映画むすび | 2024年7月17日発売

2024年7月17日発売

花ちりぬ花ちりぬ

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2024年7月17日 発売予定

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幕末の祇園を舞台にした京都異色篇。 美しい夢のような祇園夜話。 元治元年七月十七日、角行燈がぼんやり蒸暑い闇に浮かぶ宵。廓で生まれ舞妓から芸者になり、 今はお茶楼「まつ由」のお女将となった祇園の女・とみ(三條利喜江)は、二階から漏れ聞こえる田舎大尽の侘しい酒宴のさんざめきを聞きながら、次第に没落してゆく「まつ由」の姿を憂いている。 とみの娘・あきら(花井蘭子)は、長州の志士に思いをはせ、新時代の胎動に希望を感じていた。 砲撃の音が轟く中、はっきりしない嫌疑をかけられたとみが、新撰組に連行される。 遂に幕府と長州は一線を交えたのか、家財を捨てて逃げ出す人々で祇園の街は混乱していた。 あきらは「まつ由」の女たちを避難させるが、自分はここに留まり、とみの帰りを待つと言い出すのだった…。 ※蛤御門の変の一夜を舞台に、大きな時代の流れを女たちの視線で描いた異色の人間ドラマ。 〈1938年公開〉 <キャスト> 花井蘭子/三條利喜江/江島瑠実/堀越節子/水上怜子 <スタッフ> 原作:森本 薫/監督:石田民三/脚本:山本紫朗/音楽:伊藤宣二 ©1938 TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。

むかしの歌むかしの歌

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明治開化の大阪船場、淡雪も灯影にとけて むかしの恋に泣くお澪 多彩な時代色の中に一人のあでびとをめぐって綴られる 千歳華麗なリリシズム お澪(花井蘭子)は大阪、船場の回漕店兵庫屋の娘として何不自由なく暮らしていた。父親・治兵(進藤英太郎)は時代の波に乗って店の儲けを増やそうと躍起だ。 ある日、お澪と許婚の柵次(藤尾純)は困っていたお篠(山根寿子)を助け、その縁でお篠はお澪の許で暮らすようになった。 お篠は気立てのいい可憐さでお澪を姉と慕った。 お篠の父で零落した士族・宅間鉱平(高堂黒天)は、妻・おそよ(伊藤智子)と生活を手内職に求めて細々と暮らしている。 柵次はおそよがお澪の生母であることを知り、お澪と会わせるが、お澪はおそよに冷たい態度をとる。 そして血を分けた妹だと知ったお篠を家から追い出し、柵次に託すのだった…。 ※当時の大阪には明治の街並みが残されておらず、伊勢地方の桑名津、宇治、四日市、山田などロケーションを敢行。 船場の町はオープンセットに作られたもの。〈1939年公開〉 <キャスト> 花井蘭子/藤尾 純/進藤英太郎/高堂黒天/沢井三郎 <スタッフ> 原作:森本 薫/監督:石田民三/脚本:森本 薫 ©1939 TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。

花つみ日記花つみ日記

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そっと近づいた囁き、あなたが好きよ、指きりをして誓ったの、 胸がどきどきして…… 若き女性の集団生活を描いて当代随一の石田民三の新野心篇!! 大阪の女学校教師・梶山芙蓉(葦原邦子)のクラスには、一際目立って明るい性格の篠原栄子(高峰秀子)がいる。 彼女は、宗右衛門町の芸者屋の一人娘だった。ある日、東京から転校してきた佐田みつる(清水美佐子)と栄子は意気投合。 仲良しになり、梶山先生の誕生日に二人の名前を入れた刺繍を贈ろうという約束をした。 しかし、栄子が急にフランス人形を二人の名で贈ろうと思い立ったことから、みつるは栄子が自分だけ良い子になろうとしたのだと思い込んでしまい、二人の仲は破れる。 栄子は学校をやめて舞妓として働くことになり、二人は離れ離れになる。 ある日、病で臥せていた栄子はみつるの兄(三田進)が招集されたことを知った。栄子は、みつるのために千人針を求めて街へ出るのだった…。 ※宝塚少女歌劇のスター、葦原邦子の第一回出演作品。高峰秀子の千人針のシーンは心斎橋通りで撮影されたが、見物人が押しかけて現場の整理がたいへんだったとか。〈1939年公開〉 <キャスト> 高峰秀子/葦原邦子/清水美佐子/林 喜美子/御舟京子/松岡綾子 <スタッフ> 原作:吉屋信子/監督:石田民三/脚本:鈴木紀子/音楽:鈴木静一 ©1939 TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。

炎のごとく炎のごとく

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熱く、燃え、怒る。 剣と血の幕末を 男は炎のごとく駆け抜けた。 無鉄砲で血の気が多い仙吉(菅原文太)は、賭場のいざこざが元で深手の傷を負ったところを瞽女のおりん(倍賞美津子)に助けられ、雪山の温泉で傷を癒した。 仙吉はおりんを連れて、大垣屋清八(若山富三郎)のところへ草鞋を抜いた。 仙吉は清八と親分子分の盃を交わす気はなく、賭場廻りの行商となっておりんと幸せに暮らそうと考えていた。 愛する女のために一生を賭けようという男気に清八は惚れこむのだが、賭場の喧嘩がきっかけで、仙吉は加茂川の河原に小屋を建て賭場を開帳する。 しかし、これが名張屋新蔵(藤田まこと)の縄張りを荒らしたとして、大きな事件に発展してゆく…。 ※「映画」という言い方よりも「活動写真」の方が好きだと語る加藤泰監督が「大活動写真」を作ろうと、幕末の京都をまっすぐに駆け抜けた男の姿を熱をこめて映像に焼きつけた、大型時代劇。〈1981年公開〉 <キャスト> 菅原文太/倍賞美津子/若山富三郎/中村玉緒/佐藤 允/藤田まこと <スタッフ> 原作:吉屋信子/監督:石田民三/脚本:鈴木紀子/音楽:鈴木静一 ©1981 TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。

日本侠花伝日本侠花伝

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一度は散った愛の花 一度は死んだ女です 燃えて走った九寸五分 不倫の恋に血を流す 列車の中で絵本を行商していた近藤ミネ(真木洋子)は、代議士を刺して逃げていた侠客・田中清次郎(渡 哲也)に出会った。 ミネは仲間だと疑われ警察で激しく尋問される。 疑いが晴れて釈放されたミネは駆落ち相手の大浜実(村井国夫)と暮らすが、実は家に連れ戻されてしまった。 ミネは実を追ったが、実の気持ちは冷めていた。傷ついたミネが海に身を投げたところに、長田金造(曾我廼家明超)が釣り船で通りかかった。 助けられたミネは金造に嫁ぎ、神戸港の人夫請負を家業とする長田組の姐さんとなった。 そんな時、敵対する岸本組が刺客を雇う。金造の腹にドスを突き立てたのは清次郎だった…。 ※「男まさりで侠気に燃える女が、命をかけ、体を張って只ひたすらに真実の愛を求め続ける姿を描きあげてみたい」と、 加藤 泰監督が語る本作は、加藤 泰監督自身が7年間温めてきた執念の企画である。〈1973年公開〉 <キャスト> 真木洋子/渡 哲也/北大路欣也/加藤 剛/曾我廼家明蝶/村井国夫 <スタッフ> 原作・監督・脚本:加藤 泰/音楽:鏑木 創 ©1973 TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。

遠い明日遠い明日

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荒涼とした青春原野ーー 孤独な若者の叫びを裏切りの風がかき消していく! 多川明(三浦友和)は、死んだと聞かされていた父親が生きていて、19年前の殺人事件の犯人として服役中であることを知った。 事件の地、北九州に行った明は、犯行現場から逃げる父を見たと証言した江川良枝(宮下順子)に近づき、ベッドを共にした。 しかし、協力的だった図書館員の小林(森川正太)は明を避けるようになり、資料を渡してくれた元担当刑事は水死。 明も警察に捕まる。 北九新聞の岩佐(若山富三郎)は明に協力を申し出るが、明はそれを拒み、体に鎖を巻き「私の父は無実だ!」のプラカードを掲げて、たった一人のデモを始めた。 支援するのは街で知り合った馬場順子(いしだあゆみ)だけだ。果たして父の冤罪をはらすことはできるのか…。 ※ゆれ動く若者の心情を描かせたらナンバーワンと言われた神代辰巳監督のメガホンで、 青春文芸作品の主役を演じてきた三浦友和が、父親の無罪を信じ真実を求めて突っ走る鮮烈な生きざまに挑む異色作。〈1979年公開〉 <キャスト> 三浦友和/いしだあゆみ/宮下順子/地井武男/若山富三郎 <スタッフ> 原作:A・J・クローニン/監督:神代辰巳/脚本:馬場 当/音楽:クニ河内 ©1979 TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。

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