巻!! 【編集担当からのおすすめ情報】 『カレチ』『甲組の徹』など、鉄道を主題とした緻密な設定・検証劇に、 『シャーロッキアン!』に代表される推理ヒューマンドラマの エッセンスを掛け合わせた、池田邦彦先生が挑む新境地! 『寒い国から帰ってきたスパイ』や『ジャッカルの日』『鷲は舞い降りた』 『針の眼』などのエスピオナージュに冒険小説、 『第三の男』や『ブリッジ・オブ・スパイ』『レッドブル』 ルパン三世シリーズなどの映像作品、 『ゴルゴ13』や『MASTERキートン』などの漫画作品、 これら名作のタイトルにピンと来た方には 是非読んでいただきたい作品になっております。 監修協力を務める津久田重吾氏の確かな知識のサポートを受け、 リアリティもSF的空想も詰め込んだ、娯楽大作です!

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