映画むすび | ある子供

ある子供

ある子供

★特典映像
・ダルデンヌ兄弟来日記者会見(20分)
・ダルデンヌ兄弟インタビュー(16分)
・劇場予告編

痛みを知ること、やさしくなること。
 
■涙も、本当の愛も、命の重さも、何も考えずに過ごしてきた毎日。
この未来は変わるのだろうかーー。

20歳のブリュノと18歳の恋人のソニア。
ふたりの間に子供ができるが、ブリュノにはまったく実感がない。
盗んだカメラを売りさばくように、ブリュノは子供を売る。
それを知ったソニアはショックの余り倒れ、ブリュノは、
その時になって初めて自分が冒した過ちに気づくのだが……。
現代の若者たちが抱える「私たちは大人になるのか、なれるのか」という困難を、
厳しくも暖かな視点で見つめ、胸揺さぶる物語へと昇華させた。

■2005年カンヌ国際映画祭パルムドール大賞受賞!
パルムドールに2度輝いた史上5組目の世界の名匠、ダルデンヌ兄弟最高傑作。
1999年のカンヌ国際映画祭でパルムドール大賞と主演女優賞を受賞した『ロゼッタ』で
大きな反響を呼んでから6年後の本作でなんと2度目のパルムドール大賞を受賞。
パルムドールに2度輝いた史上5組目の監督となった。
2011年の『少年と自転車』ではグランプリを受賞し
、史上初の5作連続主要賞受賞の快挙を成し遂げた。

■ジェレミー・レニエ(『イゴールの約束』『少年と自転車』)、
オリヴィエ・グルメ(『息子のまなざし』)、
ファブリツィオ・ロンジョーネ(『ロゼッタ』『サンドラの週末』)らダルデンヌ作品に欠かせない俳優陣が共演。

■マリオン・コティヤール主演の『サンドラの週末』(2015年アカデミー賞®主演女優賞ノミネート)と近年の代表作『ロルナの祈り』(2008年)を同時発売!

『ダルデンヌ兄弟がマリオン・コティヤールを主演に迎え描き出したのは
等身大のひとりの女性の物語。
マリオン・コティヤールはサンドラの弱さと強さ、繊細さ、心の機微を渾身の演技で魅せ、
世界中がその演技を高く評価し数多くの主演女優賞を総ナメにし、
アカデミー賞®主演女優賞にノミネートされた。
2009年作『ロルナの祈り』はカンヌ国際映画祭脚本賞受賞作品。

<収録内容>
・【DISC】:DVD 1枚
・画面サイズ:ビスタサイズ
・音声:オリジナル/仏語/5.1ch/ドルビーデジタル
・字幕:日本語(字幕翻訳:寺尾次郎)
※仕様は変更となる場合がございます。

<ストーリー>
ブリュノ、20歳。ソニア、18歳。ソニアはふたりの子供・ジミーを出産したばかり。
小さな盗みをしては盗品を売った金でその日暮しをしているブリュノに
「真面目に働いて欲しい」とソニアは頼むが、ブリュノは相手にしない。
ふたりは職業斡旋所に行くが、ブリュノは長蛇の列を見て辟易してしまう。
列にはソニアが残り、ブリュノはジミーを連れて散歩をする。
ふと、昨晩、取引をした女の言葉を思い出して電話するブリュノ。
「いくらで子供を買う?」--ブリュノはソニアに黙って、子供を売った。
彼はまだ何も知らなかった。涙も、働く汗も、本当の愛も、命の重ささえも。
ショックを受け、倒れるソニア。
ブリュノは自分の犯してしまった過ちに気づくのだが・・・・・・。

<キャスト>
ブリュノ : ジェレミー・レニエ
ソニア : デボラ・フランソワ
スティーヴ : ジェレミー・スガール
若いチンピラ : ファブリツィオ・ロンジョーネ
私服の刑事 : オリヴィエ・グルメ

<スタッフ>
監督・脚本:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
撮影監督:アラン・マルコァン
編集:マリー=エレーヌ・ドゾ
美術:イゴール・ガブリエル

(c) Les Films du Fleuve

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