2025年2月5日発売
秋の代行者・祝月撫子が、テロリスト集団「華歳」に誘拐されてしまう。 かつての雛菊と同じようにーー。 撫子奪還のため、春夏秋冬の代行者・護衛官たちは共同戦線を組む。 しかし、“春”と“夏”がそれぞれ賊の襲撃を受け…。 様々な思惑が入り交じる中、雛菊と凍蝶は10年越しに言葉を交わすーー。 季節を世に顕現する役目を担う“四季の代行者”たちとその護衛官の切なくも美しい『春を巡る』物語、第5巻。 2025年2月刊
生贄として献上されたふみを守り、人里へと帰した鬼一。 しかし、ふみは自ら生贄に立候補! 彼に「美味しそう」だと言われたいのにちっとも脈が無い……と思いきや、鬼一の様子がどこか変で!!? 「ふみ殿を見ていると何かが疼くような感情になる」 2025年2月刊
なりゆきで文化祭の実行委員をすることになった七海と鈴村。 会長と一緒に仕事することになったり、鈴村がモテちゃったりしてお互いヤキモキ…!? そして文化祭当日、七海と鈴村の両親に加えてなんと鈴村母&妹も姿を現して!? 大波乱の文化祭が開幕!! 2025年2月刊
生まれ育った公爵家と決別したリアナは、謎めいた冒険者フレドに導かれ、新天地で元侍女のアンナ、弟子となった琥珀と共に暮らしていた。 人口魔石を狙う犯人との対決を経て、この街を離れる決意を固める中、フレドとの別れだけが耐え難かったーー。 そして、リアナとフレドのもとに大きな試練が訪れる! 天才少女とその仲間たちが新しい家族の形を築く、異世界冒険ファンタジー! 2025年2月刊
私は昔から空気を読むのがうまかった。 だから、悲劇のヒロインになりたい異母妹マリンの望み通り、悪役を演じている。 そうしないと、マリンを溺愛している父に食事を抜かれてしまうから。 今日の夜会でのマリンのお目当てはバルゴア辺境伯の令息リオだ。 ーーはいはい、私がマリンのお望みどおり頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちはさっさとくっついてイチャイチャしなさいよ……と思っていたら、バルゴア令息に捕まれた私の手首がゴギッと鈍い音を出してー? 2025年2月刊