ぼくが命をいただ いた3日間
日本の伝統的な食文化をテーマに捉えた“食育エンターテインメント”
『ぼくが命をいただいた3日間』は、日本の伝統的な食文化をテーマに、
人が生きるということの本質を問う“食育エンターテインメント”作品。
冬休みの3日間を父親の故郷である山間の村で過ごすことになった悠介は、祖父母や村人たちと出会い、
彼らと畑仕事や猟を共にしながら、食べることのありがたさや命の尊さを学び、
「いただきます」という言葉に込められた真の意味を知るようになるーー。
ひとりの少年の成長を通じて、現代に生きる私たちがつい忘れてしまいがちな“心の豊かさ”に改めて気付かせてくれる人間ドラマだ。
主人公の悠介を演じるのは、これが映画初主演となる若山耀人。
NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(’14)で官兵衛の幼少期を演じて鮮烈な印象を残したその瑞々しい存在感は、本作でも健在だ。
そして、村に住む美少女・明日香役には、
映画『案山子とラケット〜亜季と珠子の夏休み〜』('15)やドラマ『JKは雪女』('15)で主演を務め、各界から注目を集める平祐奈。
鶏や鹿を捕えるシーンにも果敢に挑戦しており、可憐な中に芯の強さを感じさせる彼女の表情は、本作の見どころのひとつとなっている。