映画むすび | 制作・出演 : ラン・チョウ

制作・出演 : ラン・チョウ

新世紀ロマンティクス新世紀ロマンティクス

総製作期間22年! 世界が新作を熱望する中国の名匠ジャ・ジャンクー監督がドキュメンタリーとフィクションを大胆に融合した、 これまでに観たことがない映画。 ★第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品 第69回バリャドリッド国際映画祭グリーンスパイク賞、第48回サンパウロ国際映画祭最優秀国際映画賞第32回上海映画批評家協会賞最優秀映画製作者、 IndieWire批評家選出2025年公開予定作品1位、2024 SIGHT AND SOUND 年間映画トップ10 カンヌ、ベルリン、ヴェネチア、世界三大映画祭の常連にして、本作で中国人初の6度目のカンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品を果たした名匠ジャ・ジャンクー。 初期の傑作『青の稲妻』『長江哀歌』やドキュメンタリーを含む2001年から撮り溜めてきた映像素材を使用し、総製作期間は22年に及ぶ。 「斬新。過去の作品のすべては『新世紀ロマンティクス』のためにあった」とVariety誌は評する。実際の24歳・29歳・45歳の主人公たちの姿と、 「百年に一度」と言われる、21世紀初頭から現在までの中国の変化を、フィクションとノンフィクションの垣根を超えて切り取ったリアリティ溢れる映像の力強さは、観る者の心を揺さぶる。 映画内で人物も街も実際に変化していく、類い稀な、これまでにない傑作が誕生した。 主人公チャオを演じるのは監督の妻でもあるチャオ・タオ。本作で長編ドラマは8作目のタッグだ。 ジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズ、吉田喜重と岡田茉莉子、ロベルト・ロッセリーニとイングリッド・バーグマンのように、 妻である女優を主演に映画を撮り続けるジャ・ジャンクーの期待に応える熱演が光る。 ビンを演じるのは『青の稲妻』『長江哀歌』でも恋人役だったリー・チュウビン。 2作で恋人を演じたふたりがそれぞれの作品の役名で交差する世界線に映画ファンの胸が熱くなる。 音楽の使い方に定評のあるジャ監督の力量は本作でも健在。まるでジャンルレスなDJのプレイのように、時代時代を象徴し、チャオの気持ちを代弁する音楽がシームレスに流れる。 また、ジャ・ジャンクーの盟友ユー・リクウァイと近作を手掛けているエリック・ゴーティエが撮影を担当。 ここにも新旧の奇跡のコラボレーションが生まれた。映画音楽はこれまでのジャ作品とタッグを組んできたリン・チャンが手掛けている。 かつての時間を閉じ込めた映像から、現代へーー時代の流れに翻弄され続けた主人公が出すひとつの結論が刻み込まれた珠玉のラストシーン。 その強度に誰もが圧倒される。 ※収録内容は変更となる場合がございます。

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