制作・出演 : サボー・アンドラーシュ
伝説はここから生まれたーー。 タル・ベーラはいかにして、唯一無二の映画作家になったのか 伝説の『サタンタンゴ』以前の足跡をたどる、日本初公開3作を4Kデジタル・ レストア版で、一挙Blu-ray化。 ★伝説的な7時間18分の『サタンタンゴ』(1994)が日本で初公開されるなど、熱狂的な支持者を生み出し続けているタル・ベーラ監督。 ジム・ジャームッシュ、アピチャッポン・ウィーラセタクンといった、名だたる世界の映画監督たちに大きな影響を与えてきたタル・ベーラが、 いかにして自らのスタイルを築き上げ、唯一無二の映画作家になったのか。 伝説前夜の日本初公開3作を4Kデジタル・レストア版で一挙Blu-ray化! ※3作品共に、本商品は2K Blu-rayとなります。 ★住宅難のブダペストで夫の両親と同居する若い夫婦の姿をドキュメンタリータッチで撮った、22歳の鮮烈なデビュー作『ファミリー・ネスト』。 社会に適合できないミュージシャンの姿を描いた監督第2作『アウトサイダー』。ジョン・カサヴェテスやケン・ローチを想起させると評された両作は、 一見すると“タル・ベーラスタイル”を確立させた記念碑的作品『ダムネーション/天罰』や、それ以降の作品とは異なっているように見える。 しかしながら、根底に共通しているのは、社会で生きる人々の姿を凝視し、それを映像にとらえる姿勢である。 職業俳優に限らないキャスティング、人々のリアルな姿を映し出すために繰り返し登場する酒場、そして酒場での歌とダンス等、 タル・ベーラのフィルモグラフィに一貫する共通項の萌芽を、既にこれらの作品群に見て取ることができる。 「--私はとても過激で若かったし、映画委で世界を変えたいと思っていました。 カメラは世界を変えるために有効であると信じていたのです。」タル・ベーラ