映画むすび | 制作・出演 : 市原悦子

松本清張の原作を大映テレビが映像化したサスペンス・ドラマ・シリーズ。ベテラン家政婦・信子が出向いた家の5人家族は、一見幸せそうだが……。市原悦子主演、後の『家政婦は見た！』の前身となった謎解きミステリー。

1945年8月20日、樺太・真岡郡の郵便局で電話交換手を務めていた9人の乙女が、ソ連軍侵攻に際して若き命を断った……。真岡郵便局事件を市原悦子、香里奈、福田麻由子らの出演で映像化したスペシャル・ドラマ。

捕虜収容所の所長を務めた加藤哲太郎中尉は、戦争中の部下の罪をすべて被って戦犯となり、逃亡。やがて結婚するが逮捕され、裁判にかけられる……。元陸軍中尉による体験記を中村獅童主演で映像化した実録ドラマ。

父母を殺し、恋人をも捨ててさまよう主人公の、心の葛藤を描く長谷川和彦監督作の青春映画。当時の映画賞を総ナメにした傑作。2時間のロング・ヴァージョンを収めたデラックス版。

井伏鱒二の名著を見事に映像化した、今村昌平監督作。昭和20年8月6日、広島を襲った悲劇。その後、降った“黒い雨”に打たれたことによって、矢須子の運命は大きく動いた……。

“必殺シリーズ”第14弾は、旅ものにオカルト要素をプラスした幻の異色作。人の過去が見えたり、死んだ人の声が聞こえる修験者・先生と変わり者の仲間たちが、不気味な現象の原因となっている怨念を晴らしながら旅をする。

無実の罪を着せられた兄を救うため、熊本から東京の著名な弁護士・大塚のもとを訪れた桐子だが、大塚はその依頼を冷たく断る。1年後、ある殺人事件をきっかけに桐子は復讐を始める……。山田洋次監督唯一のミステリー作品。

78〜84年にテレビ朝日系で放映された『若さま侍捕物帳』のDVD-BOX。当時35歳の田村正和が、艶やかな紫の着流し姿で江戸の町の悪を斬る、痛快時代劇。